ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- −Two Libraries− オリキャラ募集!
- 日時: 2010/06/15 05:49
- 名前: 更紗蓮華 (ID: lNJ.MCVY)
こんにちは、更紗蓮華です。
前にも一つ書いていたのですが・・・完全にネタ切れです。
今回も長続きしないかも知れませんが、よろしくお願いします。
キャラがあまり思いつかないので、オリキャラを募集します。
詳細はプロローグを書いた後に載せますので、それまで少々お待ち下さい。
<目次>
Prologue 1 >>1
Prologue 2 >>3
オリキャラ詳細 >>5
Chapter 1 崩壊 >>16
Chapter 2 追手・・・? >>24
Chapter 3 崩壊2 >>31
Chapter 4 二人の少女の出逢い >>37
<お客様&オリキャラ>
パーセンターさん オリキャラを書いてくれました!
クレッセ・ムー >>13
紳東 葵月さん オリキャラを書いてくれました!
リオン・ライジェクト >>6
金平糖さん オリキャラを書いてくれました!
イリーナ・ヴァイナー >>9
キリーナ・スターリン >>15
みちる君さん オリキャラを書いてくれました!
鬼折 終 >>10
まことさん オリキャラを書いてくれました!
カステヘルミ・ベルガー >>11
弦奏者さん オリキャラを書いてくれました!
華裄 架凛 >>29
- Chapter 2 追手・・・? ( No.24 )
- 日時: 2010/05/24 06:37
- 名前: 更紗蓮華 (ID: lNJ.MCVY)
——とある喫茶店。
黒髪に、深緑の目の少年が、お茶を飲んでいる。・・・大人びて見えるが、よく見るとまだ15歳ほどだった。
赤、橙、黄、紫、藍、水色、黄緑、深緑、黒、白。
首には、10色の石が埋め込まれた、トップの大きめのペンダントのようなものをかけている。
・・・ここのお茶は美味しいな。
僕は、ちょうどそこにあった喫茶店で、休憩中。
・・・なんか見られてる気もするけど、敵意も感じないし・・・いっか。
あんなことがつづいてたんだから、ちょっと贅沢してもいいよね。心の休憩ってことで。
そう思って・・・
「お待たせいたしました」
テーブルの上に、アップルパイが置かれる。
・・・ケーキを頼んでしまった。
わあ、どうしよう。余裕がないってわかってたのに。
・・・いやね、普段は使わないし・・・いいかな、と。
テーブルの上のケーキは・・・すごく美味しそう。
・・・ケーキなんて、久しぶりだな。
ひとくち。
・・・美味しい。
食べながら、ちょっと思った。
“あいつ”の料理、また食べたいな。
でも・・・
“あいつ”は、もういない。もう、会えない・・・。
・・・おっと、センチメンタルになってしまってた。
せっかくのケーキ、楽しまないとね。
そう思って、ケーキを口に運ぼうとする・・・が。
・・・やれやれ、このタイミングでか。
僕は、立ち上がる。
・・・ケーキは惜しいけど、これじゃあしょうがない。
会計は先にするタイプの喫茶店だったので、すぐに店を出た。
・・・路地裏に10人ずつ、そこの屋根の上に7人、半径7m以内の人ごみの中に40人。
僕は素早く状況を判断する。
これまた、初めからずいぶん大人数だね。
・・・喫茶店に入っている時に、包囲したのか。
とりあえず、路地裏に入っちゃえば全員追ってくるだろう。
そう思って、一番近くの路地裏に入る。
・・・無関係の人を、巻き込むわけには行かないだろ?
奥に進んでいくと・・・やっぱりな。
前と後ろに、合わせて20人ほど現れた。
「・・・挟み撃ちって訳か」
僕がそういうと、全員が一斉に飛びかかってきた。
おっと。
僕は、真上に飛んで避ける。・・・と。
バサッ!
「ッ!」
いきなり、屋根の上から網が降ってきた。
体に、絡まる。
・・・くそ、外れない。
「特製の鋼網だ、逃げられまい!」
「俺たちを眠らせても、網からは出られないからな!」
「さあ、観念しろ!」
男たちは、ニヤニヤと笑いながら、近寄ってくる。
・・・仕方がない。
僕は、首に下げたペンダントを軽く握り締める。
・・・呼応するように、すべての石がわずかに光る。
大男が一人、前に出てきた。
「・・・——」
僕は、呟く。聞き取れない程度の声で。
「ああ?なんだ?」
「・・・能力が使えないのか。それならば好都合」
男たちはいろいろ言ってるけど・・・
僕、今チカラ使ってないけど?
「・・・ごめんね、“風姫(ふうき)”・・・君のチカラ、少し借りる!」
ゴォッ!
