ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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Cross Wing   執筆再開
日時: 2010/12/04 17:25
名前: スペード ◆DpeXsA0SaE (ID: S8b9wYSL)
参照: スペード⇔雅 同一人物ですw

どうも、こんばんは。クリックご感謝いたしますb

改めまして、スペードまたは雅と申します。
久しぶりに執筆再開ですw
以前募集していたオリキャラも出したいと思いますので、よろしくお願いします^^

Cross=交差する Wing=翼


目次*
キャスト>>2
前書き>>1
辞書>>15

-第1章-
一話『一人の少年』>>3
二話『祓魔師と悪魔』>>4
三話『黒』>>5 >>6
四話『絶望と始まり』>>11
五話『列車』>>16
六話『不穏な者』>>18

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Re: Cross Wing   −契約者− オリキャラ募集 ( No.13 )
日時: 2010/04/18 12:09
名前: 金平糖  ◆dv3C2P69LE (ID: fh.wbL8r)

*オリキャラ用紙*

名前/読み(ウラジーミル・ビークトル/うらじーみる・びーくとる)
     ビークトルが名前です。
     意味はウラジーミルが「世界支配」ビークトルが「征服者」 
性別(男)
年齢(22)
一人称/二人称(俺/貴様、手前、御前、アンタ)
容姿(髪は金髪。目の色は気持ち悪い赤。
   肌が恐ろしく白い。スタイルが良い。
   何気なく美形。)
性格(極度の対物性愛者で物に恋をしている。
   その相手は自分のバイク。
   なので人間嫌い(とくに女に対して酷い)
   基本無口だが、短期なのですぐ怒る。
   しかしバイクに対してはめちゃくちゃキモイ位ベタ惚れ。
   ビックリする位の美女がいても「メス豚めが……」とか言っちゃう。)
備考(ロシア人。元スペツナズ部隊所属の軍人。
   今もちょくちょく軍人で、この若さで教官をしている。
   細マッチョ。趣味はバイクの掃除)
魔法(物を操る。物に意思を持たせたり。
   元から意思を持っている物には何も出来ない)

なんかすいません。
お好きに変えておkです。
てか小説おもしれぇww

Re: Cross Wing   −契約者− オリキャラ募集 ( No.14 )
日時: 2010/04/18 20:36
名前: スぺード ◆lLTUeKKhVg (ID: YAjKlDB6)

>瑠李様
コメント&オリキャラありがとうございます^^
主にファンタジア文庫の本を読んでるもので、そのうちふと小説家になりたいなと本気で思い始めた私です←
でも、文章力、表現力が足りずじまいです;

リズちゃん…とても可愛いですね!絵が上手くてとても分かりやすかったです^^わざわざありがとうございました!
彼女は早めに出るかもしれません(気に入っていたりするw

>金平糖様
コメント&オリキャラありがとうございます^^
面白いと言っていただき、本当に光栄です!!

味のあるキャラで、対物性愛者というのにすごく魅力を感じさせられた私です(( 金平糖様の想像力に驚かされています。
すごくいいキャラなので必ず使わせていただきます!

以上、コメント等ありがとうございました!

Re: Cross Wing   −契約者−  ( No.15 )
日時: 2010/12/04 17:33
名前: スぺード ◆lLTUeKKhVg (ID: S8b9wYSL)

*辞書* ※アイウエオ順



○悪魔【アクマ】
 永遠の闇から生まれた異形。
 永遠の闇となる世界から人の住む世界に直接干渉はできず、
 こちらの世界のあらゆる生物を利用、契約し、
 ようやく人の住む世界のものに干渉する。
 イレモノを壊そうとする組織の破壊対象(?)

○イレモノ【イレモノ】
 悪魔の契約者となった生物。
 体や全てを悪魔に奪われ、もはや自我は存在しない悪魔の操り人形。
 イレモノが壊れるか殺されるか以外に解放される事はほぼ無い。
 イレモノを壊そうとする組織の破壊対象。

○永遠の闇【エイエンノヤミ】
 悪魔が生まれる場所であり、魂が還る所。
 堕ちた人間や生物を、悪魔へと変えてしまう呪われた世界。
 また、世界の全てを創った“フォルサノス”の支配する世界。

○祓魔師【エクソシスト】
 悪魔のイレモノを壊す及び殺す為に組織されている存在。
 ジャッジメントと呼ばれる特殊な武器を扱う。

○契約【ケイヤク】
 悪魔が人の住む世界に干渉する際に使うイレモノの体を奪う事。悪魔が一方的に契約を結んでしまう。

○死神【シニガミ】詳細不明の謎の組織

○ジャッジメント【ジャッジメント】
 人(祓魔師)が己の精神と魂の一部を使い力を具現化、
 そして武器に形成されたもの。
 武器の強度や大きさは、その創った人の精神が高ければ高いほど強く、
 大きくなる。

○咎人【トガビト】
 永遠の闇から帰ってきた人間。
 悪魔の力を宿しているとされている。
 イレモノを壊そうとする組織の破壊対象。

○魔獣化【マジュウカ】
 悪魔が人間以外のイレモノに干渉する事。
 症状は、そのイレモノの体の部位をさまざまな硬さ、形に変えることができる。
 魔獣化は悪魔の魂を消費するため、悪魔が好んで魔症化するケースは少ない。
 魔症化との大きな違いは、魂の消費量。魔獣化の方が魂の消費量が少ない。

