ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜
- 日時: 2010/05/09 11:17
- 名前: 亜×寧 (ID: nWEjYf1F)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=R2qnzT1vMHM
=漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜=
sikkokunoyandereuta owarinakimeikyu
#本作は、「亜」と「寧」の共同作品です。
◇目次
プロローグ>>001
登場人物>>003
〜第1部:北條・月埼篇〜
01話>>004
02話>>005
03話>>006
04話>>007
05話>>010
06話>>011
07話>>013
08話>>015
09話>>017
10話>>018
11話>>023
◇お客様
@アキラ様(前スレの方にも来てくださってありがとうございます^^)
◇イメージソング
第1部イメソン「Agape」アドレスは、>>0の参照をどうぞ。
#それでは、どうぞ作品をお楽しみくださいませ。
- Re: 漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜 ( No.10 )
- 日時: 2010/05/02 15:03
- 名前: 『亜鎖那』 (ID: 7xCImRS/)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
第5話 もう一人いますよ・・・
(篠坂千秋・語り)
如月学園には、ウチを好む人も、嫌う人もいる。如月学園は昔から寮生活で、親に会える日なんてそうそう無い、まぁ、ウチが合いたいって訳じゃないんだけどね。そのせいか、新聞部の色んな人たちがウチのことをやたらと嗅ぎまわって来る。・・・まそんときは、ダチに助けてもらってるんだけどね・・・。ダチは知っている・・・ウチのもう一人のウチを・・・
昨日の新聞部の人・・・誰だっけ・・・まぁいいや
その人が倒れてから、一日がたった、月埼はずっと看病をしていてくれたらしい、・・・はぁ、また今日一日偽りのウチで過ごさなければいけないのか・・・ダチは気にすんなって言ってくれるけど・・・また、今日も迎えが来るのかな・・・
————————ガチャッ
お来た来た、
「起きろやぁぁぁぁぁぁ、篠坂ぁぁぁぁぁ」
「小波ウルセ、ずっと前から起きてるわ、」
こいつは朝になるといつもウチも起しにやってくる、そのせいでウチはいつもより30分早く起きるようになった。外にはみんな待っていた、美仙、不如帰、氏和良、そして小波も、いつもの行動班には、これに月埼も着く、
「みんなどうした?そろいも揃って・・・」
「いやぁさ、なんか皆で月埼迎えに行くとかの話になって、」
「あそ、」
悪い話ではないな、よし、行くか
〜続く〜
- Re: 漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜 ( No.11 )
- 日時: 2010/05/02 15:55
- 名前: 『亜鎖那』 (ID: 7xCImRS/)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
第6話 仲間
(篠坂千秋・語り)
保健室に行く途中でこんな会話が出てきた、
それは、美仙の一言から始まった、
「ねぇねぇ、もしかしたら北條さんって・・・月埼君の事を好んでいるのではありませんの?」
「えっマジかよ、可愛そうに」
「だまりなさい♪不如帰君」
「ガーン」
「てめーの方が可愛そうだ、」
「うるせー小波の癖に」
———————ガスッ
二人はほっておこう、美仙は恋については、専門家も黙り込んでしまうほど詳しい、
「でもなんでそう思った?」
ウチは、誰もが思いそうなことを聞いてみた、一応・・・ね・・・
「・・・そんなの・・・見てたら分かりますわ、北条さん、月埼を見たとき、一瞬動きが止まりましたの・・そしたら、後は月埼に一目惚れってやつですわ。」
「ふーん・・・」
とか何とか言ってる内に、保健室に着いた、小波がドアを開けようとしたが、ウチは止めた、え・・・何故かって?・・・それは・・・もうすぐ中で、悲劇のショーが始まろうとしていたからだ、
————————————————————————
「ごめん、月埼君、迷惑かけっちゃって、」
「別にいい、那賀はお前を置いた後すぐ帰ったから、俺しか看病する人がいなかっただけだ。」
————————————————————————
「あらいい雰囲気ではありませんか、」
「まぁ、見てなって、これから面白くなるから」
・・・そう・・・面白く・・・ね・・・
————————————————————————
保健室の中では、ちょっとした沈黙が流れていた、それを打ち破ったのは、月埼だった・・・
「・・じゃ、俺帰るわ」
「えあ・・・ちょっと待って!!!!」
「なんだよ」
「えっ・・・あ・・・その・・・」
「ハッキリしろよ」
言うしかない、今言わないと後で後悔してしまう・・・
「わたし・・・月埼君の事が・・・
好き 」
————————————————————————
言った・・・さぁ・・・最高のシチューエーションが揃った、コレで完成する・・・・
悲劇のショーが・・・・・・
————————————————————————
「・・・わりぃ・・・俺、他に好きな人がいるんだ・・・」
「え・・・うん・・・分かった・・あ・・あのさ・・その好きな人って・・・まさか・・美仙さん?」
「いや・・・旭原夕実だ・・・」
!!!!!!!!!!
