ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 〜ZERO シーズン1〜 6・7話更新♪
- 日時: 2010/03/06 21:51
- 名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)
2作目です♪1作目もお願いしますm(__)m
更新は遅れると思いますが、よろしくです!!
■注意&呼びかけ■
1.荒らしや喧嘩はお止めください。
2.間違い・打ちミスがあればお知らせください。
3.アドバイスやコメントをよろしくお願いします。
〜見てくださったお客様方々〜
白城蓮様 海鼠様 カレン様
キャスト>>4>>8
1話>>1
2話>>7
3話>>11
4話>>12
5話>>15
6話>>16
7話>>17
8話
9話
10話
- Re: 〜ZERO〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/02/23 16:40
- 名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)
1話 『プロローグ』
「暇だ・・・」
この日の授業を終え、机の上で寝そべっている男子生徒がいた。
今年で中学3年生になった琴庭駿は大あくびをしながら帰りの用意を始める。
「駿、今日帰りどっか寄り道する?」
「俺はいいよ。帰ったら晩飯の用意があるし。」
駿の両親はちょうど3年前の春に他界した。
そう、駿が中学一年生になった年に死んだ。
突然の出来事だった。一本の電話で自分と弟の人生が180度変わった。
「お母さんとお父さんが・・・・亡くなった・・・」
初対面の先生にそう言われ、最初は嘘か何かと思っていた。いや、そう信じたかった。
病院に駆けつけば、2人はベットの上で寝ているような穏やかな顔で亡くなっていた。
死因は事故死。
中学校に来る途中に大型トラックと正面衝突。
運転手はそのまま逃亡。2人は即死。
残ったのは弟の真人。今は小学5年生。
駿は帰りの会を終えると、学校を颯爽と出て自宅へ向かった。
「今日はカレーでいいかな・・・」
駿はそうつぶやくと、真っ赤な夕日を見つめた。
**********
同時刻、駿と同じ夕日を見つめていた男はニヤリと笑う。
男は廃ビルの6階から私立萩原中学校を見ていた。
「例の作戦はいけるか?」
男がそう言うと、後ろから一人の女子高生が現れた。
服装は萩原高校のもので、スタイルが良くモデルのようだ。
「本当にやる気?本当に大金があるの?」
「気にするな。仲間がすでに大金の在りかを発見している。」
男たちが話しているのは、本当の話。
実は、萩原中学校の地下には前々から織田信長の埋蔵金が隠されているのではないかという噂があった。
男が半信半疑で調べていると、どうやら埋蔵金は地形からして校舎の真下。
地下10メートルほどの場所にあるらしい。
「・・・・ほかのメンバーは?」
「成美、お前は気にしなくていい。作戦が実行される日は近い日に報告する。」
「了解・・・」
成美と呼ばれる女子高生は頷くと、ビルを後にした。
**********
「ただいま〜ぁ。」
「お兄ちゃんお帰り!!」
駿が玄関に入ると、元気よく真人が出てきた。
「晩飯待ってな。」
「うん!!リビングにいるよ。」
真人はそう言うと、リビングの方へ走って行った。
駿は2階に上がり、自分の荷物を部屋に置くとすぐにキッチンへと向かった。
エプロンを着て包丁を持つと、すぐにカレー作りへとりかかった。
30分後・・・・
琴庭家にカレーにいい匂いが広がる。
駿と真人はリビングにつくと、カレーを頬張った。
「おいしー!!」
「ありがと。今日は何かあったか?」
駿がきくと、真人は前から用意していた一枚の紙を駿に渡す。
駿はその紙を見ると、カレーを食べる動作が止まった。
「参観日・・・か・・・・」
「欠席でいいよね?」
真人がつらそうに言う。
しかし、それしか手を打つ方法はない。
「ごめんな。お兄ちゃんはいけない。」
「いいよ。いつものことだし。」
真人はそう言うと、プリント奪い取り部屋へと向かった。
駿は何も言えず、ただカレーを見つめていた。
- Re: 〜ZERO〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/02/23 19:51
- 名前: 白城 蓮 (ID: sLixnwLP)
遊太さん。俺の作品評価してください!あなたほどの文章力のある人は久々です!どうかお願いします!
俺も題名はZeroなんです。なんかごめんなさい。でも、自分では知らずに・・・本当にごめんなさい。
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