ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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-神-
日時: 2009/11/15 22:08
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)

同じ題名で、小説を書いていたのですが
パスを忘れたので、こちらに書き直しますっ

コメ下さった方々、すみません><

じゃんじゃん、コメ下さい♪

連載中小説↓

(コメディ・ライト)
♀男子×♂女子
http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.php?mode=view&no=12031

(コメディ・ライト)
短編集〜恋の詠〜
http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.php?mode=view&no=12031

(シリアス・ダーク)
殺し屋・殺愛、此処に見参————。
http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

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Re: 立て直し -神- ( No.12 )
日時: 2009/11/08 22:03
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)

梨央ちゃんのイメソン♪ キャラソンというのか…?
http://www.youtube.com/watch?v=E5G75UxfYIA

梨央ちゃんは、本編にすら出てきてないですけどね←

Re: 立て直し -神- ( No.13 )
日時: 2009/11/15 22:03
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

「そうだけどよぉ……ナツメ。そう簡単になってくれるかなぁ……。カノジョはともかく、カレシくんはそうも上手くいかなさそーだぜ?」

ナツメと涼希は小声で会話をしていた。

俺等には聞こえないよう、話をしている様子だったが、

警戒心張りまくりの俺には、丸聞こえだった。

そんなとき。

「幸……? 顔……すごく、怖いよ」

そう言って、らんが俺のシャツを引っ張ってきた。

「らーんっ!」

俺は、軽くらんの頭を叩いた。

「ふぎょ!?」

突然の攻撃に驚いたのか、

らんは不思議な声をあげた。


「らんさァ。今日、会ったばかりの奴等に、お前が清奈が殺したこと、バレてるんだぞ? こいつ等が警察の子供とかだったら、お前はあえなく警察署行きだ。カツ丼が貰えるかは、分からないけどな」


「うぅ……ふぇーん……」

あ……清奈は禁句だったか……?

しかし、らんの泣き声は、

だんだんと、言葉になっていった。

「……たぃ……。……るしぃ……。うぅゥ……」

上手くは聞き取れないが、苦しんでいる様な……そんな気がした。


「どうしたんだ、らんっ!? 苦しいのかっ? とりあえず、保健室だっ! 
 
 そこの二人も、手伝え!!」

「えッ!? う、うんっ。オレ、保健室に先生いるか見てくるっ!」

「オウ! 頼んだぞ、涼希!! おい、ナツメ、そっちの肩、らんにかしてやれっ!」

「ん、はいはいー。……よいしょ、っと……」

「ったく、お前、少なくともクラスメートが苦しがってるのに、よくそんな平気な顔してられんなっ! ……まぁ、とりあえず、今はらんを運ぼ……」

俺とナツメは、らんに肩をかし、保健室へ向かった。


———保健室———

「あら。桜木さん、どうしたの?」

Re: -神- ( No.14 )
日時: 2009/11/15 22:09
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

コメントが来ないのは、どうしてかな…?

Re: -神- ( No.15 )
日時: 2009/11/22 22:27
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

先生は、優しくらんに話しかけた。

「苦しんです……凄く。気持ち悪くて、頭もガンガンして、痛い、です……」

「そう。じゃあ、しばらくはベットで寝てなさい。熱はないようだし。だれか、一人付き添っていてくれる?」

「じゃ、じゃあ、俺がッ!」

俺は、そう言って座っていたソファーから、

腰を上げた。

「んー。そうねぇ。出来れば、女の子が良いわ」

「そしたら、オレしかいないじゃん」

そう言いながら涼希も立ち上がり、

らんのもとへ寄っていった。


はじめて“女に生まれたかった……”、と思う瞬間だった。

Re: -神- ( No.16 )
日時: 2009/11/22 22:53
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

〜夢〜(らんSibe)

此処は……何処……??

「此処……あたしが清奈を……こ、殺した……場所……?」

人気のない、せまい路地。

まだ誰も、此処で殺人が起こった事を知らないのだろう……。

知っているのは、あたしと幸……ナツメ君と涼希ちゃんは、よく分からないけど……、

一応、この四人だけ。

「……もう二人、いるんじゃないかな?」

ふいに背後から声が聞こえた。

聞き覚えのある声に、あたしはとっさに振り向いた。

そこには……。

「せ……せ……清奈……?」

「ふふふ、正解。さすがだねぇ、らん」

「清奈っ!! 清奈、清奈、清奈、清奈、清奈、清奈、清奈、清奈、清奈、清奈、清奈っ!! 生きてたの!? 生きてたんだね、清奈っ! ごめんね、ごめんね、清奈!! あの時のあたし、どうかしてた……よ……うぅ……ひっく……。せ……清奈ぁーっ!!」

あたしは、泣きながら清奈に抱き着いた。

“清奈”と連呼しながら……。

「らんが、私を殺した事……。知っているのは、六人だよ……」

清奈が、薄気味悪い声で言った。

「え……? 清、奈……?? 何、言って……る……」

あたしは、声が出なくなったかと思った。

でも、それは違っていた。


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