————————————————————————
「・・・・あはははははははははははは」
面白い・・・面白すぎる!!!
「おい、那賀、これを望んでいたのか・・・」
「あぁ、このシチュエーションを望んでいたが、何か悪いか?小波」
「・・・別に」
————————————————————————
「じゃぁさ・・・夕実がいなかったら・・・誰を好きになる?・・」
「んーーーわかんねぇ」
「わたしのこと・・・好きになってくれる?」
「しらね(こいつ・・・くるったな・・・)」
「そう・・・(旭原夕実を倒して・・・こっちに振り向かせてあげるよ・・・)」
続く
おお、シリアスっぽくなってきたーー
- Re: 漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜 ( No.12 )
- 日時: 2010/05/02 19:05
- 名前: 寧 (ID: nWEjYf1F)
ちょ、待てwwww
え?何!?北條ちゃんをヤンデレにしちゃうの!?w
- Re: 漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜 ( No.13 )
- 日時: 2010/05/02 19:42
- 名前: 寧 (ID: nWEjYf1F)
第7話 裏人格
(那賀渉蛇・語り)
「美仙。うちの副部長、どう思う」
「……もう、いつもの調子じゃなくなってますねぇ。鬼部長のお守りさん」
美仙は、どことなく笑っているような気がした。それも恐ろしいくらいに純粋な目で。
「お前の目から見ても、そう思うか」
「はい」
「……こりゃやばいな」
「何がですか、鬼部長・那賀さん」
「……そうか、あの時は、てめぇはクラスが違ったからな、美仙さんよぉ。……いいさ、ついでだから教えてやる。3年前の悲劇をよ」
_____________________________
そう、あれはまだ、俺たちが小学生だった頃の話だ。
あの時は、まだ俺も純粋だった。
「孤立の悪魔」だって、他の奴らと堂々と遊んでいたし、”あの”月埼にも友達が大勢いた。
そんな中。副部長……いや、北條祢々は唐人原高地(とうじんばら・こうじ)に恋をしたんだ。
北條は、よく物陰から唐人原の事を見ていた。
ああ見えて北條は内気だからな。自分に素直になれなかったんだろう。
そんなあいつの性格が災いしたのか、結果的には唐人原が北條の気持ちを知る事はなかった。
どころか、唐人原は外国に引っ越しちまったんだ。
そして北條は我を忘れ……鬼と化したんだ。
あいつは「鬼のお守り」じゃねぇ。本物の「鬼」なんだよ。
__________________________
一通り俺が話し終えると、美仙は震えていた。
「……ほ、北條さんにそんな過去があっただなんて。と、いう事は……」
「あぁ、今回も恐らく、そんなことになっちまうだろうなぁ。あー、面白い」
「何が面白いんですか!」
「!?」
美仙は俺の肩を掴んで言った。こいつ、見た目のわりには力あるなぁ。何が学校のアイドルだ。
「このままじゃ……月埼くんは、北條さんに……っ! 月埼くんが、危ないです!!!」
「……ふ〜ん。そういうことか、学校のアイドルさんよぉ?」
「……!!」
「まぁ、心配すんな。この事は他言無用にしといてやる。その代わり……」
「その代わり……?」
「てめぇに協力してもらいてぇ事がある」
続く
- Re: 漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜 ( No.14 )
- 日時: 2010/05/02 19:52
- 名前: 寧 (ID: nWEjYf1F)
おい、亜〜。
そっちも2回続けて書いたから、こっちも連続で書くぞ〜。
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