ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

禁断の赤い実を貴方に・・・。(グロ注意です。
日時: 2010/03/21 11:35
名前: 咲 (ID: MQ1NqBYl)

ちょっと気が向いたので書いてみます。

いつ更新できるか分かんないけど頑張る。

*かなりグロイ表現あります。

Page:1 2 3 4



Re: 禁断の赤い実を貴方に・・・。 ( No.3 )
日時: 2010/03/11 20:16
名前: 咲 (ID: MQ1NqBYl)

第1話


「ねぇ、アダムはさぁ赤い実食べたいと思わない?」

「そうだなぁ・・・禁止されてるんだしね。駄目だろうね。」

イヴとアダムの会話を聞いてしまった僕。
これが悲劇の始まりだなんて・・・

「食べてみたいなぁ・・・こんなにも綺麗な赤い実をしているのに・・・」
イヴはある日禁断の赤い実の木の前で立っていた。

『食べればいいだろう?君は食べたいんだろう?』
そんなイヴに話しかけたのは蛇だった。

蛇は禁断の赤い実には「知恵」をつける能力がある事を知っていた。

「食べてはいけない」僕がそう言っていたのは・・・

僕が「神」であってイヴ達は「人間」である事を分かって欲しくないからだった。

元々、二人を作り出したのはこの僕だ。
僕の持つ想像力を利用して作り出したんだ。
最初はアダムだけだった。
けれどアダムが死んでしまったからその骨で違う骨格をしたもう一人を作ったんだ。
それが「イヴ」

あまりにも綺麗すぎて、僕は「失いたくない」って思ったんだ。

これがすべての始まりになるなんて・・・

Re: 禁断の赤い実を貴方に・・・。 ( No.4 )
日時: 2010/03/13 21:05
名前: 咲 (ID: MQ1NqBYl)

第2話

可愛い君の横で
   綺麗な横顔を見ているだけで僕は幸せだった。
でも君は寂しそうだった。

僕と君しかいない天界はただ広いだけで何にもない世界だった。

だから僕はもう一度アダムを作り直したんだ。

イヴが寂しくないように・・・
     君が1人で泣かないように・・・・

なのに・・・  
    なのに・・・

どうして?
君はなんでアダムと恋に落ちて禁断の実を食べてしまったんだい?

アダムなんかいらなかったな・・・

赤い実なんか存在しなかったら良かったのに・・・

嗚呼、僕はなんて罪を犯してしまったんだろう。


神にだって罪はあるのだろうか・・・

僕は神・・・
 君は・・・人間・・・

なんて悲しい事なんだろう。

君と結ばれる事は無いんだね。

だったら生まれ変わって君と共になろう。

Re: 禁断の赤い実を貴方に・・・。 ( No.5 )
日時: 2010/03/13 21:20
名前: 咲 (ID: MQ1NqBYl)

第3話

時は変わり・・・現在。

「優也☆今日も一緒に帰ろう♪」
「もちろん。美統と一緒に帰るよ。」
優也と美統は生まれ変わりだ。

もちろんこの僕も・・・

生まれ変わっているさ。
「紅翅さん、今日は委員会だよ?」
僕は帰ろうとしている美統を呼びとめた。

「うっそ、マジ?最悪だぁ。優也と一緒に今帰るとこだったのに〜?」
「しょうがないじゃいか。早くしてくれるかな紅翅さん。」
僕は美統を急がせて優也から離し委員会へと向かった。

(計画道理さ・・・。)
僕はそう思った。

これから美統は僕のものとなるんだ。

「ねぇ、神崎ホントに委員会なわけ?」
美統は早く帰りたそうに僕に聞いてきた。

「そんなわけないだろう?あるわけないじゃないか。こんな日にね・・・」

「なっ・・・!!!」
僕はそう言うと美統を部屋に閉じ込めた。

「君はここで静かにしていてくれるかな?僕の子猫ちゃん?」

「嫌だ!!今すぐ優也のとこに帰して!!!」

「五月蠅い子猫ちゃんだね君は。なんにも憶えていないのか・・・。」

僕は美統の口に睡眠薬を入れ口を閉じさせた。

しばらくもがいていた美統だったが薬が効いたのか静かになった。

「さてと・・・殺しに行きますか。優也をね・・・」

殺した後じっくり美統の事はいただきますか・・・。

Re: 禁断の赤い実を貴方に・・・。 ( No.6 )
日時: 2010/03/16 19:21
名前: 咲 (ID: MQ1NqBYl)

第4話

「優也くん。君に死んでもらいたいな?」
僕は優也へ行き、ナイフを首に突き付けた。

「何すんだよ!まさかそれで・・・美統を・・・?」
優也はものすごい顔で僕を睨んできた。

「まさか。僕は美統が好きなんだ。君なんかよりずっとずっと前から・・・」
僕はそう言って優也にナイフを振りおろした。

が、ささったその先には優也ではなく別の男がいた。

「何だこいつ。まあいい。殺せればいいんだ。命拾いしたね。優也くん・・・。」


次は絶対に・・・


         殺る・・・。

Re: 禁断の赤い実を貴方に・・・。 ( No.7 )
日時: 2010/03/14 20:05
名前: しっぽ☆ (ID: vehLH22f)

にゃぁぁぁ!

面白いではないかっ!

続き楽しみにしてるよ^^


Page:1 2 3 4



この掲示板は過去ログ化されています。