ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ——魔女狩り——
- 日時: 2009/10/28 20:42
- 名前: 魔女 (ID: ZQ92YvOU)
初小説ですっ。
上手く書けるかわかりませんが、どうか読んでください。
- Re: ——魔女狩り—— ( No.5 )
- 日時: 2009/10/28 21:21
- 名前: 魔女 (ID: ZQ92YvOU)
レッドs、ありがとうございます!
私は掲示板に小説を載せた事がないので、上手く書けるかわかりませんが……。
レッドsの方も、たまに読みに行きますね。
- Re: ——魔女狩り—— ( No.6 )
- 日時: 2009/10/28 21:25
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)
そうか・・・だから、魔女さんは書くの初めてなんですか!私なんか5月下旬から2次小説で何度も書いているんで、ここに来たのは8月くらいだったかな・・・その後、しばらく連載休載していたもので今日から連載再開しようと決めていました(笑)
はい!私はいつでも待ってますよ♪
- Re: ——魔女狩り—— ( No.7 )
- 日時: 2009/10/28 21:32
- 名前: 魔女 (ID: ZQ92YvOU)
では、書きますね!
一人暮らしになってからというもの、アリスは不規則な生活を送りがちだった。だから、今朝も、昼間で寝ようと思っていた。
(平和だなぁ……。私が死んだって、この世は平和なままなんだろうなぁ……。)
そんな事考えていたら、いきなり玄関のドアを激しく叩く音がした。
「アリス!アリス——っ!!」
この声なら、聞いた事ある。アリスが死んだら、唯一悲しんでくれるであろう人物だ。
「どうしたの、リラ。」
寝ぼけ半分で、戸を開けると、息を切らしたリラが立っていた。同い年のリラは、アリスの最後の友達だ。アリスが村から追い出された今でも、遊んでくれるのは、リラだけだ。
そのリラは、息を切らしてこんな朝早くに自分の家に来ている。アリスはただならぬ気がした。
「どうしたの、リラ。落ち着いて、あがってよ。」
「落ち着いてなんかいられないよ!!」
リラは大きく怒鳴った。息を切らしている上に怒鳴るのだから、ますますリリの顔は赤くなった。
「アリス。ま、魔女狩りだぁ……。」
- Re: ——魔女狩り—— ( No.8 )
- 日時: 2009/10/28 22:11
- 名前: 魔女 (ID: ZQ92YvOU)
リラが、アリスが村を出た後もアリスのところに行っていたのは、単なる哀れみではなかった。後ろめたかったのだ。自分のせいでアリスが追い出されたのだと思っていたから。
というのも、アリスが不思議な力を使うということを村の大人達に話したのは、リラだったからだ。村人は、アリスを家族と引き離し、アリスを村から追い出した。
だが実際、アリスはそれがリラのせいだとはこれっぽっちも思っていなかった。
話を戻そう。
「アリス!魔女狩りだ!誰かが告げ口したんだ!」
アリスの顔がみるみるうちに青ざめるのが、リラにははっきりわかった。そして、今自分がすべき事もわかっていた。
「アリス!早く逃げるのよ!魔女狩りで捕まった魔女達がどんな酷い目にあうか、わかっているでしょう!?」
アリスは戸惑った。
「でも……。魔女は、なんの役にも立たない、悪魔に呪われた女よ。いっそ捕まったほうが……。」
「もう!それは村の人たちが言ってることでしょう!
村人は、アリスが怖いから、追い出したのよ。アリスがいつか人殺しになるんじゃないかと思って」
酒に酔って口を滑らした話だった。
「そんな……」
「あぁ、もう!とにかく早く逃げるのよ!さぁ、荷物をまとめて、大切なものだけね。手伝うから、早く!」
アリスはおどおどしながらも、大切なものや必要なものを手当たり次第に肩下げカバンに詰め込んだ。どこに逃げるのかなんてわからなかったが、やはり死ぬのは嫌だった。
「さぁ!アリス、逃げて!後はあたしがなんとかするから」
「でも、そんなことしたらリラが捕まってしまうわ!」
泣きそうな顔をして、アリスが言った。丘の下から、ガシャ、ガシャ、と規則正しい、鉄のこすれあう音がする。魔女狩りの騎士たちの鎧の音だろうか。ひどく不気味に思えた。
「あたしは大丈夫!」
リラはにっこり笑った。
やっと自分がアリスを助けられる、いう充実感からの笑みだった。だがその笑みさえも、引きつっている。魔女をかくまったものでも、容赦ない拷問にかけられるのだ。
「ゴメン……リラ。あなたの事は忘れない」
「当たり前じゃない。そう簡単に忘れさせたりしないよ」
そして、目に涙をたっぷちだめ、森に向かって走った。リラはそれを満足げに見送った。
だが、そんな簡単に友達を見捨てられるようなアリスではなかった。森の少し奥の木のかげに隠れ、リラのほうを向いた。リラは気づいていない。
リラが酷いことをされたらどうしよう、と言う思いからの行動だったが、深くは考えておらず、ただリラのほうを向いた。
リラの二倍は大きいであろう魔女狩りの騎士たちが、リラの前に現れた。
- Re: ——魔女狩り—— ( No.9 )
- 日時: 2009/10/28 22:13
- 名前: 魔女 (ID: ZQ92YvOU)
あ、上の、
「酒に酔って口を滑らした話だった。」
って言うのは、村の大人が、って意味です。すいません、わかりにくくて……。
今日はこれで終わります。
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