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 ぼ く ら の 放 課 後 
日時: 2010/01/21 18:53
名前: いせめん ◆zd2ryv2wEE (ID: R3ss0lfj)

はじめまして。

小説も、此処にくるのもお初な、いせめんですw

今回は【ぼくらの放課後】を書かせて頂きます。

ぐだぐだな小説だと思います。

しかもかなりつまらないです(笑゛



〜あらすじ〜

 2020年の地球。
 そこは今の時代と変わりも無い、ただただ平凡な世界。
 東京に在住する【駒沢 環(コマザワ タマキ)】という少年。
 彼は中学1年生の男の子である。
 特に変わった特技もなければ、趣味もない。
 ごく普通の中学生。
 
 ある日の地球、それは何かが違う日であった。
 なんの変哲もない東京。
 ただ、ただ何かが違った。
 駒沢は、渋谷区で友達と遊びに出掛けていた。
 周りの人々の様子・・・
 空の様子・・・
 空は火山灰が散らばったような黒い色をしていて、
 雲は赤い目をしたようだ・・・
 人々は俯いてずっと、ずっっと、
 ひたすら歩く。

 駒沢の前に、一つの黒い影が立ちはだかった。

 黒い影は、ある人物ののことをこう呼ぶ。


   BLACK PRINCE 



#1【物語の始まり 】  >>1
#2【影からの手紙 】  >>2
#3【 コマザワの決意  】  >>3
#4【戦場へのプロローグ】 >>5
#5【  ゲーム開始  】 >>6

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Re:  ぼ く ら の 放 課 後  ( No.2 )
日時: 2010/01/20 20:38
名前: いせめん ◆zd2ryv2wEE (ID: R3ss0lfj)

#2


『さっさと教えてくれ。そのヒントってやつを。』

【指令1 日のもとの首にて、塔の最上階に向かえ。】



・・・・・・



『!!』

気づくとそこはいつもの東京。
駒沢はどうやら眠っていたようだ。

あの黒い影はもうどこにもいない。

あれは夢だったのか。

それとも真実だったのか。

疲れたのか——

そう信じ込み、駒沢は友達と別れて自宅へ向かった。


『今帰ったよ 母さん。』

『あら、おかえり。
 そういえばポストにあなた宛ての手紙が入ってたわよ。』

『手紙・・・?誰から?』

『黒い世界の騎士よりって。』

『!!?』

『環の友達のいたずらかしら。』

『・・・い、いや、あとで見るから。』

『そうなの?分かったわ。
 明日朝早く学校にいって プロジェクトでしょ?
 早く宿題して寝なさいよね。』

『うん・・・。』

部屋に戻ってはさっそく 例の手紙を開けてみる。

Re:  ぼ く ら の 放 課 後  ( No.3 )
日時: 2010/01/20 20:50
名前: いせめん ◆zd2ryv2wEE (ID: R3ss0lfj)

#3


はろーダネ、コマザワ君。

君は信じてないみたいだね。

黒王子のことも、全て。

僕の存在も。

夢で片付けようなんてさせないよ。

さっきも言ったとおり、

ヒントをさっそくあげたのだから、

さっさとその場所に来ないと、

地球は削除するよ。

信じなくてもいい。

だけど

後悔したってしらない。

遣り残したことがあったってしらないよ。

明日の放課後に、その場所に向かいなさい。

待っているよ。コマザワ君。




『だ、だったらなんだよ・・・』

駒沢は少々戸惑いを見せる。

駒沢は決めた。

『ゲームを買ったからには、クリアするのが普通だろ。』


駒沢は、机に向かいデスクのライトをつけ、

宿題のプリントを終わらせた後、ベッドに入った。


こんなことしてていいのか———


何度も頭を過ぎるその台詞。

考え、考えた上で、

駒沢は深い眠りについたのであった。

Re:  ぼ く ら の 放 課 後  ( No.4 )
日時: 2010/01/20 20:58
名前: いせめん ◆zd2ryv2wEE (ID: R3ss0lfj)

おちます

Re:  ぼ く ら の 放 課 後  ( No.5 )
日時: 2010/01/21 18:40
名前: いせめん ◆zd2ryv2wEE (ID: R3ss0lfj)

#4


朝だ。眠っていたのか。

そうだ忘れていたよ。

一晩眠っただけで、昨日の自信は何処かへ行った。

さて、飯食って、学校行って、ゲーム開始だ。


ピンポーン——


誰かがきた。

なんだか胸が騒ぐ・・・。

『おーい、環早くしろってのー』

なんだ。佑太か。


白木 佑太 ♂ シラキ ユウタ

やんちゃで常に明るい。

まあムードメーカーとでも言っておこう。

いつも一緒に学校へ登校している。

幼稚園からの幼馴染だ。

幼稚園からの幼馴染ならまだあと一人いる。


桜庭 蒼 ♀ サクラバ アオイ



俺といつも一緒だった。

元々同じマンションに住んでいて、

親同士長い付き合いだったから 仲がいいのかも。

だけど、俺はそうとは思わない。


あいつは俺のことを好んでいて、俺もあいつを好んでいる。

ずっとそう思ってた。

小学校の卒業式——

クラスメイトみんなが涙をこぼした。

勿論俺も。

佑太なんて教室でずっと号泣。

みんなにばかにされて、鼻水たらしながら。

面白かった。

その日の帰り道。

佑太と俺と蒼は泣きながら帰っていった。

佑太はその日に、卒業祝いのため、

叔父のもとへ途中でさよならをした。

二人気まずい空気。

急に彼女がこっちを向いてこういった。


『私、環のことだいっきらいだったの。』



あの日のその後の俺の記憶なんて、もうない。

無理矢理消したんだ。

Re:  ぼ く ら の 放 課 後  ( No.6 )
日時: 2010/01/21 18:51
名前: いせめん ◆zd2ryv2wEE (ID: R3ss0lfj)

#6


・・・・・・しまった。

すっかり自分の世界に突入していた。

『おーい、今日はやけに遅くないかー?』

『あ、ごめんごめんー』

『おっやっとでてきたな!』

『悪い悪い、考え事に夢中になってたよ。』

『まったくおせえんだよ!反省しろよってのー』

『はは、悪かったよ』



いつもの調子だ。



学校に到着し、二人はそれぞれ自分の教室へと入る。

普通に授業をうけ、給食を食べて。

さあ、始まる。


キーンコーンカーンコーン


なった!とうとうゲームが始まる!!!!!

すると佑太が賑わう廊下の中を走ってきた。

『おい!!!!俺もやらせてくれよ!!!!』

『・・・?』

『そのゲームにきまってんだろー!!?』

『な、なんでお前がそのこと・・・』

『手紙が俺の机の中に入ってたんだよ!』

『誰から・・・だよ』

『ゲームの主催者しかいねーだろ!』

『・・・じゃあ説明することなんて何もない
 今すぐそのヒントをもとに行くぞ!』

『楽しそうだなッ!ははっ!』


・・・誰かの声が聞こえた。

小さな小さな、ねずみのような声が。

するとそこには、蒼がいた。

蒼がこういった。

『私にも手紙・・・きたの』


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