ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 妖怪百物語
- 日時: 2010/03/18 16:28
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: bmJ5BkM0)
初めまして!じゃない人はこんにちわ!
邪狼といいます。
前にも書いていたんですが放置をしてしまったので新しく違うものを書こうと思います。
更新は亀なりに遅いです。亀に失礼なくらい。
荒らしさんはご歓迎しないのでよろしくお願いします。
あと、この話はその妖怪が中心でやっていきます。
作者のこのスッカスカの脳の記憶ですから曖昧な点もあると思います。
もう一つ、僕には文才と言う文字は存在しません。
それでもいい方はどうぞご堪能ください。
コメント、アドバイスがある人はバンバン言ってください!
第一幕 猫又が生まれたわけ >>1
第二幕 二口女が生まれたわけ >>5
第三幕 川赤子の悪事&作者の考え事 >>6
第四幕 人面犬ができたわけ >>9 パート2 >>12
- Re: 妖怪百物語 ( No.5 )
- 日時: 2010/03/14 14:54
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: 5xRuHQIJ)
第二幕 二口女が生まれたわけ
あるところに女の人がいた。
女の人のお腹の中には小さな命が宿っていた。
しかし女の人は貧しく、赤ちゃんを育てる余裕などなかった。
赤ちゃんが生まれた。
しかし育てることはできない。
女の人は生まれたばかりの赤ちゃんを捨ててしまった。
赤ちゃんは寒さや飢えで死んでしまった。
数日後、女の人は激しい頭痛にあった。
そして幻聴が聞こえるようになった。
『ひどいよぅ……ひどいよぅ……』
飢えで苦しんで死んだ赤ちゃんの霊の声だ。
女の人は苦しんだ。
頭痛が激しく、頭を抱え込んだときあるものが手についた。
頭に後ろ。そこに、
口があったのだ。
声もそこから聞こえてくる。
『なんで……育てて…くれなかったんだ……』
いつまでもいつまでも言い続けるもう一つの口。
口が喋るたびに頭に酷い激痛が走る。
『酷いよぅ……僕は…ちゃんと生まれたのに……』
唯一口が黙るのが何かを食べてるときだった。
女の人は休まずずっともう一つの口に食べ物を与えているという。
今でも……ずっとね……。
〜後書き〜
二口女さん知っている人いますかね?
僕は小さい頃やった双六でかなり出てきた、思い出深い妖怪さんです。
- Re: 妖怪百物語 ( No.6 )
- 日時: 2010/03/14 16:29
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: 5xRuHQIJ)
第三幕 川赤子の悪事
川赤子とは小さな赤ん坊の姿の妖怪らしい。
確信がない理由はこんな妖怪だからである。
ある夜、若者が暗い夜道を歩いていた。
そして小さな川の橋に来たとき、
小さく赤ん坊の鳴く声が聞こえてきた。
「捨て子かな?」
そう思った若者は少し心配になり、赤ん坊を探すことにした。
「……おぎゃぁ……おぎゃぁ……」
声の聞こえるほうへ近寄っていく。
あと少し、と言う所まで来ると不思議と声が真後ろから聞こえるようになる。
「……おぎゃぁ……おぎゃぁ……」
聞こえた場所に行くとさっきの場所から声が聞こえてくる。
そうやって若者を騙す。
と言ったたいして悪い悪事をしない妖怪だ。
こういうたいして悪い事をしない妖怪もいれば、
そうじゃない妖怪もいると思う。
次はそんな話が書きたいな……
- Re: 妖怪百物語 ( No.7 )
- 日時: 2010/03/14 22:05
- 名前: アリス (ID: SGJxjeZv)
- 参照: 廻ル廻ル…全テノ運命ハ廻リ出ス——…
邪狼も最近シリアスやってるんだ♪
俺も最近やってるよーw
- Re: 妖怪百物語 ( No.8 )
- 日時: 2010/03/15 18:35
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: bmJ5BkM0)
うーん……前にも書いてたんだけど放置した♪
だから新しいの作ろうかなぁって……
- Re: 妖怪百物語 ( No.9 )
- 日時: 2010/03/17 18:15
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: bmJ5BkM0)
第四幕 人面犬ができた理由
人面犬って知ってる?
そうそう、顔が人間で体が犬って言うあの妖怪。
あれがなんでできたか知ってる?
僕が知ってるのは一つなんだけどね……。
飼い主さんと一緒に轢かれたときになったって奴。
ある日、一人の飼い主と犬がいつものように散歩をしていたんだ。
けどその日はいつも通りじゃなかった。
いきなりトラックが突っ込んできて飼い主達を轢いて行ったんだ。
もちろん飼い主達は即死。
トラックが走り去ったあとには飼い主達の遺体。
いや、飼い主達が混ざった遺体。
ぐちゃぐちゃになった犬の遺体が飼い主の遺体に混ざりこんであって……。
これで、飼い主と犬は一つになったんだ。
そして今も探してる……。
自分達を殺した、トラックの運転手を…ね……。
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