ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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-神-
日時: 2009/11/15 22:08
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)

同じ題名で、小説を書いていたのですが
パスを忘れたので、こちらに書き直しますっ

コメ下さった方々、すみません><

じゃんじゃん、コメ下さい♪

連載中小説↓

(コメディ・ライト)
♀男子×♂女子
http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.php?mode=view&no=12031

(コメディ・ライト)
短編集〜恋の詠〜
http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.php?mode=view&no=12031

(シリアス・ダーク)
殺し屋・殺愛、此処に見参————。
http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

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Re: 立て直し-神- ( No.2 )
日時: 2009/11/04 16:02
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)

〜プロローグ〜

この世で一番偉いもの。
それは、“神”。

“神”とは何か。

ときに、優しく世界を希望で照らし、
ときに、厳しく世界を絶望で暗くする————

それが“神”。

神の命に従わぬ者、抹殺すべし———
抹殺した者、呪われし———

終わりの無い、“神”からの指名—————

Re: 立て直し-神- ( No.3 )
日時: 2009/11/22 22:54
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)

〜異変〜(清奈Sibe)

「いやっ……。らん……どうしたの……?
 気は確か? ねぇ………らんっ……やめてェッ!」

「うるさい。黙れ」

「ら……ん……?」

全身が恐怖に怯え、身体(からだ)が思うように動かない。

らんが私に刃物を向けてくる。

「らん、どうしてェ……」

「ごめんね、清奈。これは“神”からの命令なの。バイバイ」

——————…グスッ……——————。

「うっ……あっ……ぁぁ……」

ポタタッ…。

返り血がらんに飛び、刃物は血で真っ赤だ。

赤く、赤く、赤く染まっていく。

私も、刃物も、らんも………。

どうしてよ、らん。

私たち親友だったじゃない。

らんにとって、私は都合のいいオモチャだったの?

「あんた……らん……私が絶対……呪い殺す……か らぁ……」

気づいたら私はそう言っていて、記憶が途絶えた。

プッツンと。

Re: 立て直し-神- ( No.4 )
日時: 2009/11/22 22:54
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)

〜転入生〜(らんSibe)

「幸ィ…。なんで、あたしは清奈をッ、
 清奈を殺しちゃったのォ……?」

「大丈夫。お前は悪くねェ」

「でも、でもっ、清奈を殺したのは
 あたしだもんッ! 気づいたら殺していたからって、罪の重さは軽くならないッ!!」

「らん……」

あたしは幸に抱きついて、泣いた。泣いて、泣いて。

それでも、泪は止まらなかった。

「らん、落ち着け。学校つくから。
 泣いてるトコ、ダチに見られっとヤベーんだろ?」

幸はあたしにそう言うと、そのまま黙ってあたしの頭を軽くたたいた。

「うぅッ……幸ィ……」

「ほら、学校ついたぞ。泪止めろ」

「ウン…」

あたしと幸は教室に行き、自分の席に座った。

あたしと幸の席は、そう近くないけど、ギリギリ目配せできる程度。

二人が教室に入った約10分後、担任が一人の男子生徒を連れて教室に入ってきた。

転入生だろか?かなりの美形。

「ウソッ!? 転入生? 超カッコイイ〜////」

一人の女子生徒が立ち上がりそう言った。

辺りの女子もそれに続くようにして、

「キャーー////!! 先生ッ、席ドコ!!? 私の隣にし てくださぁーい!」

などと騒いでいる。

「落ち着いて、席について。
 まずは自己紹介ね。じゃあ、名前と一言、言ってく れる?」

「名前は川道ナツメ。よろしく」

Re: 立て直し-神- ( No.5 )
日時: 2009/11/04 16:08
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)

涼希ちゃんのイメージソングですっ↓
http://www.youtube.com/watch?v=kJNx1uHjEkk&feature=PlayList&p=229D3049AB4C3009&index=0

涼希ちゃんの話はまだ出てませんが、ぜひ聞いて見て下さいっ♪

Re: 立て直し-神- ( No.6 )
日時: 2009/11/04 16:13
名前: 詩癒 (ID: 6.Riuk1k)

「じゃあ、質問ある人。先着5名よ」

「はーい!趣味は何ですかぁ? 好きなコトとかっ」

「昔のことについてや、オカルト関係です」

「はい、はぁーい!! 誕生日はいつですかッ?」

「11月2日です」

と、どんどん質問されていき、

あっという間に5人以上になっていた。

「もう終了です! これ以上は休み時間にして下さい!! 席は桜木さんの隣です」

「はぁっ!?」

「何ですか? 藤田君……」

「いえ……。何でもない……です……」

「まぁいいです。桜木さん。しばらくは川道の事、見てあげて下さいね」

「……はぃ……」

うッ。あたし、転入生とか苦手なんだけどォ……。

友達も少ないのに……。

唯一の親友だった清奈も……。

あたしが、あたしがッ!! この手で……。

「うゥ……ひっく……」

「さ、桜木さん?」

「先生!! 桜木は朝から調子わりィって言ってたんで、俺が保健室に連れて行きます!」


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