ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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  空  —二度と戻れない日々—
日時: 2010/04/12 16:30
名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: NOphWmYz)
参照: http://happy.ap.teacup.com/baira612/

★、ご挨拶
こんにちはー!!前作「戦場のプリンセス」が
挫折してしまった香織です←
>>0での名前は香織ですが、次のレスから
「朔羅」って名前でかきたいと思ってます!
よろしくおねがいしますっ




★、ご注意
*微エロ・微グロ含みます
*時代考証めちゃくちゃー
*雑になる可能性大



★、自己紹介
名前⇒朔羅(Sakura)、香織(Kaori)
学年⇒中2
好きな漫画・アニメ⇒ドラえもん・女子高生
好きなモデル⇒くみっきー
好きな歌手⇒サザンオールスターズ・桑田佳祐ソロ
好きな食べ物⇒苺・チョコ・アイス
好きな色⇒ピンク・水色
好きな時代⇒明治大正昭和





★、おしらせ
2010.04.08⇒執筆開始
2010.04.12⇒題名変更




★、もくじ

>>0001 主要人物  >>0002 プロローグ  >>0003 イメソン01
>>0004 イメソン02  >>0009 第1話  >>0014 第2話
>>0019 第3話   >>0020 第4話  >>0021  イメソン03
>>0030 第5話



——

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Re:   空  —二度と戻れない日々— ( No.32 )
日時: 2010/04/12 17:05
名前: 朔羅 ◆love33RPPg (ID: NOphWmYz)
参照: 明日身体測定だwwwってか髪の毛はやくきりたい……

第6話


それから、1年半の歳月が過ぎ去った。
私は高等女学校の最上級生、5年生となっていた。
そして……8月には、17歳の誕生日を迎える。
17歳にもなれば、縁談などがふりかかってくる。
クラスメイトも、卒業すれば親のいいなりで
結婚する、という人もたくさんいた。
一方、私は1年前にできた仮設住宅で
お父さんと2人、それなりに幸せに生活していた。


朝——……。
私は、朝日をあびると、まどをあけた。
桃色の桜が、今年も綺麗に咲き誇っている。
街はだいぶ、復旧して震災前よりも
近代的でオシャレな、建物が増えたように思う。
それまで和服だった小学生が、洋服を着るようになった。小学生だけじゃないかな。
大人もみんな、和服から洋服になっていく……。


「多恵子、父さんはもういくぞ」
「はいいってらっしゃい!」

私は、荷物を確認しながらそういった。
確認が終わると、仏壇の前に座った。
仏壇には、お母さんと希紅子と健二の写真。
どれも幸せそうに笑っていた。
私は手をあわせると「よし」といって立ち上がった。


「いってきます!」


私は、誰も居ない家にそういうと
そそくさと玄関をあけて、でていった。

**


「さようならー」
「さようならー」


そして、帰宅時間。夕日は綺麗に輝いている。
このあと、部活がある人は部活へいく。
そして、部活がない人は下校することになっている。
私は後者にあてはまるので、校門を出た。
しかし、真っすぐ家に帰るわけには行かない。
このまま、市場で夕飯の買い物をして帰るのだ。


「今日は、カレーね」

メモを見ながら、私はぼそりと呟いた。
あ、そうそう。明日の食材も買っておかないと。
お父さんと私のお弁当、朝食。





「ただいまー」


私は、また誰もいない家に挨拶した。
誰もいない……はずだった。
しかし、声がした。お父さんか? いや違う。
少年の声だ。何故少年の声が聞こえる?

私は不謹慎に思いながら、居間を覗いた。



「……っ」


私は自分の目を疑った。
だってその姿は……。



死んだはずの、家族だったから。

Re:   空  —二度と戻れない日々— ( No.33 )
日時: 2010/04/12 18:09
名前: 朔羅 ◆love33RPPg (ID: NOphWmYz)
参照: 明日身体測定だwwwってか髪の毛はやくきりたい……

正直時代考証むちゃくちゃな希ガス((

Re:   空  —二度と戻れない日々— ( No.34 )
日時: 2010/04/14 17:17
名前: 朔羅 ◆love33RPPg (ID: NOphWmYz)
参照: おおおお、新1年うぜえええええ。髪の毛やっときったぜ

第7話



「え?」


私は、目が点になった。
どうみても、どんだけ目をこすっても
やっぱりお母さん、希紅子、健二である。
私はいよいよ、幻覚をみるようになったのか。
そう思いながら、ため息をついて
部屋へいこうとしたその時だった。


「貴方が多恵子さん?」


中年の女性の声だ。私は振り向く。
みると、お母さんらしき女性が
私を見ながらニコニコしていた。
私は軽く会釈すると、部屋へ向かった。



なにあれ、なにあれ!!
怖いよ……なんで? こわい。
そう思いながらうずくまっていると
ドアを叩く音がした。

「おい多恵子あけろよーっ」

少年の声。明らかに年下のはずなのに
「多恵子」と呼び捨てとはなんだ。
私は少しイラッときて、ドアをあけた。

「何か用? ってか健二……なわけないわね」
「健二? 誰だそれ」

今度は、健二らしき少年が目を点にさせた。
……どうやら、別人ならしい。
でも信じがたい。まるで同一人物だ。
似てるなんてレベルじゃない。瓜二つ。

「というか、勝手に人の家あがらないでくれます?」
「人の家ってやだな、多恵子」

そういって健二らしき少年は
馴れ馴れしく肩を叩いてきた。
私の怒りゲージは、最高峰に達した。
ついにキレだそうと思ったが、それは抑える。

「貴方何者なの? 気味悪いわ」
「今度から多恵子の、弟になる、明だよ」
「……はぃ?」

明? なにそれ、誰なのそれ?
というか弟になるって意味が分からない。
唖然としていると、お父さんが帰ってきた。


「お、お前らもういたのか」
「そうよ」

お父さんの質問に、お母さんと似た女性が答える。
お父さんは全く気にしていない様子だ。
私は不審に思い、お父さんに何があったか聞いてみた。

「あぁ、実はな。街で偶然であってな。
父さんはこの女性と再婚をすることに決めた。
母さん、希紅子、健二に似てるだろ」


は……?
なにそれ、どういうこと?
この人たちが、3人の代わりなの?
希紅子に似た少女も、おなじことを
思ったのか、眉をひそめた。

「え、じゃあ私達は、死んだその人たちの
代わりってわけ……? なんか複雑だわ。でも」


「でも」の続きがききたい。
少女は、そのまま話をつづけた。


「でも、私達だってこの人たちは死んだ
お父さんとお姉さんの代わりにしてるのよね。
……お姉さんは、全く似てないけど。
私のお姉さんは、こんなブスじゃないわ」


ブス……!?
今この女、ブスといった?

Re:   空  —二度と戻れない日々— ( No.35 )
日時: 2010/04/15 20:24
名前: 朔羅 ◆love33RPPg (ID: NOphWmYz)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=ejkqy_fLYLU&NR=1

大正時代の風景がよくわかる動画↑
最初はアニメ絵だけど
途中から、実際の映像にかわります。
関東大震災の映像もあります

Re:   空  —二度と戻れない日々— ( No.36 )
日時: 2010/04/21 19:55
名前: 香織 ◆H9YqiiQtJw (ID: NOphWmYz)
参照: 明日は4時間〜♪ららららるるるるる((

なんか先日、この小説が
荒される夢をみた。




安芸


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