ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ばっどえんど。
- 日時: 2010/01/09 13:50
- 名前: 六 ◆BbBCzwKYiA (ID: IJ2q7Vk/)
「………さよなら」
〆御挨拶
こんにちはこんばんはおはようございますはじめまして。どうも六と申すモノです。
はい。ダーク(ファンタジー?)です。多分グロ入るかもしれません。
つっても本格的にグロテスクなものは入りません。入れません。絶対。
題名の通り、基本的にハッピーエンドではないかと。
………何はともあれ、六は色々挑戦してみるヘタレです。そんなのでも良ければどうぞ完結まで付き合ってやって下さい。
〆目次
0. >>2
1. >>7
2. >>9
3. >>13
4. >>15
5. >>17
一番上のセリフは言わせてみたいものだったりします。
暖かい目で見てやって下さい。
- Re: ばっどえんど。 ( No.14 )
- 日時: 2010/01/05 23:44
- 名前: 秋澪 ◆.eVjkzeYwM (ID: 7CyvmYBv)
頑張れ
応援してるぞ
あとオレもシリアス・ダークで小説書いてるから 見に来てな
- 4. ( No.15 )
- 日時: 2010/01/08 15:09
- 名前: 六 ◆BbBCzwKYiA (ID: IJ2q7Vk/)
前に広がるは荒野。見上げたら灰色の空。
……予想通りの光景だった。それはもう見事なまでに想像通り。細部まで、とはいかないが。
あてもなく足を前に進めてみても何もなかった。生温い風とひび割れた大地に転がる小さな石だけ。
…これが、「世界」?分からない。もしそうなら僕は今すぐ死ねる。出来るわけないが。
遥か彼方に街が見えた、気がした。……仕方が無い。ここにいても何をするわけでもないから、あそこに向かおうか。
確信のない視界の端に捉えただけの街を探し、見えた方向へ歩き出した。
※ ※ ※ ※
「……何だよ。ここ」
そこにあったのは街でも何でもなかった。ただ、瓦礫が積み重なる、命を持つ物が消えてしまった光景だった。
なら、先程見たのは何だったのか。その場にあった家の残骸にもたれ掛かって2時間程前の光景を思い出してみる。
人がいるように、建物があったように見えたのはあの時の見間違いだったのか。
……いや、違う。
何故だか分からないが、これには確信が持てた。
……じゃあ、見間違い以外の何で片付ける?幽霊なんてものは信じていないし、極限まで疲労している時に見えるという幻も僕は信じていない。
……もしかしたら。
ひとつだけ、心当たりがあった。これも、僕が信じていないおとぎ話や架空の物語の類だが。
何時の間にか血の汚れが消えていた剣で空を斬る。予想通り、空気に小さな歪みが見えた。
……やっぱり、な
小さく呟いた。
〜〜〜〜〜〜〜
本当にこれ疲れる。
でも書くの楽しい。
- Re: ばっどえんど。 ( No.16 )
- 日時: 2010/01/06 23:45
- 名前: 秋澪 ◆.eVjkzeYwM (ID: 7CyvmYBv)
六 コメントありがとう
かなり嬉しかった
- 5. ( No.17 )
- 日時: 2010/01/09 13:49
- 名前: 六 ◆BbBCzwKYiA (ID: IJ2q7Vk/)
正体は掴んだ。
後の問題は、どうやってあれをここから、……この世界から。元の場所に戻すか、という事だった。
何故、自分がここまでこの村に関わろうとするのか。さっさと立ち去ればいいものを。
自分でも、何故あれを戻そうとしているのかは分からなかった。でも、そうしなければいけないような気がした。それがさらに自分の思考をややこしい事にしていた。
「…ここ、かな?」
「村の中心」であろう場所で足を止める。
その場で辺りを見回し、先ほどしまったばかりの剣を取り出した。
あれの正体は、恐らく———それなら、これで問題ない筈だ。
剣で円を描き、その中に魔方陣の模様を作る。
「…還れ」
呟いて剣を地面に突き刺した。その瞬間、魔法人の周りに光が舞い、大きな円を作る。——ここに誰かがいれば、間違いなく感嘆の声を放つ事が予測できるほど、それは美しい光景だった——そして、少し経った後、その光は魔方陣と共に姿を消した。
「お前らは、「ウィスプ」だろ?」
光が消え、剣を地面から抜いてから、何に訪ねる訳でもなく言う。
聞いた事があった。
生きているものが消えた街には、「ウィスプ」と呼ばれる魔物が住み着き、そこの近くに来たものに幻覚を見せる。
立ち去らせるには魔方陣を書かなければいけない事も、剣をその中心に刺すという事も、全て何処かで聞いたことのあるその話と全てが一致していた。
恐らくその話は、「本物」が誰かから聞いた話の類だろう。例え記憶に無いとしても、あの研究者達がそんな話をするわけが無い。それだけは確信が持てた。
瞬間、
何も見えなくなった。聴こえなくなった。
瓦礫も、強く吹き付ける風の音も。
そして、世界が暗転した————
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
…楽しい。でも疲れる(しつこい
- Re: ばっどえんど。 ( No.18 )
- 日時: 2010/01/09 01:28
- 名前: 秋澪 ◆.eVjkzeYwM (ID: 7CyvmYBv)
保留かい
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