ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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鏡張りの部屋の中で
日時: 2009/11/04 15:01
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

初投稿でございます〜(祝)

これは私が大昔に書いた小説でございます。

多少乱文なところがあるとおもいますが

どうぞよろしくお願いします!!

〜物語〜
時は第二次世界大戦中、ナチス・ドイツのトップヒトラーは、ユダヤ人に対する精神実験を命令する。その内容は、ユダヤ人の男を鏡張りの部屋に閉じ込めて毎日食事と日記を書かせてどのようになるか調べる、というもの。対象となったユダヤ人の少年「フリードリヒ」の戦いが今始まる!!

登場人物
レティア・フリードリヒ(19)男
ユダヤ人の少年、捕虜となってしまう。

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Re: 鏡張りの部屋の中で ( No.4 )
日時: 2009/11/04 15:16
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

「ここは……」

長官が放送のスピーカーらしきところから言った。

「説明する。ここで君は何日間か過ごしてもらう。食事も用意する。ただし、君には毎日日記を書いてもらう。」

「日記?」

「そうだ。」

フリードリヒは大喜びだ!

食事もついてこんな部屋でぐうたらできるなんて

幸せだ!!

「あと、そこにたんすがある。」

みてみると、隅の方にたんすがあった。

「その中にはピストルが入っている。」

「!!」

フリードリヒは驚いた

「なぜ?」

「理由は言わん。さっさと終わるぞ。」

「あ、質問なんですけど…」

「なんだ」

「トイレは?」

「たんすの近くにある。」

Re: 鏡張りの部屋の中で ( No.5 )
日時: 2009/11/04 15:17
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

フリードリヒは幸せでいっぱいだった。

こんな楽なことでいいなんて!

「ハハハハ!!」

鏡の中の自分も大口を開けて笑った。


しかし、そう長くはつづかないのだ。この笑顔は。

Re: 鏡張りの部屋の中で ( No.6 )
日時: 2009/11/04 15:19
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

第二部 「フリードリヒの手記」


※ここから先は、フリードリヒの日記形式で書かせてもらう。


4月4日 
アウシュビッツにつれてこられる、鏡の部屋の中でぐうたらできる。幸せだ。

4月5日
ベットはないので床で寝る。おかげで体が痛い。
外では労働者がこんなにも働いているのに自分だけこんなことしてていいのか不安になる。

Re: 鏡張りの部屋の中で ( No.7 )
日時: 2009/11/04 15:21
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

4月6日
固いパンを食べる。特に書くことなし。
鏡の冷たさが体を冷やす。寒い。

4月7日
寝てるときに、ふと目を開けると鏡の中の自分が笑ったような気がした。不気味だ。
固いパンを食べる。

Re: 鏡張りの部屋の中で ( No.8 )
日時: 2009/11/04 15:23
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

4月14日
鏡の中の僕が僕を指差して笑っている。
いったい何がしたいのだろうか
僕の下の僕も僕のことをあざ笑っている。

4月18日
鏡の中の自分にだんだん腹が立ってくる
拳で思いっきりパンチした。しかし鏡の中の自分は笑っている。

合わせ鏡の中のたくさんの自分がみんな俺のことを笑う。


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