ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- —黒兎—
- 日時: 2009/11/01 21:38
- 名前: リクヤ (ID: lFsk8dpp)
いつも寝るときは右の方に傾きながら寝るようにしている。
なぜかって?
なぜって左を向いて寝ると決まって悪い夢を見るから。
ちなみに上を向いて寝ると夢は見ないんだ。
右の方向をみながら寝ると必ずと言っていいほどファンタジー系の夢を見る。
それが大好きだった———。
けど………
————————————————————————
一応プロローグみたいなものです!
今日初めてこのサイトを見つけて小説を書こうとしました。まだまだ未熟ですが閲覧してくれると嬉しいです。コメントも期待してます(笑)
- Re: —黒兎— ( No.19 )
- 日時: 2009/11/06 22:46
- 名前: ゆう、 (ID: 7NLSkyti)
こんばんは、
あの、とても面白いんですが、改行はしないほうがいいですよ。
言った方には悪いですが、ケータイ小説しか読んでいないまともに小説を書けない人が言う言葉ですから。
これをどう受け取るかは貴方しだいですし、私の言葉に従えとも言いませんが。
- Re: —黒兎— ( No.20 )
- 日時: 2009/11/06 22:54
- 名前: リクヤ (ID: atqPP3si)
アドバイスありがとうございます
しかし、皆様から「読みにくい」という声があり自分でも確かに読みにくいと判断しました。自分なりにきちんと仕上げるというのも成し遂げたいですが皆様に読んでもらうことが優先なので暫くはこの形式でやっていきたいとおもいます。
>ゆう、s
- —黒兎— ( No.21 )
- 日時: 2009/11/06 23:57
- 名前: リクヤ (ID: atqPP3si)
「俺は……善だ。安心しろ。」
しばらくの間の後、マーリンが口を開いた。
月が照らす下、地面に僕とマーリンの黒い影が伸びるように映し出されている。
マーリンは道ばたにゆっくりと腰を下ろし僕もそれにつられるように横に並んで座った。霧が消えてきており視界もよくなってきた。
「“こっちの世界”はさっきも言ったとおり2つの組織が昔から対立を繰り返している。スファナとゾナーという組織だ。」
マーリンが夜空を仰ぎながら淡々と話し始めた。
「スファナは全ての生物との調和と平和を望む組織。それに対してゾナーは破壊と戦闘を好む集団だ。ゾナーの最終目的はわからないがこの世界にとって危険なことを目論んでいることは確かだ。」
俯きながら表情は確認できないがマーリンがそう言う。
「その対立に人間の役が立つとは思えない。」
僕は冷静に考え相手に自分の考えを述べた。マーリンは顔を上げるとゆっくりと視線をこちらに向ける。
「今の状況ではゾナーの方が戦力・技術ともに勝っている。このままではここの世界が危ない。そこで考えたのが人間界からの戦力加算だった。人間なら知能も高く我等にとって大きな戦力となるはずだ。」
まっすぐな視線で僕を見据えながら言う。しかし……
「あっちだって同じ事を考えているはずだ!さらに力を求め人間界から人間をつれてきているはずだ。」
僕もつい感情がこもってしまう。しばらくの無言の間——。
「それはあまり心配しなくていい。ゾナーには人間界と“こっちの世界”を繋ぐ『魔路』を作れる者はいないはずだ。」
確信に満ちた言葉だった。風が急に吹き付け木と木がこすれ合う音が周りに響く。やがてマーリンはすっと立ち上がるとどこまでも続くように思われる道の先を顎でしゃくりながら言った。
「スファナの本部はもうすぐだ。急ごう。」
- —黒兎— ( No.22 )
- 日時: 2009/11/07 13:02
- 名前: リクヤ (ID: atqPP3si)
突然ですが……
オリキャラ数名とイメージソングを募集したいと思います!!
やっぱり何かの曲を聴きながら読んだほうが雰囲気もそれなりに出ると思うのでこのスレにあっている曲を募集しています(*^_^*)
オリキャラはもちろん“こっちの世界”の住民たちです!下記をコピーして募集してください(^^)
†オリキャラ†
名前 『洋名/和名どちらでも構いません』
年齢 『ふつうにお願いします。不明でも構いません』
性別 『これははっきりと書いてください』
性格 『1・2行ほどお願いします』
容姿 『1・2行ほどお願いします』
容姿変化後 『魔物になる時どのような姿になるのかを書いてください』
どちらの組織か 『スファナorゾナー』
備考・特徴など 『なるべく詳しくお願いします』
では募集を始めます(^-^)
- —黒兎— ( No.23 )
- 日時: 2009/11/07 21:37
- 名前: リクヤ (ID: atqPP3si)
僕とマーリンは夜道を急ぎ足であるいていた。寒さのせいで自然と息も荒くなっていく。マーリンはふいに足を止め僕を手で制した。
「どうしたの?」
僕も立ち止まりマーリンに聞く。マーリンは人差し指を自分の口の前にやって「静かに」と小さく呟く。
森の中を風が駆けめぐる音だけがしている。暫くの沈黙の時間。僕は動くことさえも喋ることさえもできなかった。
すると「来る!」とマーリンが言い身構える。
僕たちが進むのを防ぐように2人の人間が立ちはだかる。どちらも男で片方は30代といったところ、もう片方は40代後半といったところだ。
2人ともボロ着を着ておりなにやらニヤニヤしている。
「お前、スファナの者だな。」
「スファナの情報をはいてもらうぜ?」
2人がマーリンに挑むような口調で言う。
「あいにく俺は旅の者でな。そんな情報は知らないんだよ。」
アハハッと陽気に笑って早くこの場を逃れたいようだ。僕は相手2人をじっと睨んだ。
「そんな嘘が通じるとでも?」
「無理矢理でもはいてもらうぜ。」
2人は上唇を浮かせなにやら小瓶を取り出しそれを一気に飲み干した。わずかな時間の後2人は叫びを上げ容姿が変化している。
「ちっ。さがってろ哉巳!」
僕を自分の後ろにやったマーリンは「ハアァア!」と力を込めるとやがて容姿が変化していった。
相手2人はさっきとはまったく違う姿をしていた。頭部は蜘蛛の形をしており下半身はサソリのような姿を2人ともしていた。
一方マーリンは狼と狐の融合体のような容姿。牙がするどく爪も伸びていた。獣のにおいが辺りに漂う。
「こっちは急いでるんだ。俺のスピードについてこいよ?」
マーリンは自信ありげに言うと目にもとまらない速さで相手に突進していった。
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