ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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魔女の血を受け継ぐ者
日時: 2009/12/30 23:52
名前: 白魔女 (ID: iH8DsO3F)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12408

こんにちはー。はじめての人ははじめましてー。
ファンタジー大好きの白魔女です。


まだ書き途中の小説があるのですが、
それがあまりにもファンタジーで、グロが全くないのでほしいな、と思い。

この小説が出来ました……(汗

出来ればそのグロの全くない「時の魔術師」ってのも、読んでほしいです(ちゃっかり宣伝w


で、さっきも書いたように、
グロメインです……!
と言うわけで、無理な人は、どうぞ戻るのボタンを押す事をお勧めいたします。



まだまだ未熟ですが、どうぞ(読める人は)読んでいってください♪

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Re: 魔女の血を受け継ぐ者 ( No.13 )
日時: 2010/01/05 00:12
名前: 白魔女 (ID: GEbzXJEw)

 すいません、ずっと続き書かないで……。

 冬休みの宿題がっ……!(泣


 明日から、続き書き出します。

Re: 魔女の血を受け継ぐ者 ( No.14 )
日時: 2010/01/05 06:54
名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

>>くまごろう >>白魔女
 こんにちゎ〜。
 あのURLは、パソコン左上(私のPCでは)
のアクセス履歴のとこ見て探したのですッ(( `o*
 掲示板から消えちゃってるけど、元々のデータは残ってるから……。
 小説をPCのお気に入りに入れておくか、URLの最後の5桁の数字を覚えておけば、
 後のアルファベットは他の小説と同じだから数字だけ変えれば見れる……と。
 どちらにしろ書き込みはできないんだけどね(ノn<)
 
 うーん、良くわからない説明でごめんなさいッ<(_ _)>

Re: 魔女の血を受け継ぐ者 ( No.15 )
日時: 2010/01/05 11:48
名前: 白魔女 (ID: GEbzXJEw)

ありがとう、架凛!

でも、私のバカな頭では、理解出来ない……!(泣

Re: 魔女の血を受け継ぐ者 ( No.16 )
日時: 2010/01/05 12:07
名前: 白魔女 (ID: GEbzXJEw)

——一章——


 朝日に照らされ、起きた私は、一瞬ここがどこだかわからなくなった。

 が、すぐに思い出した。そうだ。私はおばあちゃんの家に引き取られたんだ。

 部屋を出て階段を降りながら、私はさっきみた夢を思い出していた。

 真っ赤な部屋——血にまみれながら笑みを浮かべる少女——。思い出しただけでぞっとする。

「あら、ヒカリちゃん、起きたの?」

 朝食を作っていたおばあちゃんば、振り向きもしないで言う。

「まだ、ここに来て数日しかたってないからね、ゆっくりしていいんだよ」

 私のことを気遣ってか、おばあちゃんが言った。

「はい……。あの、姉はっ……」

 私は思わず聞いた。

「え?あぁ、ヨミちゃんは、ここから少し離れた、おじいちゃん家に住んでいるわ」

 そうだった……私は昨日も同じ事を聞いていたことを思い出した。私が住んでいるこの家は、母方の祖母の家出、姉のヨミは父方の祖父の家にいるのだ。

「ヒカリちゃん……今はもう何も、心配しなくていいのよ……」

 お姉ちゃんの事を思い出していた私に、祖母が易しく言った。


 
 私とお姉ちゃんのお父さん、お母さんは、数日前に死んだ。いや、殺された。

 私とお姉ちゃんが家に帰ったとき、もう親は無残な死体と化していた。

 そう、今日見たあの悪夢のように、部屋を真っ赤に染めて——。

 思い出すだけで、吐き気を催す光景だった。

 ——と、今までの話が、おばあちゃんや警察に話した「作り話」だ。警察もそれを信じて、外部犯の廃校と見た。

 実際は違う。私はもっとおぞましいものを見たのだ。

 お姉ちゃんが、お姉ちゃんが、お父さんとお母さんを殺したのだ。

 悪夢の中で見たあの少女は、お姉ちゃんだったのだ——。

Re: 魔女の血を受け継ぐ者 ( No.17 )
日時: 2010/01/05 12:11
名前: 白魔女 (ID: GEbzXJEw)

——二章——


 おぞましい。恐ろしい。

 朝食を食べ終えた私は部屋で布団に包まって、震えていた。

 お姉ちゃんは狂っている!お姉ちゃんは、もうおねえちゃんじゃない!

 実の親を殺せるのなら、私ももうすぐ殺されるかもしれない。そう思うと、震えが止まらなくなった。

 その時、ベッドの横で音がした。見ると、おばあちゃんが飼っている猫のミケがいる。

 私はミケを抱き上げ、撫でた。少し、心が休まる気がした。


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