ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

鏡張りの部屋の中で
日時: 2009/11/04 15:01
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

初投稿でございます〜(祝)

これは私が大昔に書いた小説でございます。

多少乱文なところがあるとおもいますが

どうぞよろしくお願いします!!

〜物語〜
時は第二次世界大戦中、ナチス・ドイツのトップヒトラーは、ユダヤ人に対する精神実験を命令する。その内容は、ユダヤ人の男を鏡張りの部屋に閉じ込めて毎日食事と日記を書かせてどのようになるか調べる、というもの。対象となったユダヤ人の少年「フリードリヒ」の戦いが今始まる!!

登場人物
レティア・フリードリヒ(19)男
ユダヤ人の少年、捕虜となってしまう。

Page:1 2 3



Re: 鏡張りの部屋の中で ( No.1 )
日時: 2009/11/04 15:04
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

第一部 「戦争」

フリードリヒはユダヤ人だ。

ナチス・ドイツのユダヤ人に対する政策により、仲間が次々と消されていく。

今日も…アンナがあのアウシュビッツへ運ばれていった。

ゲシュタポ(国家秘密警察のこと、ユダヤ人狩りの専門)に捕まえられて、叫びながら車に乗せられていく少年少女たち……

やがて自分もああなるとおもっていた。

Re: 鏡張りの部屋の中で ( No.2 )
日時: 2009/11/04 15:08
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

フリードリヒは街中にある新聞社の地下室にひそかに隠れていた。

昼、ゲシュタポが巡回しているときはひっそりと息を潜めて、夜は一人で読書などをしていた。

ある日、フリードリヒの勤める新聞社にゲシュタポがやってきた。

ドンドンドン!!

「はい?」
「ゲシュタポだ。ユダヤ人がいないか捜査させてもらう!」

僕は息を呑み、ひたすら祈った。

しかし、すぐにゲシュタポはこの建物の中にユダヤ人がいることを察知し本棚や床を調べ始めた。

僕はひたすら祈った……

ガチャン!

「見ぃつけた」







祈りは届かなかった

Re: 鏡張りの部屋の中で ( No.3 )
日時: 2009/11/04 15:11
名前: もち ◆Zkc7RO5Hg2 (ID: C0UsoifF)

車に揺られること3時間ほど、

あの陰険な建物につれてかれた。

「アウシュビッツ」 だ。

ぼくは「働けば助かる」と書いた看板をくぐり、大勢のユダヤ人とともに中へ入った。

そのとき、僕は長官らしき人に呼び止められた。

「君はこっちだ。」

僕は手を引かれ、なにやら特殊な建物のほうへ連れて行かれた。

建物の中に入って、いきなり部屋に押し込まれた!



「ガチャン。」

重々しい錠の音がした。

上を見上げると、

自分がいた。


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。