黄色の石が光り輝き、突風が巻き起こる。
土埃が上がり、視界が埋められる。
「な、何だ?!」
風は、少しずつ収まっていく。
だけど、完全に収まったときにはそこに僕の姿はなかった。
——少し離れた路地裏。
あ、危なかったかも。
「・・・ありがとう、風姫」
リ・・・
輝いていた石は、小さな音をたてると、元に戻った。
屋根の上から、彼を見ていた。襲撃するタイミングを見ていたんだけど・・・
・・・たかがケーキの値段で一喜一憂したり、一番安いアップルパイを、本当に美味しそうに、顔をほころばせて食べたり。
そんな姿は・・・少し親しみが持てた。
・・・私なんかとは、比べ物にならないくらい、幸せな一生だったのでしょうね。
・・・しばらくすると、彼は動き出した。
店を出たと思うと、すぐそばの路地裏に入っていく。
私は、屋根を慎重に降りて、彼らがいるところから少し離れた路地裏に入った。
・・・ここで最後。
私は、特別なろう石を使って地面に魔法陣を書いていく。
首に下げた、琥珀のペンダントが揺れる。
既に、彼の周りは陣だらけ。
偶然、初めに入ったところはまだ書いていなかったけれど。
・・・出来た。
陣は、すぐに完成する。
ゴォッ!
「な、何だ?!」
そんな音が聞こえた。
と、いきなり目の前に小さな竜巻が起こる。
「ッ?!」
思わず後ろに飛び退き、置いてあった箱の裏に入る。
・・・竜巻が消えると、そこには彼がいた。
手に握ったペンダントが、黄色く光っている。
「・・・!」
現れたその場所は、ちょうど魔法陣のど真ん中。
すぐに発動させなきゃ。
そう思ったけど・・・何故か体が動かない。
「・・・ありがとう、風姫」
彼は、息をつくとペンダントに向かってそういった。
リ・・・
かすかに音を立てて、光は収まる。
彼は、静かに微笑んだ。
・・・捕まえなくちゃ。
そう思って、体を動かす。
・・・すぐに、見つかってしまった。
「・・・君も、追手かい?」
静かに、彼はそういう。
返事をせずに、私は念じた。
彼の足元の魔法陣から、何本もの黒い帯が出てきて、彼の体にきつく巻き付く。
「・・・貴方は、私の魔法陣の上に立っていたのよ。もう逃げられないわ」
私は、そう告げる。だけど彼は、表情を変えずに言った。
「・・・君も、戦争をなくすためとかなんとか言われたのか?」
・・・何を言っているの?
「・・・僕のチカラを使っても、平和なんて作れないよ」
「平和があるから、戦争が成立するのよ。最初から平和なんて無ければ、戦争も無いわ」
私は、そう言う。本当に、そう思う。
「それで、不幸になる人・・・君みたいなのが増えたとしても・・・?」
ッ!!
な、なんで・・・。
なんで、知っているの?
「ダメ、だよ。・・・“ほどけろ”」
彼がそういうと、それに従うように魔法が解ける。
魔法陣も、消えてしまった。
私は、その場にペタン、と座り込む。
彼は、いつの間にかいなくなってしまった。
「・・・もうこんなの嫌!私はただ本を読んで、勉強がしたいのに!」
叫び声が、こだました・・・。
イリーナをいっぱい出してみました。けど・・・
こんなんで合ってますか?
勝手に琥珀をペンダントにしちゃったり、サンボイのセリフに若干の付け足しをしたりしてしまいましたが、ダメだったら即刻言って下さい。
- Re: −Two Libraries− オリキャラ募集! ( No.25 )
- 日時: 2010/05/24 07:45
- 名前: 金平糖 ◆dv3C2P69LE (ID: TQ0p.V5X)
ダメじゃないです!むしろよろしいです!
こちらの方が素敵です!有難うございます!
- Re: −Two Libraries− オリキャラ募集! ( No.26 )
- 日時: 2010/05/24 17:46
- 名前: 更紗蓮華 (ID: lNJ.MCVY)
参照が100越えた・・・
これは・・・早いんですか?
紳東 葵月さん
私は、いつも4時半起きですからねえ。
比べちゃダメです。
金平糖さん
ダメじゃない?ああ、良かった。
毎回、必死で書いてます・・・。
それでは、頑張ります!
- Re: −Two Libraries− オリキャラ募集! ( No.27 )
- 日時: 2010/05/25 15:51
- 名前: 紳東 葵月 ◆hRE1afB20E (ID: 2gJpuHi8)
おぉ、更新されてありますねw
主人公が何者なのかが気になります←
続き楽しみにしてますねb
- Re: −Two Libraries− オリキャラ募集! ( No.29 )
- 日時: 2010/05/25 19:01
- 名前: 弦奏者 ◆TB9RsXr5N2 (ID: qdhAso1A)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?396957
【名前】華裄 架凛 はなゆき かりん
【性別・年齢】♀ 14才
【容姿】緑髪に緑目、ポニーテールだったりロングヘアだったり・・・
奇抜な服が多い。銃を持ち歩いている。
容姿端麗
【性格】強気、悪口を言われるとすぐキレる。
短気、可愛いなどと言われるとすぐ照れる。
【口調】一人称 俺/二人称 あんた、お前/三人称あいつ等
サンプルボイス「は??っざけんな、コノヤロー!!」
「調子乗ってると死ぬから」
「あのさぁ・・・・」
「ん、そういえば」
(なるべく詳しくお願いします。サンプルボイスは、追加可です)
【設定】主人公の妹(駄目だったら無視しちゃっていいです)
銃を上に撃つ事で天気を自在に変えられる
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