ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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脱出ゲーム
日時: 2009/12/26 20:02
名前: sirara (ID: vKo2Fmoq)

初投稿です・・・・。
小説書きたいなと思ってかくだけです はぃ
下手です めっちゃ下手です 堪忍してください

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Re: 脱出ゲーム ( No.1 )
日時: 2009/12/26 20:54
名前: sirara (ID: vKo2Fmoq)

          第一部

 

「おい!池田拓也!聞いているのか 飯を持ってきたぞ!」
全身薄緑の作業服着て深く帽子をかぶってる男が入ってきた

物心ついたときから俺は変な施設の中で生活している
施設といっても不便なもので ホールには大きな真っ白いテーブルが一つだけ
自分の部屋に限っては 机とベッドだけ こんな所で俺は14年も過ごしてきたのか・・・・。

この施設で生活している人は男子3人 女子3人
俺を含めて6人で全員俺とおない年の14歳だ

「ぅちのハンバーグと拓ちゃんのサラダ交換しない?」
こいつは 林文香(はやし ふみか) 誰にでも馴れ馴れしく接する 明るい奴だ

「あぁ、いいよ 俺肉のほうが好きだし」
「ありがとぉ」文香は嬉しそうに微笑んだ

そこで割り込んできたのが 安藤健(あんどう たける) 「だったら俺と交換しろよぉ」 安藤は俺達のほうを見て言った。
「やだねぇ。コイツは俺がもらったんだ! お前は他の奴からもらいな」

「じゃぁ! 飛鳥ぁ チョーダイ」
「・・・ヤダ」 健が話しかけたのは 五十嵐明日香(いがらし あすか) 
コイツとはあまり話したことがない・・・。 というか飛鳥自体無口なのだ。
そのためにかこの施設で働いている奴らは 飛鳥を嫌っている。 罵声や過度な暴力など飛鳥は今までにひどい仕打ちを受けてきているらしい

「私のあげようか?」そういったのは中川綾香(なかがわあやか)だった。
「マジ? ありがとぉぉおぉおぉ マジ感謝 サンキューーー」
「いいよ別に・・・。 私肉あんま好きじゃないしさぁ」

あと一人の男子の事を俺達は知らない。
しかし確かに6人がこの施設に収容されている

不便な施設内で俺達は笑い、支えあいながら生活していた。 何もない場所だが毎日が楽しかった。
しかし この楽しい時間も永遠の物ではなかった




 


 

Re: 脱出ゲーム ( No.2 )
日時: 2009/12/26 21:27
名前: アヤカ (ID: VTrHJ6VV)

 すごい面白いです。
 なんでこの子たちが閉じ込められているのか……続きがすごく気になります!

 初投稿とは思えない程、上手ですね。
 私も初投稿で「白き羽の騎手」と言う小説をやってるので、よかったら見てって下さい。

Re: 脱出ゲーム ( No.3 )
日時: 2009/12/26 21:34
名前: sirara (ID: vKo2Fmoq)

第二部

その日の朝 いつもの時間に朝食が来ない・・・・。
今まで 多少の遅れはあったものの 来ないなんて事は一度もなかった。 時計の針は12時を刻んだ
おかしいと思い 俺はホールへ急ぐ 案の定みんな集まっていた しかし、様子がおかしい。いつもは見張り役の係り員が二人いた。 しかし、今日は一人もいない。 

「どうしたのかなぁ? 初めてだよねぇ?こんなの」
心配気に文香が聞いてきた
「だ・・大丈夫だろ。 待ってればきっといつもどうりに係り員の人が食事を届けてくれるよ・・・。」
しかしいくら待っても一向にだれかが来る気配はない

「おい! この扉開いてるぞ!」 健が興奮気味に言った。
その廊下に続く扉は普段はあいていない。 開くときは係り員が 出入りする時だけだったからだ。
なので施設で生活している男女は出たことがなかった

「出てみないか? なにかわかるかもしれないし」
俺達はみんなで廊下に出ることにした。

廊下は一本道で迷うことがないのが幸いだった。
しばらく歩くと真っ赤なドアが見えた
「俺達が入るから 女子はここでまっててくれ」
そういって 俺と健がドアを開け部屋の中に入った
二人は愕然とした

真っ白に塗だったはずの壁は真っ赤に染まり
部屋の中は血生臭い匂いで吐きそうだった
奥には大勢の人の死体が山のように放置されていた

様子をみに来た女子はその場で絶叫した。。。。

Re: 脱出ゲーム ( No.4 )
日時: 2009/12/26 22:05
名前: sirara (ID: vKo2Fmoq)

第三部

「こいつら・・・。 全員死んでるの?」
沈黙の中、最初に話だしたのは綾香だった。
「・・・とりあえずここを出よう この部屋にいると吐き気がするし、なにもないだろう」
そういって俺達は部屋から出た。

どうやら山のようにあった死体は恐らくここで働いていた奴らだろう。 
あの様子とこの静けさから 全員死んでいるのだと予想はついた。 つまり今施設内にいる人は 俺達5人と 俺達と同じ立場のもう1人ってことになる。
いや、もしかしてあいつらを殺したもう1人がいるかもしれない・・・。

「そろそろ動こうぜ!」健がそう言い 歩きだした
皆もそれに続いて歩いた。
 廊下の一番奥の部屋まで来た ここから出るには
この部屋を通らないといけないようだ・・・・。

「あけるぜ・・・。」健がそう言い、扉を開けると

「ようこそぉ お疲れ様ですぅ よくここまでたどりつきましたぁぁぁ」 スピーカーからの音声のようだ

「まずは自己紹介から・・・。 僕の名前は・・・そうだな ゲームマスターとでも読んでくれ。 君達と同じ立場の人間だ。 君達から言うと 6人目だね
今から君達にはゲームをしてもらうよ? ここから脱出するための いわば ー脱出ゲームー だよ」

「ゲーム?」 健が聞いた
「そうだよ 生死を賭けたゲーム 君達には合計5ゲーム、5種類のゲームをしてもらうよ 1ゲームごとに一人が死ぬ 最後に残った人は僕と勝負してもらうよ僕を倒したら この施設を出て自由に暮らして構わない 勝った褒美は 自由、それと 外での幸せを保証しよう。」 
そういって モニターに大量の札束が移った 

「合計一億円あるよ。 これも持っていって構わない君達はずっと施設暮らしだったからわからないだろうけど これだけあれば 好きなだけ遊んで暮らせるぞ それじゃっ 第一ゲームのルール説明を始めるよ」

俺達はソイツの言う意味のわからないゲームとやらに参加することになったのだ 


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