ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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呪いの迷路〜蒼い蝶〜
日時: 2010/06/27 19:13
名前: 闇子 (ID: kfsDt.o/)

はじめまして!初投稿なので上手く書けるか
分かりませんが面白いのが書けるように頑張ります☆

自分が書くのはホラーと恋愛が交ざった物語です。
良かったら読んで下さい^^

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Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.1 )
日時: 2010/06/27 20:17
名前: 闇子 (ID: kfsDt.o/)

1、〜不思議な夢〜
「人を呪えば穴二つ。呪いにふれると呪われ
また新しい呪いが生まれる…それは誰にも止めることはできない呪いの迷路。
もう、終わらせることはできない…」


「うわっ!」
私は今どれだけでかい声を出したのだろう。
周りを見渡すと、そこは別に何事もない部屋だった。
(何…?今のは夢?)
私は胸に手をあてため息をついた。
それにしても、さっきの声は夢だったのだろうか…
(人を呪えば穴二つ…)
なんて不吉な言葉なのだろう。
背中に寒気が走った。
(リアルな夢だったな〜でもなんか嫌な感じだな…)
そう思いながら時計を見ると現在7時55分…
「ヤッバ!」
私は足音を大げさに鳴らして階段を駆け降りた。
               〜続く〜

Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.2 )
日時: 2010/06/27 20:31
名前: 怪物くん ◆uF7zrUquPo (ID: gM9EmB37)

題名に誘われてきました
おもしろそうですね
続きがとても気になります

Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.3 )
日時: 2010/06/28 18:35
名前: 闇子 (ID: kfsDt.o/)

コメントありがとうございます★
頑張って書いていきます!
良かったら続きも見てください^^

Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.4 )
日時: 2010/06/28 19:06
名前: 闇子 (ID: kfsDt.o/)

何故こんなに慌てているのかって?
それは…今日は私の大嫌いなテストの日だからだ。
だから本当は朝早く起きて勉強をしなくては
いけないのに…大失敗してしまったのだ。
テストも、ろくに出来ないのに遅刻なんて…
そんなのみっともなさすぎる!私のプライドが
許さなかった。
だから玄関で靴をはいた瞬間、全力疾走で
道路を駆け抜けた。やっと学校の門に着き
後ちょっとのところでチャイムがなった…
遅刻決定だ。私は何て馬鹿なのだろうか。
それから私は教室に入り先生から十分な説教をされた。最悪な一日だった…。
             〜続く〜

Re: 呪いの迷路〜蒼い蝶〜 ( No.5 )
日時: 2010/06/30 20:06
名前: 闇子 (ID: kfsDt.o/)

そんな話を放課後の部活で親友の桜おに話すと
「アハハハハ!光は馬鹿の中の馬鹿だね〜。」
と大笑いされてしまった。
「笑いごとじゃないよ〜…今回の成績ヤバいんだよ」
半泣きで私が言うと
「ヤバいだろうね…それにしても光がテストの日に
寝坊なんて珍しいね〜何か悩みでもあるの?」
真剣な顔で言ってきた。さっきの笑っていた顔じゃ
なく本当に心配してる顔だった。
私は夢のことを話そうとしたが…
「別に何にもないよ〜!」
と誤魔化した。私は夢のことを話しても意味が無いと
瞬間的に思ってしまったのだ。
桜はちょっと疑っていたが
「それならいいけど…悩みがあったら言ってね!」
微笑んで言った。桜はとても友達思いなのだ。
だから悩みごとなど何でも相談にのってくれる。
私はそんな桜が大好きだ。一言で言うと
『失いたくない存在』だと思う。桜も私のこと
そんな風に思ってくれているのだろうか…?
そんなことを思っていると
「光〜おーい!生きてますか〜?」
と桜の声が聞こえてきて我に返った。
「何、考えてたの?」
さっきのことは恥ずかしくて本人には絶対に言えない
ことだ。
「何でもないよ〜!」
私はケラケラ笑って誤魔化すと桜は
「何を隠してる〜!白状せい!!」
と私の首に腕をまわして頭をグリグリしてきた。
「ギャー!痛い痛い!ギブギブ〜!!」
私が笑いながら言うと桜もつられるように笑った。
今日は最悪な一日だと思っていたが、こうやって
大切な親友と笑って過ごしている今は最高な
一日なのかもしれない。
それに夢のこともそうだ。夢が気になっていて
モヤモヤしてた気分も一つの笑いで
晴れてきているような気分になる。
(そうだよ。あの夢だって単なる疲れでみただけ
なんだ。そんな気にしなくてもいいんだ。)
そう思えてくる。そんなことを思った瞬間
いきなり教室の扉が開く音がした。
(誰?)
と思い、振り向くとそこには一人の男子が立っていた。私は、この出会いは偶然だと思っていたが
その男子との出会いは運命のレールを変えてしまう
出会いだということを…
私は後からその事を知るのだった。
        〜続く〜


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