ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ヤミノナカデ
- 日時： 2010/01/24 12:06
- 名前： ショーコ （ID: 2gVh92pS）
こんにちはー＞＜!
シリアスは書くの初めてです(・ω・)!
下手なりに足掻きます←
‡目次
cast >>002
00 >>001
01 >>003
02 >>005
03 >>010
04 >>012
- Re: ヤミノナカデ ( No.12 )
- 日時： 2010/01/24 13:04
- 名前： ショーコ ◆2DNEbF3uNY （ID: 2gVh92pS）
04
部屋の外は、まさに豪華絢爛そのものだった
「…すげぇ…」
思わず少年はぽつりと漏らす
「だろ?
俺が認めただけあるだろ、この屋敷」
男が少し得意げになる
こくん、と頷かずにはいられなかった
壁やら天井やら机やら
何から何までがキラキラと輝きを放っている
「でもあんまり豪華すぎてもなー…」
「何か言ったか餓鬼」
少年が呟くが
男の凄い剣幕に押され、「いや、何でも…」と
返さざる負えなくなる
そんな時、ふいに1人の少女が歩み寄ってきた
「アンスガーさん! 帰ってきてたんですか」
笑みを浮かべるその少女は、
男に向かって話しかけていた
(この男、アンスガーっていうのか…)
などとかってに納得する少年をよそに、
2人はいろいろと語りだした
「今回はどうだった?」
「いつもと変わりませんよ、特に怪我もありません」
「そうか、そりゃあよかった」
アンスガーが笑う
あらためて見ると、その少女はなかなかに美人だった
無造作に束ねている金髪に
深海を連想させるような青い瞳
「あ、そうだ、お前にも紹介しなきゃな」
いろいろと考えていると、
少年の方を見てアンスガーが言う
「こいつはドニ、俺の部下だ」
少女の頭をぽんと叩きながら、紹介してくれる
「あ、どーも…」
ぺこり、と頭を垂れる
ドニがこちらに視線をやった
正面から見ると、やっぱりきれいだ
「…………よろしく」
少しドニの表情が曇った
「?」
少年は不審がるが、
ドニはそっぽをむいてしまった
- Re: ヤミノナカデ ( No.13 )
- 日時： 2010/01/24 11:07
- 名前： 夜空(元シア) ◆oQwO6pOV0U （ID: PqmNCYUu）
- 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=13504
初めまして♪
題名につられて(笑)きました。
ショーコさん小説うまくないですか!?
初めてには見えません；；←
小説頑張ってください♪
- Re: ヤミノナカデ ( No.14 )
- 日時： 2010/01/24 12:05
- 名前： ショーコ ◆2DNEbF3uNY （ID: 2gVh92pS）
夜空様
こめありがとです＞＜!
上手いだなんてそんなこと…ッッ←
はい、頑張らせていただきます(・ω・●)!
- Re: ヤミノナカデ ( No.15 )
- 日時： 2010/09/02 20:31
- 名前： ショーコ ◆2DNEbF3uNY （ID: VGwfvbah）
うぐ…書きかけだと…
古スレあげてすみません;
これからは更新頑張らせていただきます;▽;
- Re: ヤミノナカデ ( No.16 )
- 日時： 2010/09/02 20:45
- 名前： ショーコ ◆2DNEbF3uNY （ID: VGwfvbah）
05
「……それじゃあ失礼します また何かあったら呼んでくださいね」
ドニはそうアンスガーに言い残し、少し早足で少年の元を去って行った。
擦れ違いざまのドニの表情が強張っていた気がする。
綺麗な金髪が頬を撫でて、くすぐったかった。
「悪いな、あいつ人見知り激しいっつーか、人間嫌いらしくてさ」
アンスガーが苦笑しながら顎を掻く。
人間嫌い?と少年が返せば、「まあ、人と会話したりするのが苦手らしくてよ」とまた歩みをすすめる。
「ふーん…」
豪奢な廊下をぺたりぺたりと、狭い歩幅で進む。
天井が高すぎるせいか、なんだか落ち着かない。
だがアンスガーが早足なので、今は付いていくのに集中する。
この男は自分が怪我人だということを忘れているのではないか、と少年が疑いたくなるほど、アンスガーは信じかたいスピードで歩く。
あくまで歩いているので素早く動く手足が少し滑稽だったりする。
目的の場所に着いた時には、少年は肩で息をしている始末だった。
この掲示板は過去ログ化されています。