ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 彼女は殺人鬼
- 日時: 2010/05/19 18:23
- 名前: 咲 (ID: fMPELWLk)
彼女は殺人鬼〈プロローグ〉
貴方は私達、僕達を助けてくれました。
でも貴方は
今世間を騒がせている
『殺人鬼』でした。
でも思ったより貴方は
優しい。
殺人鬼、
ありがとう。
- 彼女は殺人鬼ここらで1〜3話キャスト!! ( No.5 )
- 日時: 2010/05/19 20:46
- 名前: 咲 (ID: fMPELWLk)
土岐聡史
(ときさとし)・・・親から暴力(DV)
をうけている。
土岐哀歌
(ときあいか)・・・死のうとしていた所を美優に
助けてもらった。聡史の母親。
土岐幸次郎
(ときこうじろう)・・・聡史の父親。家族に
暴力を振るっている。
____________________
1〜3話のキャストはこんなモンかな?
まだ3話かいてないけどね♪
これから書きます!!
- 彼女は殺人鬼 三話:優しき殺人鬼 ( No.6 )
- 日時: 2010/05/19 20:47
- 名前: 咲 (ID: fMPELWLk)
三話:優しき殺人鬼
「そもそも私、殺人鬼じゃないの。
死のうとしている人を助けて保護してるだけなの。
でも今は皆から勘違いされて『殺人鬼』って
呼ばれてるの。人の命助けてんだから殺人鬼は
呼ばわりは失礼よ!!」
そう言って笑って見せた。
「・・・ありがとう。
・・・母さん自殺しようとしてたの?」
「そう。アンタみたいにね。
さっき暴力振るわれてるって言ってたじゃない。
アンタの母さんもそれが原因だって言ってたわ。」
「・・・クソ・・・父さんめ・・・。」
「可哀相ね・・・。」
「一応聞くけど他の24人は?」
「もちろん生きてるわ!!誰一人死んでないわよ!」
「そうか・・・よかった。」
「いずれ家に帰そうと思ってるの。
・・・でもまだ無理みたいでね・・・。
アンタの母さんだけでも帰そうか?」
俺は小さく頷いた。
「じゃぁ、ついて来なさい!」
ついて行くとそこは廃墟のような所
だった。
でもまだ汚くはなかった。
「ここに母さんが・・・。」
「・・・会いたいって言ってたよ。
息子に会いたいって・・・。」
「母さん・・・。今行くからね・・・!!」
「哀歌さん!!息子さん連れてきたわよ!!」
「さ・・・と、し?」
「か・・・母さん!!!!!」
「聡史ぃ!!!」
「母さん!!!」
久しぶりに感じた肌の温もり。
匂い。
顔。
やっと会えた・・・。
「もう帰りますか?
・・・哀歌さん?」
美優はニッと笑った。
「ハイ・・・・。」
「貴方は優しい殺人鬼だな・・・。」
「ありがとう・・・。」
今は父さんも職について平和に暮らしている。
あれから美優を見ることはなかった。
また今日もきっと『命』を
助けているはず・・・。
・・・ありがとう・・・!!
- 彼女は殺人鬼 四話:声 耳 ( No.7 )
- 日時: 2010/05/19 20:42
- 名前: 咲 (ID: fMPELWLk)
四話:声 耳
『僕は 貴方を 愛しています』
『私も 貴方を 愛しています』
僕達はいつも手話で会話しています。
声がでないから。
聞こえないから。
ある日僕は交通事故にあいました。
目が覚めると声が出ませんでした。
耳が聞こえませんでした。
死のうと思いました。
でも死にませんでした。
愛しい人がいるから。
(死のう。早く楽になろう・・・。)
『−−−−−−−−−ッ!!!!』
(・・・?)
『何を しているんですか!! 自殺は
いけません!!』
『貴方も 声が 出ないの ?』
『そうです。 貴方と同じです。』
僕は少女と出会いました。
でも彼女はあと半年で死ぬそうです。
『私ね あともうすぐで 死ぬんだ・・・。』
『嘘でしょ・・・!! 僕が守るから・・・。』
『・・・うん。』
僕の声と耳の手術は明日行われるそうです。
・・・でも僕の声と耳が治ったとしても
僕の声は彼女には聞こえません。
それが辛いです。
(もうすぐ彼の手術か・・・。
もう死にたい・・・。)
「あなたもうすぐ死ぬのよね・・・。
可哀相・・・。」
(・・・聞こえる・・・!!何故貴方の声は
私に聞こえるのですか?)
「さぁね♪そんなことより最後を楽しもうよ!!」
(へ?あ、ちょっ!!)
彼女は私の手を引っ張ると走りだしました。
(こんなことしたら怒られちゃいますッ!!)
「まぁまぁ〜。。最後くらい遊んだって
いいっしょ!!」
(・・・そんなぁ〜。)
(殺人鬼?ホント最近この記事ばっかだな・・・。
あれ?彼女はどこに行ったんだろ?)
(あのー。。どこ行くんですか?)
「秘密基地!!」
(えっ!?)
そこは秘密基地って言うより廃墟のよう
だった。
「入っていいわよ!!」
中には30人くらいの人達がいた。
(あのぅ・・・。)
「貴方死にたいと思ってるでしょ?分かるのよ!
死にたいなんて思うより生きたいって思わなきゃ!」
(・・・彼は手術して喋れるようになるかもしれない。でもその声が聞けないまま死ぬなんて・・・。)
「・・・仕方ないわね。」
そう言って彼女はまた私の手を強引に
引っ張りました。
彼のいる方向に向かって・・・。
- 彼女は殺人鬼 五話:響け ( No.8 )
- 日時: 2010/05/19 21:09
- 名前: 咲 (ID: fMPELWLk)
五話:響け
(何で病院に戻ってきたんですか?)
「だってアンタ彼の声聞きたいんでしょ?
一度だけなら・・・。」
(・・・出来るんですか?)
「できるわよ。私は『優しい殺人鬼』なんだから。」
(・・・もしかして貴方・・・。
あの『殺人鬼』ですか・・・?)
「そうだけど?んなことより早く行くよ!!」
また私の手を引っ張って走っていきました。
『あれ? どこに 行ってたの?』
『この人に 連れて行かれた でも 悪い人じゃ
ない。』
「そうよ!!私は『優しい殺人鬼』なんだからッ!」
そう言うと彼女は私と彼の手を握りました。
するといつの間にか私達は気を失っていました。
(ん?寝てたの?
あ、手紙だ・・。)
『貴方達の声が響きますように・・・。
by優しい殺人鬼美優』
(声?)
私は喋れるような気がして
「あ・・・!!
・・・喋ってる・・・!!!!
私、喋ってる・・・!!!!」
「ん・・・。」
彼もきっと喋れるようになっているはず・・・。
「あれ?僕喋ってる・・・!!!」
「私も喋れる・・・。」
私の病気は
余命半年と宣告されていましたが
今の高度な技術で
助かることが分かりました。
私は叫びました。
「貴方は世界一優しい殺人鬼です!!」
- 彼女は殺人鬼4〜5話キャスト!! ( No.9 )
- 日時: 2010/05/19 21:16
- 名前: 咲 (ID: fMPELWLk)
坂城神子
(さかきみこ)・・・病気で余命半年と死ぬと
宣告されたが・・・。声が出ない。耳も聞こえない。
斎藤 亨
(さいとうとおる)・・・事故で声と耳を失った。
自殺しようとしていた所を神子に助けられた。
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こんなモンかね?
なんかいい話になったwww
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