ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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暗闇に紅い薔薇が咲く
日時: 2009/10/26 21:15
名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: 0Zj7Agn/)
参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573

どうもです、桜姫です^^現・4作目……かな?
前に消えちゃった小説の立て直しです。
未熟な文や細かい所を多少修正してあります。



               +.*CONTENS*.+
主な登場人物>>1 用語解説>>

第1章>>2




               *.+お知らせor桜姫から+.*





         *.+:;;;;:プロローグ:;;;;:+.*
—————少女は暗い闇の夢の中で薔薇を見た。



     血でできた鮮やかすぎる紅い薔薇園を


       遠い昔の記憶のソコの鮮やかな血の海を



血で固められた土壌から血でできた赤薔薇が咲いていく。
    

      幾年も幾憶も時を重ねても



——————人は何故罪を繰り返してしまうのですか?  

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Re: 暗闇に紅い薔薇が咲く ( No.6 )
日時: 2009/10/26 20:36
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: 6DNfJ1VU)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=mpYAbEpu_Tw&feature=fvw

やほー☆
立て直したんだね
頑張って♪ 応援するよ^^

Re: 暗闇に紅い薔薇が咲く ( No.7 )
日時: 2009/10/26 20:36
名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: 0Zj7Agn/)
参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573

4話  キッカケ
教室にて……

私の元に黒髪の少女が駆け寄ってくる。

「あっ薔薇園さん、一緒に理科室行きませんか?」

『あ……私は良いです、用事があって……』

「そう、ですか……じゃあまた今度」


今私に話しかけてきたのは若宮ちひろとかいう子。

優しい子で一人でいるといつも声をかけてくれる……。

本当にいい子だと思う。

一方その頃の燐獄と煉獄は……

「燐様ぁ—!!煉様ぁ—!!こっち向いてぇ———!!!」


熱狂的なファンの人たちに囲まれていました。

まぁいつものことだったりする。

……転校初日からこんな感じで……

『レン〜どうしよっかぁ』

燐獄は煉獄の顔を覗き込む。

『……逃げよう』

煉獄の頬を冷汗が伝い落ちる。

と、その瞬間、



「なにやってんのよ!!この屑!!」



『『『!!!』』』


不意に教室に響き渡る声。

声の主はこのクラスのリーダー、北条莱夢だった。

北条家は私達の通っている学園の理事をやっている家計らしい。

「とっとと行って来なさい!鈍間!」

「すっ……すいませんっ……」

なんと莱夢に怒鳴られているのは……


若宮ちひろだった。



『風恋……』

煉獄が私に小声で呼びかける。

『分かっていますって……』

今日の依頼は…この子から、かしら……?


続く

Re: 暗闇に紅い薔薇が咲く ( No.8 )
日時: 2009/10/26 20:37
名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: 0Zj7Agn/)
参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573

凛へ
ありがとー!!
頑張るよ^^

Re: 暗闇に紅い薔薇が咲く ( No.9 )
日時: 2009/10/26 20:42
名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: 0Zj7Agn/)
参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573

5話 イライ
*ちひろ目線*
なんで……私がこんなこと……っ!!

「なんですの?その顔は」

「……っ…」

確かに私はもともと内気であまり人に意見を述べるタイプじゃない……

だからって!!私が何をしたっていうの!!??




———コ イ ツ ガ ニ ク イ !!———




「ったく使えないですわ……っ」

莱夢はそっぽを向くと脇にいた女子と喋り出した。

「莱夢っ!!知ってる??」

莱夢に話しているのは私と同じクラスの竜宮満月。



莱夢の親友らしい……。



正直、莱夢のペースについていけるのはこのクラスで満月だけかもしれない。


「どうしたのよ?満月……」

莱夢は不機嫌そうに振り返る。

そんな莱夢を満月は輝いた眼で見つめる。

「『シニガミサマ』」って知ってる!?」




え……?





……シニガミサマ……?!

        続く

Re: 暗闇に紅い薔薇が咲く ( No.10 )
日時: 2009/10/26 20:46
名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: 0Zj7Agn/)
参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573

6話 緋願花
*ちひろ目線*

シニガミサマ……っ!?

満月は輝いた眼で話を続ける。

「なんでも深夜月が1分だけ赤く光るらしくて、その時に憎い相手や恨んでいる奴の名を呟くとシニガミサマがそいつの魂を持って行ってくれるんだって!」

満月が興奮しながら莱夢に語っている。

「へぇ〜面白そうですねえ」

莱夢は冗談半分で聞いていたようだ。

……!! そうだ!

その話が本当なら……

シニガミサマに莱夢を……!!

ちひろは決意に満ちた暗い目で空を見上げた。

*風恋目線*

……あの子……

覚悟が決まったようですね。

だとすると……早く帰った方がいいですかね……

『燐! 煉! 帰りますよ』

私は群がるファンから逃げてきた2人に小声で呼びかける。

2人は黙ってコクリと頷いた。

〜深夜〜

「……寒っ……」

屋上。 冷たい風がちひろの体に吹き付ける。

「PM23:35……」

ちひろが屋上にきて、もう2時間が経過していた。

やっぱりただの都市伝説なの……!?

ちひろは俯いて帰ろうとした。



    ——————その刹那



月光が赤くちひろの体を照らした。



驚いたちひろが振り返ると、なんと月が赤く光っていた。

「……嘘っ……」

はっ……!! そうだ名前!


【北条 莱夢】


私は小声で呟いた。 すると後ろからいきなり声がした。

『ふふっ……今日の依頼人は……貴女……なの……?』

えっ……?

「誰……!?」

『私は緋願花……依頼配達人よ…ふふふっ……』

紅いドレスのような服に身を包んだ真紅の髪の少女が
妖しく私に微笑んだ。

そして……わたしの意識はそこで途切れた。
    
               続く


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