ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ≪宝探し屋≫の学園生活
- 日時: 2009/12/01 18:32
- 名前: 玄月 (ID: AQHMnU3E)
初めまして。玄月と申します。
これから、ここで小説を書かせてもらいます。
…最初に言っておきます。僕の書く小説は…ドがつく下手です。
次に、お願いがあります。
荒らし・チェーンメール等は、やめてほしいです。
こんなに、お願いしてしまってスイマセン。これでもいい人は、お読みください。
目次(話は、主人公視点でお送りします)
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- Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.6 )
- 日時: 2009/12/01 18:51
- 名前: 玄月 (ID: 4CT2wXi/)
第4話『ノー! サー!』
…さて、授業も終わったし…帰るか。
「ねえ、舞桜君、刹那君…一緒に帰らない? …よかったら、寮に案内するよ」
蛍夜が、そう言って帰る準備をする。
舞桜は、笑いながら
「じゃあ…駄目。って言ったら?」
と聞いてみた。
すると…?
蛍夜はいつの間にか教室の隅にいた。
「…そうだよね…。僕なんかじゃ…ね…」
蛍夜がそう呟く。なんか、こっちまで悲しくなってくる。
舞桜は1分笑い転げ、蛍夜に
「冗談だよ冗談! 本気にするなよ。案内、よろしくな!」
と言って、頭をバシバシ叩く。
蛍夜はため息をつき、寮に案内してくれた。
——————————
「着いたよ。ここが男子寮。舞桜君と刹那君の部屋は…ここだよ」
蛍夜が、そう言って1つの木の戸を指さす。
戸には、『霧生刹那・神崎舞桜』と書いてある。
「…ありがとな。じゃあ、またあした」
舞桜は蛍夜にそう言って、笑いかける。
蛍夜は
「…ウン。あ…、後、旧校舎には行っちゃ駄目だ よ?」
と言って、帰ろうとする。
舞桜は、蛍夜の手首をつかみ
「なーんーでーだーよ! 俺、刹那と紅葉と蛍夜と一緒に探検に行こうって思ってたんだぞ!」
と言って、ブーブー文句を言っている。
蛍夜は、困った顔をして
「…君達には…、ううん。なんでもないよ」
と、何か言いかけて、自室まで走って行ってしまった。
俺は、舞桜と荷物を整理してから
「…舞桜、旧校舎…行くよな?」
と聞いてみた。
まぁ、聞かなくても答えなんてわかってるがな。
「ノー! サー!」
「…」
「…あ、間違った。イエスだイエス」
舞桜が、そう言ってケラケラ笑う。
…本当に大丈夫か? コイツ…。
- Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.7 )
- 日時: 2009/12/02 17:02
- 名前: 玄月 (ID: MPAkIHL2)
第5話『何言ってんだ手前ェエェェ!!』
「…ここ…だよな?」
舞桜がそう言って、美術室に入る。
しっかし…夜の校舎って不気味なもんだな…。なんか、絵が動いたりとかしそうだわ。
舞桜は…そんなの気にしてないけど…な。
「じゃ、とりあえず…扉をぶち壊そう!」
「ヤメロ馬鹿」
舞桜…お前は何で破壊するしか能がないんだ?
いつも止めて傷を増やすことになる俺の身にもなれってンだよ。
ガンッ!!!!
…あれ? いま…何かをたたく音がしたような。
「よっしゃ! このままぶっ壊してやる」
…空耳だよな。
そんなわけないよな。舞桜は俺の注意ちゃんと聞いてくれたよな?
「…あのさ、2人は何をする気だい?」
背後から明るい男の声が聞こる。
後ろを向いたら…紅葉と龍麻先生がいた。
ヤベェ…! 見つかっちまった…。
龍麻先生は、呆れ顔で
「あのさ、ここには普通の生徒がいっぱいいるんだよ?
なのに、そんな物騒なもので学校を破壊しないでほしいな…。ね、舞桜君」
と言って、舞桜の頭を軽くたたく。
舞桜は、やっと2人に気づいたようだ。
「…あの、2人は何者なの? その格好…どう見ても普通じゃないよね?」
『…』
紅葉の質問に、俺も舞桜も黙りこむ。
どう答えればいいんだ? 本当のことは言えないし…。
「実は、俺達≪宝探し屋≫なんだよねー…」
「何言ってんだ手前ェエェェ!!」
舞桜…、お前何正体ばらしてんだよ!
こういう時は、しらけるか嘘つくかしろ!
「…へェ…そうなんだ」
頭上から声がして、紅葉が頭の上に?マークをうかベる。
「…誰だ? ちょっと顔見せろ」
俺がそう言うと、天井の板が外れ
「こんばんは…。君達は何でこんなとこにいるのかな?」
と言って、蛍夜が蝙蝠のように天井から顔を出す。
何だコイツ。いつからそこにいた?
