ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 屋敷
- 日時: 2010/06/20 19:19
- 名前: 未来の佐藤商店の店長 ◆7v0z8WpSgo (ID: V12Zkaox)
書いていこうか。
- Re: 屋敷 ( No.2 )
- 日時: 2010/06/20 19:41
- 名前: 未来の佐藤商店の店長 ◆7v0z8WpSgo (ID: V12Zkaox)
第1.5話 6日前
條「何その話!怖っ!」
奈月「でしょ?この前テレビで見たんだー!」
和麻「ハッ!そんなのあるわけねーじゃん!」
俺達は今怖い話をしている。最近俺達の間で流行っている。
涼「何かさー、その話に出てくる屋敷ってさー、近所の森の中にあるあの屋敷に似てない?」
和麻「あっ!本当だ!」
奈月「確かにそう言われてみると似てるかも!」
條「いいこと考えた!今度さー、俺達であの屋敷に肝試しに行ってみようぜ!」
涼「お前にそんな勇気あんのかよ!ははは!」
條「うるせえっ!4人で行くんだよ4人で!」
奈月「いつ行こうか?っていうかあそこ誰か住んでんの?」
和麻「知らねーよ。まあ、いいんじゃない?その方が怖くて面白いし。」
涼「和麻、お前本当に怖い物知らずだよなー。」
條「今度の土曜日に行こうぜ!」
奈月「よし!決定ね!」
- Re: 屋敷 ( No.3 )
- 日時: 2010/06/21 19:29
- 名前: 未来の佐藤商店の店長 ◆7v0z8WpSgo (ID: V12Zkaox)
第2話 侵入
涼「着いたな・・・。」
條「ハァ〜・・・。」
和麻「何だよ條。ビビッてんのか?」
和麻は條に笑いながらそんなことを言っている。本当に怖い物知らずだな〜w
奈月「じゃ、入ろうか。」
條「えっー!侵入じゃんそんなの!犯罪だ!!みなさーん!犯罪者がココにいまーす!!」
和麻「うるさいっ!!お前はただ入りたくないだけだろ!!」
條「ク、クソ〜!」
涼「ホラ、早く行こうぜ!」
條「ええ〜」
涼「ホラッ!」
俺達は條の服をつかんで無理矢理屋敷の中に入った。
- Re: 屋敷 ( No.4 )
- 日時: 2010/06/21 19:37
- 名前: 未来の佐藤商店の店長 ◆7v0z8WpSgo (ID: V12Zkaox)
第3話 始まり
奈月「おぉ〜!城みたい!」
涼「超汚れてるけどね。」
建物の中は薄暗く、壁の所々には穴があいていて、天井にはクモの巣まであって気持ち悪い場所だ。
昔誰か住んでたのかな?
和麻「4人で手分けして行こうぜ!」
條「ええーーーーーーーーーっ!!!!!!??」
涼「うるさい!!声でかいっ!」
條の声は遠くまで響いてやまびこのように返ってきた。條の声でけーよもう!
ん?條の声の反響をよく聞くと何か違う人の声が混ざってるような・・・。まあ、気のせいか!
奈月「どうしたの?涼。」
涼「ん?ああ、何でもない。」
- Re: 屋敷 ( No.5 )
- 日時: 2010/06/22 19:28
- 名前: 未来の佐藤商店の店長 ◆7v0z8WpSgo (ID: V12Zkaox)
第4話 約15分後
だいたい15分後、俺達は何とか條を説得し、3組に分かれて屋敷の中を探索することにした。俺と奈月は別々に行動し、怖がりの條は怖い物知らずの和麻と一緒に行動することになった。
涼『この屋敷ヤな感じだけど別に何か幽霊が出るってわけでもないんだよなー。さっきから廊下を歩いてんだけどドアがいっぱいあるなー。』
俺はそんなことを考えながら歩いていた。
ガタンッ!
涼「うわっ!!」
今、俺のすぐ横のドアから音がした。結構大きい音だ。
しばらく俺は固まっていた。
ドン!
その音で俺は我にかえった。
今の音はその部屋の中からドアを叩いた音だ。
涼「うわあああぁぁぁぁぁ!!」
もう、超ダッシュで逃げた。自分でも驚くほどの速さだった。少し振り向いてみると、さっきの部屋のドアが少しずつ開いていた。
- Re: 屋敷 ( No.6 )
- 日時: 2010/06/22 19:41
- 名前: 未来の佐藤商店の店長 ◆7v0z8WpSgo (ID: V12Zkaox)
第5話 再開
涼「ハァ・・・ハァ・・・」
どれくらい遠くへ行っても恐怖心はおさまらなかった。
途中で曲がり角があった。曲がり角の所に誰かが居た気がする。
しばらく走ると、廊下は行き止まりだった。だから俺はすぐ近くにあった部屋に入った。
ドアを開けると、そこは普通の部屋だった。本棚と、机と、ベッドがある部屋だ。何故か電気が点いている。
「・・・ぅ?」
どこからか小さな声が聞こえた。その声は俺の名前を呼んだような気がした。
涼「・・・誰か居るのか?」
怖かったけど思い切って聞いてみた。
「・・・涼?」
今度はその声はハッキリ聞こえた。奈月の声だ。
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