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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- タイムロード 〜女神の夢〜
- 日時: 2010/04/09 16:34
- 名前: ねこまる (ID: EJiOtxGl)
所は人が足を踏み入れない神殿。
いや、踏み入れる事ができない神殿。
世界のすべての時間を操る女神が眠る場所。
神殿は人々に『タイムロード』と呼ばれていた。
思い出・後悔・忘却。
足を踏み入れるごとに思い出し、失ってゆく魔の道。
人々は女神の怒りに触れないよう、神殿には入らない。
だが、それでも平和ではなかった。
神殿に巣くうモンスターたちが人々を脅す。
人々はモンスターたちを女神の使いだと思い、何でも言うことを聞いていた。
そのモンスターを倒し、世界を平和にしようと一人の男が立ち上がった━━━━━━━━
- Re: タイムロード 〜女神の夢〜 1話 ( No.1 )
- 日時: 2010/04/06 14:43
- 名前: ねこまる (ID: EJiOtxGl)
異変は突然訪れる。
草原を駆ける風たちが、何の気まぐれなのか人々の思い出をさらってゆく。
向かう先は.............そう。神殿。
その異変にいち早く気づいたのは、世界を旅する矛使い『翔夜』であった。
「・・・・?」
翔夜がふと疑問に思ったこと。
「笑顔が・・・ない。それに誰もしゃべらない?」
そう。翔夜が言ったように人々の笑顔が消えている。
孤独に近い、複雑な表情。
翔夜は風が過ぎ去った方向。風下を見る。
そこには当然のように、神殿があった。
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