ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Mission〜ミッション〜(共同制作)
- 日時: 2012/01/12 16:01
- 名前: きのこメイド&TK.ユズ (ID: eHv1NYKC)
どうも^^
きのこメイドです。
今回は、TKユズ氏と共同で作らせていただきやす!
まずプロローグはきのこが描きますので、よろしくお願いいたします^^
最近「優しさと冷たさ」という小説を同ジャンルで書き始めました!!
そちらも宜しくお願いします^^
TKユズです。
きのこメイド様と共同で書けるなんて夢のようで御座います! これからがんばりますのでどうかよろしくお願いいたします。誤字脱字あると思いますがそこも覚悟しててほしいです(-_-;)
☆*+お客様+*☆
*ネコ子様
*遊太様
*青い加茂茄子様
*みらーさうんど。様
また来て下さいね!!!
目次&挿絵一覧
目次 挿絵
プロローグ >>2 >>74
第一話 >>16
第二話 >>31
第三話 >>46
第四話 >>69
第五話 >>80
第六話 >>89
第七話 >>95
第八話 >>102
第九話 >>114
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- Re: Mission〜ミッション〜(共同制作) ( No.42 )
- 日時: 2010/10/24 13:25
- 名前: 青い加茂茄子 (ID: blFCHlg4)
いやー どもども。 (^^ゞ
きのこメイドさん TKユズさん
とってもいい作品ですねー(*^。^*)
見習いたいです (>_<)
- Re: Mission〜ミッション〜(共同制作) ( No.43 )
- 日時: 2010/09/03 19:20
- 名前: TKユズ ◆jERMdz7juo (ID: or.3gtoN)
おーなすびぃー、来たか〜♪
- Re: Mission〜ミッション〜(共同制作) ( No.44 )
- 日時: 2010/09/03 19:28
- 名前: TKユズ ◆jERMdz7juo (ID: or.3gtoN)
きーのーこー!!!!!!
3話、はよぅ書いて〜!!!!!
楽しみよーん♪
- Re: Mission〜ミッション〜(共同制作) ( No.45 )
- 日時: 2010/09/18 20:05
- 名前: きのこめいど (ID: 0ZFQDflb)
す、すまん
最近これんかった^^;
PCおかあさん規制かかってて^p^
もうちょいまって〜
- Re: Mission〜ミッション〜(共同制作) ( No.46 )
- 日時: 2010/10/29 20:36
- 名前: きのこめいど (ID: 0ZFQDflb)
第三話
落雷の音が私の頭の中をかきむしる。
かえしてかえして 私をかえして
きこえないの? 君は誰?
私は誰? ここどこ?
頭痛い…だめだ…割れそう…
「いっ!」
起きた場所はベットの上。
冷たい空気と…何これ?痛いと思ったら右手の甲に痣。寝ている間にぶつけたのだろうか…
それに、いやな夢を見た気がする。
大好きな二人が、目の前で惨殺される夢。
二人って誰だっけ…?
呆然としてる私。そこに「お母さん」がノックもせずに入ってきて、湯気が出てる朝食を置き、すぐ立ち去ろうとした。
あ、
そうだ、昨日の事、聞かなきゃ
そう思って声を出す。・・・え?
声が出ない。
今さっきは出たのに。
なに?これ…
「うグッ…あ゛ッ…えぇうブェっ」
息が出来なくなる
息ってどうやってするんだっけ?
いつの間にか一人になっていた冷たい部屋で、シーツをかきむしりながら悶える。
「ア゛ッ」
すっぱい液が逆流してくる。
意識と無意識の奔流に飲み込まれそうな自分の中、誰かが私を呼んだ。
あっちへ生きたい
曖昧な意識で私は願う。祈る。
なんだか分からないけど何かが私を待っている。
気づけば私はコートを羽織り、重いドアを思いっきり冷たく開けた。
「あら?どこかへ行くの?」
わざとらしく嫌味に引きとめようとする「お母さん」を無視して、私ははだしのまま、進もうとする足に身を任せて、意識の無いまま走った。
お母さんはそれ以上何も言わなかった。
当然だろう。記憶を失った娘なんて、出来れば近寄り難いものだもの。
どんどん速くなる。
そのたびにあざが痛む。軋む。
そんなのきにしないけど。
いつの間にか激しくなった息も、なんだか心地よかった。狂気におぼれて、陶酔で動いてる私の体。悪って何と聞かれたら幸せにおぼれるわたしと問うよ。それくらい私は今、浮かれてる。
意味の分からない曲が流れる私の頭。インプットされてる道筋は、まるで狂った道化の舞踏みたい。
湿気でぬれたまつ毛が瞳を潤わす。
足が止まったところはいつしか見た館。
門は開いていた。
軋んだ洋館はどこか懐かしさを漂わせていた。
段々くっきりしてきた意識。自分を取り戻した私は恐る恐る中へ入った。
何を無くしたって最初から私には何も無い。
そう思わせる顔つきで長い廊下を歩く。
どうしてだろう。この館から、私を感じる。
それは自分をなくした場所がここだから。
いつの間にか口に出た言葉。
自分が恐ろしくなった。
吐き気がする。
出ようとしたけどドアが開かない。
だしてよ、だしてよ、
叫んだ声は闇に融けていく。
広いところへ出た。そこには舞台があり、私がいた。
本物じゃない。影のような、どこか逆のところがある私。
私は訊いた。
「どうしたら出してくれるの?」
わたしは、
「大事なものを置いていけ。」
もう「私」は失いかけていた。
理性と、意識と、自分。
第三話、おわり☆
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