ってか、1番の疑問は、何でそんなとこから登場するんだよ。ってことだな。
「…ここには来ないほうがいいって言ったのに。何でこんなとこに来るの?」
蛍夜がそう聞いてくる。
「…えっと、この学園の地下に…『秘宝』ってもんがあるんだよ。
んで、それを組織のとこに持ってくのが俺と刹那の仕事で…んで、旧校舎の扉開いて…地下に行こうかと」
舞桜がそう言うと、3人はフーン。と呟いた。
「…こうなったら…」
俺がそう呟くと、舞桜は
「このこと知ったお前らも共犯者だ! ってことで…一緒に探索してもらうぞ!」
と言って、携帯用のPCをいじる。
…何やってんだ? と思っていると、3人の携帯電話から着メロが聞こえた。
…もしかして…?
『…これ、舞桜君からだよ…?』
…やっぱり!
舞桜は、ハハハ…と笑い、紅葉は
「すごい! アドレス教えてないのに…どうしてわかったの!?」
と、聞く。
舞桜は
「あのな、俺等はPC使ってプライバシーの大侵害することができんだ。たとえば…」
と言って、PCをまたいじる。
すると、蛍夜の携帯がら着メロが聞こえた。
…さっきの着メロと違う。流れてきた着メロは『笑点』のテーマだった。
「…な…なにこれ…?」
蛍夜はそう言って、舞桜を見つめる。
舞桜は誇らしげに
「俺がやったんだぞ! これで悪戯する事が一番得意だ」
と言って、大きな声で笑った。
「…ハイハイ、じゃあ、今日はもう帰ろうね。じゃないと、明日寝坊するよ?」
龍麻先生が苦笑して、そう言う。
そしたら、皆『はーい』と言って、寮に帰って行った。
さて、正体ばれちまったし…これからどうするかな。
- Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.8 )
- 日時: 2009/12/02 17:28
- 名前: XXXX (ID: PEk4EpeS)
ほう・・続きが気になります!!だから応援してるよ。頑張って!!!。
- Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/03 17:56
- 名前: 玄月 (ID: MPAkIHL2)
XXXX様へ
ハイ、頑張って更新します!
更新、一回消えたから…多分、早い事があります。
- Re: ≪宝探し屋≫の学園生活 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/03 18:00
- 名前: 玄月 (ID: MPAkIHL2)
第6話『…じゃあ、神様に祈るね』
今は昼休み、んで…ここは屋上。
一体どうしてこんなとこにいるかと言うと…?
今夜、龍麻先生・蛍夜・紅葉と旧校舎の地下に行くことになったからだ。舞桜のせいで!
それで、その時の話をしている。
「…で、蛍夜は何か持ってく?」
俺がそう聞いてみると、蛍夜は
「…ウン、黒魔術の本とか…国語辞典とか…それで何とかなるかな?」
といった。
否、大丈夫でない…ハズ。だけど…。
何故蛍夜だと大丈夫と思ってしまえるのだろう。
俺は、紅葉に
「…紅葉は?」
と聞いてみた。
紅葉は、
「ウン、バスケットボール持っていく!」
と言っていた。
…大丈夫か? だけど、なんか…。
紅葉も大丈夫な気がする。
最後…は、龍麻先生か。
「龍麻先生はどうするんですか?」
「俺は…もちろん、素手だ」
この人が一番説得力があるな。
何でかわからんが、この人が一番…ってか、俺達より大丈夫な気がする。
…もう、これでいいや…。
「じゃ、解散ー!」
舞桜はそう言って、紅葉と一緒に教室へ走って行ってしまった。
…俺等はどうするかな…。
「…ねェ…、本当に本で大丈夫かな?」
蛍夜が俺のほうを向いてそう聞いてくる。
……どうだかな。
…そうだ!
「どうせなら1つ技みたいなの見せてくれない?」
俺は、蛍夜にそう聞いてみる。
蛍夜は、それを聞いて
「…じゃあ、神様に祈るね」
と言って、早口でわけのわからない言葉を発す。
…これ、本当に祈ってんのか? 本当は呪いとかじゃねェか? さっき、武器に黒魔術の本入れてたし。
そして、蛍夜が何かと言い終わった瞬間!
ヒュー…と空から何かが落ちてくる音がした。
俺達が上を見てみると…なんと、大きな石が落ちてきた!
そして…俺の頭にそれがぶつかる。
「だっ! 大丈夫!?」
蛍夜がそう言って、俺に駆け寄る。
俺は、ふらふらと歩きながら
「ウン…保健室行ってくる」
と答えた。
すると、蛍夜は
「だ、駄目だよ無理しちゃ! 僕が運んでくよ!」
と言って、俺を担いで保健室まで走って行った。
…コイツ、以外と力もあるし…、本当に本が武器でも大丈夫かもな。
俺はそう思いながら、蛍夜に保健室まで運ばれた。
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