○魔症化【マショウカ】
 悪魔が人間のイレモノのみにに干渉する事。
 症状は魔獣化と類似。
 魔症化も悪魔の魂を消費するため、悪魔が好んで魔症化するケースは少ない。

○魔法【マホウ】
 己の精神を大幅に使い、自分の持っている未知の力を引き出し使う力。
 魔導師だけが使える。

○魔導師【マドウシ】
 悪魔及びイレモノを壊そうとする第二勢力(組織)。魔法を使う。


Re: Cross Wing   −契約者−  ( No.16 )
日時: 2010/04/20 21:04
名前: スぺード ◆lLTUeKKhVg (ID: YAjKlDB6)

五話『列車』



あれから僕は、列車に乗り何処か遠い街へ移動することにした。列車に乗った時、何故か底知れぬ安らぎを感じた。逃げ回ってずっと歩いていたからなぁ。僕は苦笑いを浮かべつつそんな事を考えていた。…静かな車内。過ぎゆく景色はまさに絶景ともいえる。思わず現実を忘れてしまうほどだ。
しかしその時、ある男の人が僕の側に来た。するとその男性は「前、座らせてもらっていいか?」と僕に尋ねてきた。
「あぁ、はい。どうぞ—————」
僕はそう言い、不意に顔を上げた。すると、僕も、その男性も動きが石のように固まった。
「————リっ…、リオンさん!!!?」
「お前…!こんな所にいたのか!」
目の前にいる男性、まさかとは思ったが…リオンだった。相手も相当驚いているようだが、僕は思わず心臓がとまるかと思うほどだった。だって彼は祓魔師で僕は咎人…—————。実はあの時何も言わず彼の家を出たのは、彼に悪いのもあったけど…何より祓魔師である彼から遠ざかりたかったというのもあった。
「全くお前は…、突然居なくなるものだから驚いたぞ。仮にもお前は怪我人だ。分かっているのか?」
…あ、そうだった。リオンさんは僕の正体知らないんだ…。僕は心の中で密かに胸をなでおろした。そして僕は、
「すいません、どうしても行かないといけない所があって…」
と、本当に心配してくれた彼に心から謝った。
「…で、リオンさん。何で貴方がここに…?」
そしてそれから、今最も疑問に思っていた事を彼に尋ねた。すると、彼は
「お前が心配だったからに決まっているだろ。駅でお前みたいな後ろ姿の奴がいたものでな、もしかしてと思って来てみれば…」
そうため息をつきながら僕にそう言った。
「そ、そうだったんですか…」
僕は罪悪感を感じながら、彼にまたペコッと頭を下げた。すると、「…まぁ、俺もお節介焼きなんでな」と、言いつつ彼はフッと微笑んだ。でも、その笑みは何処か申し訳ないかのように、寂しそうだった。
「…、この後…リオンさんはどうするんですか?」
僕は、そんなリオンに尋ねてみた。すると、リオンは遠い目をして
「特に何も…無い」
と、呟いていた。…「何も無い」…?
「——リオンさんって祓魔師なんですよね?そういった関係の仕事とかは…?」

「…俺は“なり損ない”の祓魔師だ…」

彼は…、僕に静かにそう言った。絞り出すような小さな、震えた声で…。僕はその声を聞いて、思わず息が止まった。凛としている彼が、声を震わしている。…“なり損ない”?一体それって…
「それってどう言う———————」

——ドオォォォォォォォォォォン!!

僕が口を開いた瞬間、凄まじい爆発音が汽車の中に鳴り響いた。そしてほぼ同時に乗客の叫び声があちらこちらから聞こえた。
「まさか…悪魔!?」
僕は、とっさにそう言った。…悪魔の気配を感じたからだ。祓魔師は、精神辺りにを巡らせ悪魔を察知する特別な能力を持っている。元、祓魔師の僕も、普通の祓魔師とは少し劣るがその能力を使う事が出来る。そして、僕よりもその能力の優れているレオンは、誰よりも早く、一切の迷いなくその爆発音の聞こえたほうへ向かって走っていった。
「…ッ!」
僕も、その後を追った。考えるよりも先に、体が自然に動いた。——こんなになった僕でも…何か力になれる筈。僕は先を行くレオンの背中を見て、そう強く願った。


「…あれは———祓魔師に…例の“咎人”…、ですね…。こんな所で会えるとは運がいいです…」
その時、ある少女が二人の姿を捉えていた。その少女は特に興味を示す訳でもなく、ただ本当に見つめているだけ、という風な感じだった。

「——“魔導師”として…咎人を逃がす訳にはまいりません…。リーが此処で排除するとしましょう…」

少女はそうポツリと呟くと、腰に下げている藁人形をギュッと握りしめ、二人の後をゆっくりと追っていったのだった…。

Re: Cross Wing   −契約者−  ( No.17 )
日時: 2010/04/19 21:59
名前: スぺード ◆lLTUeKKhVg (ID: YAjKlDB6)

瑠李様が考えてくださったリズ・オリティアちゃんをさっそくながら出させていただきました。
しかしながら、メルヘヴンを知らない遅れているスレ主なので、彼女の武器がどんな武器なのか分かりませんorz
本当すいません((
よければ何か画像とか動画などがあれば分かりやすいのですが…また自分で探してみようと思います。

後、今回話が短いですね…、すいません((何回目


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