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白き羽の騎手
日時: 2009/12/26 16:02
名前: アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

 今回が初投稿です。

 下手ですが、よろしくお願いします。


目次
 1 プロローグ
    >>1
 2 キャンバス
    >>4 >>5

Page:1 2



Re: 白き羽の騎手 ( No.5 )
日時: 2009/12/26 20:14
名前: アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

「まずは、絵の間違いが分からないんだ」

 キャンバスはいつも、宮殿の奥に保管されているため、均衡の守人は、どこが変わってしまっているのか、分からないのだ。
 だが、どうしてそれが変わっているのを『均衡の女神』が知っているのか、ユイは知らない。
 一度聞いては見たのだが、『均衡の女神』は教えてくれなかった

 「絵には、何が描いてあったの?」

 レンのその問いに、ユイは腕を組んで、う〜んと唸った。
 キャンバスに描かれていた内容を、思い出しながら、それを言葉にしていく。

 「真ん中が真っ白で、それを囲むように、水、光、それと大地が描かれている絵よ」

 一見したら、普通の絵だ。
 これまでのキャンバスと比べれば、それは美しい絵だった。
 ユイが今まで、見てきたキャンバスは、一目で歪んでいるとわかるような絵だったのだ。

 真っ赤にそまった羽のキャンバス。
 ただ黒一色で塗りつぶされたキャンバス。
 天地が逆さまになったキャンバス。

 そして、その中も、とても歪んでいた。
 だが、今回は違っていたのだ。
 この街は、どこを見ても人々に賑やかな掛け声や笑顔がたくさんある。
 表面上からみ見れば、どこにも次元の歪みはない。

 「お花がないんだよ」

 「へ?」
 
 不意にレンがそう言った。
 とっさの事で、ユイは間抜けな声を出す。

 「あはは、騎手さんもそんな声を出すんだね。いっつもは、冷静なのに」

 「そんな事はもういいから、はやく言って!!」

 顔を赤くして叫ぶユイを見て、レンはまた、からかうように笑った。
 そして、その笑顔のままで答える。

 「だから、お花が足りないんだよ。ほら、キャンバスには土も、お水も、お日様もあるんでしょう? それなのに、お花がないのは、おかしいんじゃないかなーって、思ったの」

 その言葉に、ユイが感嘆の声を思わず漏らした。
 レンの発想には、いつも驚かれる。
 この子は純粋だから、こういう事が得意なのだろう。

 「ほら、ボクをほめてー、ほめてー」

 駄々をこねながら、引っ付いてくるレンの頭をクシャッと撫でながら、ユイは言った。

 「さぁ、行くよ、レン。この次元の『花』を捜しに」

Re: 白き羽の騎手 ( No.6 )
日時: 2009/12/26 15:31
名前: Care Bears (ID: EbRIJM5s)

★鑑定結果★

短所

>>4の『キャンバス』。の場合。はいらないでしょう!『キャンバス』を強調したいのであればスペースを空けたほうがいいでしょう!全体的に『、』が多いです!

長所

文と喋る文のバランスがすごく良いです♪読みやすいです!これからも頑張ってください!

Re: 白き羽の騎手 ( No.7 )
日時: 2009/12/26 15:50
名前: 知赴 (ID: MKQiWlnd)

すげ〜〜

Re: 白き羽の騎手 ( No.8 )
日時: 2009/12/26 16:01
名前: アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

知赴さん

 お褒めの言葉、ありがとうございます。
 これからも、よろしくお願いします。

Re: 白き羽の騎手 ( No.9 )
日時: 2009/12/26 17:23
名前: アルフ ◆wSaCDPDEl2 (ID: ykAwvZHP)

更新楽しみにしてます


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