ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 殺人遊戯 ——死のゲーム——
- 日時: 2010/03/20 18:56
- 名前: shelly ◆8/MtyDeTiY (ID: lP7eWhd3)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=RhwFt2CBXVo&feature=player_embedded
みなさんはじめまして!shelly(シェリー)です。
双子の姉に紹介されて小説カキコにやってきました。
パソコン歴は姉より長いですが、小説は書き始めて一年ぐらいです(汗)。
友達と姉に協力してもらいながら書いていきます。
文章とかストーリー構成がグチャグチャですが、どうか、よろしくお願いします。
さて、題名についてですが、決して殺人遊戯じゃないですよ?
殺人遊戯です!まぁ、(さつじんゆうぎ)と読んでもらってもいいですけどネ・・・
イメージソング
(.hack//Link より『時の階段』) 参照クリックで見てください。
それでは、これからよろしくお願いします!m(−−)m
- Re: 殺人遊戯 ——死のゲーム—— ( No.7 )
- 日時: 2010/03/21 20:07
- 名前: カラー ◆egKvqKISno (ID: 1JT7H2ne)
面白いです!つづきが気になります。
がんばってくださいね。
- Re: 殺人遊戯 ——死のゲーム—— ( No.8 )
- 日時: 2010/03/21 21:37
- 名前: shelly ◆8/MtyDeTiY (ID: 1JT7H2ne)
コメありがとうございます!
まだまだ未熟ですが頑張っていきます^^
- Re: 殺人遊戯 ——死のゲーム—— ( No.9 )
- 日時: 2010/03/23 22:19
- 名前: shelly ◆8/MtyDeTiY (ID: CROAJ4XF)
第二話 「手紙」
彼女の願い・・・それは、『普通になること』たとえ、叶わない夢だとしても、いつも夢見ていた———
暗い部屋・・・それは、杏の部屋の中だった。少しだけ違和感がする。リアルじゃないというのか・・・。そう、これは夢なのだから。
杏は、壁にかかっている鏡を見て、びっくりする。
あの、血のような紅い左目が黒くなっているのだ・・・
たとえ、それが夢であったとしても、杏にとってはとても嬉しいことなのだから・・・
長い間、大人達とまわりの子供達から忌嫌われていたのだから。それがどれほどの苦痛なのかは杏にしか分からない。
世間という言葉を嫌うまでに杏は追い詰められていた。
この憎たらしい左目のせいでッ!
もしも、願いが叶うなら、『普通になりたい』・・・この夢が現実であればいいのに・・・
そんな、杏に一通の手紙が届いた。
杏は少しだけ気持ちが悪かった。
こんな自分に手紙を送る者などいるはずがないのだから・・・
杏は抵抗しつつも、手紙のなかを拝見した。
白い封筒には、手紙が収められていた。封筒には何かの紋章が描かれていた。
手紙にはこう書かれていた———
殺人遊戯へのご招待
はじめまして、臥龍岡 杏 様。私は、殺人遊戯の提案者の< yuna > という者です。 今回、臥龍岡様は殺人遊戯に参加する資格がございます。このゲームをクリアされましたら、龍岡様の願いを一つだけ叶えることができます。
ご参加されるも、拒否されるも臥龍岡様のご自由です。
ご参加お待ちしております。
殺人遊戯のゲーム内容については、会場にてご説明いたします。ご参加される場合は、4月4日に▲▲▲公園前にご来場をお願いいたします。臥龍岡様のお迎えとして、私の部下を向かわせます。
なお、ご参加を拒否される場合は、ゲームオーバーと扱わせてもらいます。ゲームオーバーの場合は、臥龍岡様のお命を頂きます。
ご理解の程をよろしくお願いいたします。
殺人遊戯支配者 < yuna >
続く
- Re: 殺人遊戯 ——死のゲーム—— ( No.10 )
- 日時: 2010/03/24 13:42
- 名前: shelly ◆8/MtyDeTiY (ID: V8df6PvY)
第三話 「左目」
4月4日——
夜の公園。ひんやりとした公園の中は時間が止まってしまったのようかに静寂に支配されている。
公園の中には一人の少女が立っていた。制服に長い黒髪・・・なんといっても左目を覆う眼帯が気になるものだが・・・
その少女は臥龍岡杏。
そう、彼女はあの手紙・・・謎の人物、< yuna >から届いた手紙のとおり、この公園を訪れたのだ。
手紙の内容は信じがたい・・・
願いを一つだけ叶える。確かに嘘っぽい。だけど、孤独という地獄に落ちた杏には暗闇をさす光のようなもの・・・
杏は少しの可能性にかけてみたのだ。
たとえ、それが杏以外の人間が読んでも大体の人間はこの公園に来るだろう。命を頂くと脅されているのだから・・・
杏の命を頂く・・・つまり、杏を殺すという意味なのだろう。
だから、その二つの理由をもってこの公園を訪れた・・・
『本当に願いが叶うなら、普通になりたい・・・』
そう思ったとき、強い風が杏を囲むように—————
風は杏の足元を襲うと、杏の目の前に移動した。まるで、風が生きているように・・・
「・・・っ!」
風が止むと、杏は驚きの表情をみせる。杏の目の前には、一人の女が立っていたのだ。
黒いドレスに白いエプロンのようなもの・・・まるで、メイドのような姿。長い金髪の髪を横に二つ束ねている。そして、その女の目は、黒でも、茶色でも、青でもなく、自分と同じ紅い瞳であった。
少しだけ気味が悪いというか、違和感がするというのか・・・
そのメイドは、杏の前で丁寧にお辞儀をすると、杏の顔をまじまじと眺めるのであった。
『私の部下を向かわせます』
あの手紙に書いてあった言葉・・・。
彼女がその部下なのだろうか?
「臥龍岡杏様、おまちしておりました」
『・・・・?』
メイド服の女は、何もない空間に手を向け———
『・・・っ!?』
何もない空間からは、扉のようなものが現れた。
「さぁ、どうぞお入りください」
『え?』
杏は扉に手をかけると、吸い込まれるように異空間の中に入っていた。
さぁさぁ、殺人遊戯は始まります。時計は動き出し、時を刻みはじめ、幻想と殺戮を生み出していくのです。さぁ、時間に遅れないように・・・・
続く
- Re: 殺人遊戯 ——死のゲーム—— ( No.11 )
- 日時: 2010/03/24 13:44
- 名前: shelly ◆8/MtyDeTiY (ID: V8df6PvY)
- 参照: http://noberu.dee.cc/noberu/gazoutoukou/src/file224.bmp
杏を描いてみました!マウス描きなんでカクカクしてます・・・(汗)
参照クリックで見れます。
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