ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 呪いの迷路〜蒼い蝶〜
- 日時: 2010/06/27 19:13
- 名前: 闇子 (ID: kfsDt.o/)
はじめまして!初投稿なので上手く書けるか
分かりませんが面白いのが書けるように頑張ります☆
自分が書くのはホラーと恋愛が交ざった物語です。
良かったら読んで下さい^^
- Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.6 )
- 日時: 2010/07/31 19:01
- 名前: 闇子 (ID: kfsDt.o/)
だいぶ遅れました。続きです。
2、〜幻と現実〜
その男子はしかめっ面だけど顔立ちは良く、大人っぽいイメージからするとたぶん年上だと思う。
「光!光!あの人、カッコ良くない?」
桜はカッコイイ人がいるといつも、こう聞く。
私はその言葉には聞き飽きて
「あー…。そーだねー…」
と適当に言うのが毎度の事だった。
私は机に向き合わせてまた作業を始めようとするが
あの男子の鋭い目線が気になってしまい集中出来なくて仕方なかった。
〜続く〜
- Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.7 )
- 日時: 2010/08/01 15:31
- 名前: 闇子 (ID: kfsDt.o/)
あれから一時間が過ぎて、帰りのチャイムが鳴り
私は帰ろうと席を立つと何かにぶつかってしまった。その『何か』とは、さっきの男子だった。
「わっ!」
私はビックリして声を出してしまった。次の瞬間
転んでしまい机の角に頭をぶつけてしまった。
頭を押さえて抱え込んでいると上の方から小さな笑い声が聞こえた。私は恥ずかしくて俯いていると
「凄い痛そうだけど大丈夫か?」
あの男子は私に手を差し伸べて言った。笑い混じりだったけど…。
それでも私は男子の優しさが嬉しく、その手を掴み
立ち上がる。『ありがとう』と言おうと思い
男子の顔を合わせた時、不意に男子と目が合ってしまった。その瞬間、体に痺れがはしった。
〜続く〜
- Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.8 )
- 日時: 2010/10/15 22:37
- 名前: 闇子 (ID: 1zbdCkxK)
だいぶ遅れました。続きです。
それと同時に周りの風景が原っぱに変わった。
周りを見渡していると、大きく綺麗な桜の木が
目に入った。その木の下をよく見ると、女の人の
後ろ姿が見えた。その人の周りには蒼く光っている
ものが舞っている。近くまで来て見てみると
その正体は…『蝶』だ。その蝶は、今までに
見てきた蝶より圧倒的に綺麗だった。
蝶が発している清らかな蒼い光にうっとりと
していると
「ここは、何処だ?」
いきなりの男子の声にビックリしてしまい
「い、居たの?!」
大声を出してしまった。その声に気がついたのか
女の人が、こっちに振り返る。
そして、その人の顔を見た瞬間、息が詰まった。
男子も私と女の人の顔を見比べている。
それは当然のことだ。その女の人の顔が私の顔と
生き写しだったのだ。
私たちが、今の状況を呑み込めず呆然としていると
「妹の…妹の怨念を止めて…!」
涙を流し囁くように言う姿はとても悲しそうだった。
でも、その言葉の意味が分からず聞こうと思い
近づくと、蒼い蝶が一斉に私と男子の方に
向かってきた。その衝撃で我に返った時は
いつもの教室の風景に戻っていた。
私と男子は幻を見ていたらしい。
〜続く〜
- Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.9 )
- 日時: 2010/10/16 15:03
- 名前: 闇子 (ID: 1zbdCkxK)
続きです。
私と男子は顔を見合わせていると
「二人とも〜。いつまで手を握ってるの?」
後ろから桜の声が聞こえた。桜の顔はニヤニヤと
嫌らしい笑みを浮かべていた。私と男子の目は
そのまま手の方にいく。その手は桜の言うとおり
あの時のまま、繋ぎっぱなしだった。
私は、すぐに手を離して引っ込めた。
それも勢いよく…。
男子も顔を赤くして、手を引っ込める。
その後、男子は考えごとを始め、私の方に
目を向ける。その間の空気が凄く静かで意味はないが
緊張してしまう。男子は考えごとが終わったのか
手を降ろした。そして私の方に体を向けると
男子は手を伸ばし、私の体を上に持ち上げた。
「ちょっと…借りてくよ。」
「あっ、どうぞ…。」
「へっ?!ちょっ…ええええええ?!!」
その言葉をだけを言い残すと、私を担いだ男子は
そのまま教室の外に出ていく。
桜は、呆然とした顔で私のことを見送っていた。
〜続く〜
- Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.10 )
- 日時: 2010/12/09 17:24
- 名前: 闇子 (ID: 1zbdCkxK)
参照が100を超えました!
読んでくれている方たちに感謝しています。
それと私から、お願いです。
もし読んでから、まだ時間のある方たちは
この小説の感想、またはアドバイスを下さい。
今、投稿している作品をもっと良くしたいんです。
どうか、よろしくお願いします。