ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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†嘘つきの印†
日時: 2009/11/17 20:41
名前: 礼音 (ID: trgNtCiB)

こんにちわ。

元心音であります、礼音です。
『嘘つきの印』を立て直すのは3回目です。汗
でも、頑張ってやるので・・・
よろしくお願いします!!

†礼音の作品(過去)
『嘘は、駄目でしょう?』

†注意
・荒らしはやめて下さい。
・誤字・脱字が多い可能性アリ!
・少しグロイかも・・・・・・です。汗

でわ、どーぞ。

†お客さま

白魔女様

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Re: †嘘つきの印† ( No.6 )
日時: 2009/11/18 16:16
名前: 礼音 (ID: wJNgr93.)

†登場人物

■エーバーハルテ・アモン・アベーユ
この物語の主人公。15歳。
サーカス団の団員で、新入り。担当演目は、ナイフ投げ。
肩より少し長い茶髪に、蜂蜜色の瞳。
親に捨てられ、リイに拾われる。
通称「エバ・アベーユ」。

■リイ・ダラン
サーカス団の座長。年齢不明の女性。
担当演目は、猛獣使い。
長い黒髪に水色の瞳。右頬に傷跡。
親に捨てられたエーバーハルテを拾った。

■レン
本名不明の少年。15歳。
サーカス団員で、担当演目は、蛇使い。
銀髪に、灰色の瞳。無口で謎だらけ。

Re: †嘘つきの印† ( No.7 )
日時: 2009/11/18 16:49
名前: 礼音 (ID: wJNgr93.)

†第二話 殺人者、シド†

「・・・ほっ」

ヒュッ、と。
わたしはナイフ投げの練習をしている最中なのだ。
カン、と。ナイフが的に当たる。
でもわたしが狙うところに、なかなか刺さらない。
・・・駄目だ。

「レン、ちょっと的の近くに立ってよ」

「・・・殺す気か、エーバーハルテ」

「エバ、って言わないと本当に殺すよ?」

「エバさん。・・・何するんだ」

レンはのそのそと、的の近くへ行った。
・・・よし。これでレンを刺したら、ゴメンだけど。
刺さらないようにナイフを投げるのが、わたしの練習。
当てたいところに当てないといけないんだから。

「刺さったらごめんね」

ヒュウッ。
カン!

レンの頬を少しかすったが、的に当たった。
なかなかじゃない?

「・・・死ぬかと思った」

「死なないわ。当てないように頑張ったから」

その瞬間だった。
レンの瞳が、ギラ、と光り、わたしの後ろを睨む。

「エーバーハルテ、ナイフを後ろ!」

レンがこんなに大声を出したのは、初めて聞いた。
わたしはとっさに、ナイフを後ろに投げる。

「・・・前に二つ」

何が起こったのか、分からないがナイフを前に投げる。
レンには何かが、見えている?

そして。
悪夢のような悲劇がおこった。

「ぐ・・・・・・は・・・・・ァ・・・!」

レンが腹をおさえながら、倒れた。

「レン?!どうしたの、レン!ねえ、レン!!」

わたしは訳が分からず、レンの傍に寄る。
・・・レンの腹からは血が出ていた。
何?何で?!何が起こったのよ?!

すると、震えるレンの腕が、わたしの目の前あるのが見えた。
・・・ナイフを持った手が。

「ねえレン?このナイフは何?」

「エ・・・ハルテを・・・殺す・・の・・・・」

死にそうなレンは、ゆっくりとナイフをわたしの腹に刺す。
・・・え?何やってるの・・・痛い、じゃん。
わたしの腹からも、血が出てきた。

「ふ・・・・・・・ぁ・・・」

倒れいく記憶の中で、わたしは人影を見た。
金髪の髪をした・・・少年の姿を。

「殺られちゃったなぁ。殺ったのに・・・」

誰かな、この少年は。

「シド・バリエール。任務終了。被害者の少女連れて行きます」

Re: †嘘つきの印† ( No.8 )
日時: 2009/11/22 19:50
名前: 礼音 (ID: jl0vZ129)

ふゥーッ
久しぶりに来た・・・・・・
更新します。

Re: †嘘つきの印† ( No.9 )
日時: 2009/11/22 19:59
名前: 礼音 (ID: jl0vZ129)

†第三話 救世主、シド†

んー・・・・・・?
あれ?あれれ?何だ、何だ?
ここはどこだ?
くぅッ・・・痛い・・・腹が痛いなあ。
あれ?腹に包帯が巻いてある。
何でだ?

「おっ、目が覚めたか、お壌ちゃん♪」

え?
ふと、知らない声が隣からした。
隣を見ると、金髪の髪をした少年が座っていた。

「えッ、えッ、えッ?!」

なにこれ!
わたし、エーバーハルテは、知らない場所にいます!
知らないベッドから、起き上がった。

「ぐううッ・・・・・・!」

「急に起きたら、傷が開くぜ」

金髪の少年は、わたしを寝かす。
・・・・・・あ。
わたし、この人、見た。

思い出した。
わたしは、レンに刺されたんだ!
レンも、誰かに刺されたんだ!
そしてレンが・・・わたしを刺した。

「・・・・・・貴方は誰ですか?」

「俺?俺の名前は、シド・バリエール」

「シド?」

金髪の髪をした少年がニ、と笑う。

「君の救世主だよ♪危なかったね」

「へ?」

正直、ついていけない。

Re: †嘘つきの印† ( No.10 )
日時: 2009/11/22 20:03
名前: 礼音 (ID: jl0vZ129)

†登場人物

■シド・ビルヴァ・バリエール
謎の少年。17歳。真兎(シント)のメンバー。
金髪に、銀色の瞳。
エーバーハルテのことを、お壌ちゃん、と呼ぶ。


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