ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 僕の嫌いなモノ。
- 日時: 2009/12/06 20:05
- 名前: 藍羽 (ID: oVVCFUDs)
こんにちわ。藍羽です。
えーとですね。何故か消えました。
つうことで、前のです。↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12222
それではどうぞ。
♪お客さま
ジョーカー様 朝崎疾風様 架凛様 要竜(のび太)様
白魔女様 叉紗様
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.7 )
- 日時: 2009/12/11 16:02
- 名前: 藍羽 (ID: hvvY4hVb)
私の名前は、北条空。
今、お兄ちゃんである北条陸を睨んでいます。
何故かって?
だって私は、北条空ではなく、木下空だったから。
海お姉ちゃんは、北条です。
陸お兄ちゃんは、北条です。
じゃあ私は?
木下空です。
昔、北条家に預けられて、それっきりだそう。
親は事故で死亡。
お姉ちゃんもいたらしいけど、病気らしい。
どうして?
北条家に、木下がいて、いいのかな?
だって、私とお兄ちゃん、お姉ちゃん。
血の繋がる二人と、繋がらない私。
邪魔じゃない?
他人じゃない?
違う?
最初から、私を差別してればよかったのに・・・。
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.8 )
- 日時: 2009/12/11 16:09
- 名前: 藍羽 (ID: hvvY4hVb)
「祈里には、妹がいました」
ポツリ、と祈里が言った。
反射的に、僕、黒崎拓真は顔を上げる。
妹がいました?過去形?
「いました?・・・じゃあ今は?」
「どこかの家で、預けられているそうです」
「祈里の妹の名前は?」
祈里が、妹の名前を言った。
まるでスローモーションのようだった。
ゆっくりと、祈里が口を動かしたように見える。
「 」
僕は、知っている。
でも待て。偶然かもしれないだろ?
違う・・・。
僕は、やっぱり知っている!
昔に聞いた。
木下祈里の妹の名前、木下空。
僕が昔、聞いた話。
陸の妹のうち、一人は預けられた子。
預けたきりで、親が死んだ、っていう話を。
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/11 17:03
- 名前: 藍羽 (ID: hvvY4hVb)
「近寄るなあああああああああああああああッ!」
はあはあと、私は息をする。
私、神田沙世は今、闘っています。
血の繋がない他人である、偽の母親と。
「近寄ってみろッ。殺してやるううううッッ」
ああ、また私の性格が、変わってシマウ。
壊れてイクよ・・・。はあ、はあ、はあ・・・!
「はっ。また傷つけられたいか?!」
「五月蝿い!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れえええええ!」
「だから美世の子は、おかしいのねー」
「お前なんか・・・ッ」
「だって、美世もおかしかったもの」
「殺してやるうううううううううゥッ」
完全に、今の私は真っ黒。
陸くんや、拓真くん、リオが今の私を見たら・・・?
あはは。驚くだろうねー。
今から五分前。
私の部屋にずかずかと、憎い母親がやって来た。
血の繋がらない、母親!
そして、そこから喧嘩へ、今に至る。
神田美世を馬鹿にするな!
「お前なんかッ、すぐにでも殺せるんだあ!」
「あー、怖いね、最近の子は。美世そっくり」
「だ
ま
れ !」
完全に、私が壊れる音がした。
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/11 17:12
- 名前: 朝倉疾風 (ID: VZEtILIi)
大丈夫か、神田さんッ。
にしても祈里の妹が……偶然なのでしょうか。
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.11 )
- 日時: 2009/12/11 17:25
- 名前: 藍羽 (ID: hvvY4hVb)
朝倉疾風様。
神田さん・・・どうなるでしょうか?
祈里の妹・・・!
偶然か、本当か、ですね。
そのうち(?)分かってきます。
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