ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 日時: 2010/03/19 21:02
- 名前: カレン (ID: d4kY0fEA)
とりあえずやってみるのです。
なんだっていいじゃない人間だもの。
更新はかなり遅めです。
素人の書く小説、よかったら見てやってください。
はい。
アドバイス、いただけると嬉しいです。
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- Re: ‐‐‐ link ‐‐‐ ( No.6 )
- 日時: 2010/02/27 14:10
- 名前: カレン (ID: 1/l/Iy6H)
>>白魔女さん
コメありがとうございます。
白魔女さんの小説、すっごい素敵だと思います!
続きがんばりたいと思いますので温かく見守ってやってください…><;
- 第二話 ( No.7 )
- 日時: 2010/02/28 14:28
- 名前: カレン (ID: .KyU0SCB)
第二話
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「なんだよ…これ…」
その物が分からなかったわけではない。
意味が分からなかったのだ。
何故、俺の部屋にある?
何故、何故俺なのか?
部屋のカギを確認しに行く。
『ガチャ…』
鍵はかかったまま。どうやって。
少し、背筋が寒くなった気がした。
「おかしい…」
次々、上がる疑問点を飲み込み
俺は急いで支度をし、学校へ向かった。
「ケイゴ! これ!」
「リョウ? どうした… それは」
「俺にも届いたんだ、あの紙… 鍵はかかったままなのに…」
普通なら、ありえないはずだ。
鍵がかかったまま部屋に入れるはずがない。
ありえない。
しかも、寝ている俺が気付かないのもおかしい。
「…変だよな…リョウどうする? ゲーム、やるか?」
「やらないよ、怖いっていうか絶対に何かあるって!」
「そうか? 面白そうじゃないか?」
「ケイゴ、やるつもりなのか?」
「ああ」
「やめた方がいいって」
「怖いのか?」
ケイゴは俺の方を見て軽く笑った。
「怖くねえって! 絶対に何かあるって!」
「大丈夫だって」
ケイゴはまた軽く笑った。
絶対にやらない方がいい、俺の何かが言っている。
こういうのは、ろくなのがないのだから。
でも多分ケイゴは聞かないだろう。
その夜、ケイゴからメールがあった。
[今、そのゲームやってる 意外にこのゲームシンプルだぜ]
だけのメールだった。
俺は、そうか気をつけてなとメールを返信した。
そのゲームがよほど面白いのか、そのあとケイゴからメールは来なかった。
次の日。
朝起きたのはいいが、どうも気持ちがすっきりしなかった。
まず、ケイゴが心配だった。
あのゲームやってて、大丈夫だろうか。
「おはよう」
挨拶をしながら、教室に入る。
「おはよー」
数名から、挨拶が返ってきた。
だが、ケイゴの姿はなかった。
全身から、血の気が引いて行くのが分かった。
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- Re: ‐‐‐ link ‐‐‐ ( No.8 )
- 日時: 2010/02/27 17:54
- 名前: 千愛 ◆pkNiroAAwE (ID: vLFo5XnB)
†鑑定結果†
・少し、行が開けすぎかと思います…
・!や?のあとは1マス開けましょう
・小説でwwは使わないほうが良い作品になります!
アドバイス
・>>1のように、題名のところにプロローグと書かず、小説の中に書いたほうがいいです!!
一言
・内容自体はひきつけられる面白い話です!!
基本を良くすると読みやすく、より、良い作品になります♪
- Re: ‐‐‐ link ‐‐‐ ( No.9 )
- 日時: 2010/02/28 13:51
- 名前: カレン (ID: .KyU0SCB)
>>千愛さん
鑑定どうもありがとうございます!
さすがに読みにくいですよね…
修正したいと思います><
本当にありがとうございました!
- 第三話 ( No.10 )
- 日時: 2010/02/28 15:08
- 名前: カレン (ID: .KyU0SCB)
第三話
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いつもなら、ケイゴがそこに座っているはずなのに。
しかし、そこには誰もいなかった。
「アカリ! ケイゴ!! ケイゴは!」
「え? どうしたの? そんなに慌てて…」
「いいから、ケイゴは!?」
「ケイゴくんはお休みだって」
「え?」
「風邪引いたんだって」
「な、んだ…」
俺は、その場に座り込んだ。
何故だろう、疲れが一気に襲ってきた。
「リョウちゃん、大丈夫?」
「ああ…」
やはり、俺の考えすぎなのか?
あのゲームは普通のゲームだったんだろう。
でもなぜか、胸のざわつきは治まらなかった。
「ああ…なんだろう…」
俺は、ままならない足つきで自分の席に着いた。
そのまま、ぐだっとなってしまう。
全部、俺の考えすぎだったのだろうか?
あのゲームは普通のゲームかもしれない。
ケイゴはただそれにハマっただけで、今日は風邪で休み。
ただそれだけのことなのに、なんだろう、この感じは。
「リョウちゃん、本当に大丈夫? 保健室行く?」
「いや…大丈夫」
「そお?」
「ありがとな」
「ふふ…リョウちゃんのばーか」
アカリは、昔からよく俺の心配をしてくれた。
昔の俺は病弱で、何かあるとよく貧血を起こしていた。
小学校の頃、学校で倒れてそのまま病院送りになった時も、アカリは泣きながら俺のそばにいてくれた。
今となっては、いい思い出なのかもしれない。
そのあとの授業も、集中できなかった。
ケイゴのことが頭に引っかかる。
相変わらず胸の中のざわつきは治まらない。
『ピーンポーン…』
今、俺はケイゴの家の前にいる。
電話してもつながらなかった。寝ていたのかもしれない。
だが、心配でここまで来てしまった。
「へえー、ここがケイゴくんちなんだぁ」
「なんでついてきたんだよ」
「お見舞いだよ〜 かわいい子がお見舞いしに来たら、風邪もソッコー治るでしょ?」
「いや、余計にひどくな…ぐはっ」
言いかけた言葉は、アカリの腹パンによってかき消された。
「んー? リョウちゃん何か言ったのかなー?」
「何もありません…」
俺が、健康的になったからってその扱いの差はひどすぎる。
「にしても、誰も出てこないね」
「うん」
『ピーンポーン…』
チャイムの音は、空しく響くだけだった。
「病院でもいったのかな?」
「そうかもしんないな…」
でも、そうは思えなかった。
心のどこかで、何かが強く叫ぶ。
「じゃあ、帰ろ?」
「そう…だな」
ケイゴの家に背中を向ける。
(…リョウ)
「え?」
「どうしたの?」
「いや…」
何か声がした気がする。ケイゴのような。
しかし、何も聞こえない。
気のせいだったのだろうか。
「リョウちゃん、暗くなっちゃうよ?」
「分かった…」
心残りはあるものの、俺は足取り重く家に帰った。
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