ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 悪魔の秘宝
- 日時: 2010/07/08 21:37
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 0cbUjVkJ)
はじめましての人もいますね。九龍です!
今回はある悪魔の話を書きます。
七つの大罪とかも、数人出ます。
僕が嫌いな人、あと……文才があるかないか僕には解りません。心配なら今すぐ逃げたほうがいいです。
……あ、あと、チェーンメールと荒らしは歓迎しないんで!
……これでも残ってくださるんですか? 心が広いんですね……。
……できれば、お話を読んでくださるとうれしいです。
目次
プロローグ>>3
お客様
遊太様、雉明様
- Re: 悪魔の秘宝 ( No.2 )
- 日時: 2010/07/08 20:44
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 0cbUjVkJ)
遊太様へ
新作にも来てくださって、ありがとうございます。
頑張って更新しますよ、時間があれば!
- Re: 悪魔の秘宝 ( No.3 )
- 日時: 2010/07/11 18:40
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 5kDSbOyc)
プロローグ
暗い夜空と、幾万の星の下で、悪魔達は輪になって座っていた。
木陰に座り輪になっている7人は、輪の中心に白い箱を置いて、腕を組んでいた。
白い箱のふたには、ピンク色のバラ。
1人の悪魔が箱を開けてみると、色の抜けた、不思議な宝石が7つ入っていた。
7人はそれを見て、お互いの眼を見た。
「……なんだよこれ。マモンは、俺たちにこれで何させようっていうんだよ?」
王のような格好をした青年、アスモデウスがそう問う。
「それは、僕が説明するよ」
地獄の君主の1人、ドゥマがそう言う。
6人はそれを聞いて、堅く口を閉じた。
「なんでも、地獄の君主の1人が珍しい宝石がほしいって言ってたらしいんだよね」
6人は、刻々と頷き、話を続けるよう頼んだ。
「で、この宝石をあげたいらしいんだけど、ほら、それ、色がないでしょ?」
ドゥマが宝石を指差し、そう言った。
確かに、宝石に色は付いていなかった。
「で、これに色をつけろって言われて、これ、渡されたんだ」
ドゥマがそう言うと、銀髪に青い目をした少年の悪魔、レオニードが首をかしげた。
「色をつける? どうやって?」
レオニードの問いに、ドゥマは笑いながら答えた。
「まぁ、そのことは人間界に行ってから話すよ。じゃ、今から人間界に行くから。皆、準備はいいよね?」
ドゥマの問いに、6人はコクリと頷いた。
6人はドゥマに手紙を渡され、あらかじめ準備をしておいたのだ。
7人はそれぞれの騎乗獣に乗り、空へ飛んで行った。
- Re: 悪魔の秘宝 ( No.4 )
- 日時: 2010/07/08 21:13
- 名前: 雉明 ◆uqC/dldH8Q (ID: EM3IpZmD)
うわお秘宝だなんて……^p^←
今作も楽しみにしてます!
更新頑張ってくださいねー^^
- Re: 悪魔の秘宝 ( No.5 )
- 日時: 2010/07/11 12:24
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 5kDSbOyc)
雉明様へ
秘宝=宝石。強欲なマモンと、芸術重視のアスモデウスの考えが混ざってる気がする……。
でも、強欲なマモンが宝石をあげるって……。マモン、色々とつらいでしょうね。
更新、がんばります!
- Re: 悪魔の秘宝 ( No.6 )
- 日時: 2010/07/25 20:24
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: n483SiHb)
第1話
悪魔5人は今、何故か東京の高等学校にいた。
しかも、普通の高校生のように授業まで受けている。
できれば、今すぐにでも帰りたい。5人はそう思っていた。
その時、チャイムが鳴り、授業が終わった。
やっと終わった、そう思い、要はため息をついた。
「……ドゥマ」
「ん? 何?」
「なんなんだ、これ」
ドゥマに、要がそう問いかけた。
ドゥマは、鞄に荷物を詰め込みながら答える。
「ん、詳しいことは寮で話す。リオンは女子寮だし」
ドゥマがそう言って、鞄を持って教室から出ようとする。
リオンとは、レヴィアタンが使っている偽名である。
要とレオニードは本名だが、悪魔達は自分の本名は使えない。
アスモデウスはアシュリー、ベリアルはベアトリス、ドゥマは東弥、ルシファーはルーファス。
それぞれ、適当に名前をつけ、その名前で呼び合っている。
時々、本名で呼び合ってしまうこともあるが、その時はお互いにうまくカバーして誤魔化していた。
「まぁ、ドゥマもそう言うんだし、寮に行こう? そろそろ、帰らないといけないしね」
レヴィヤタンがそう言うと、悪魔達は頷いて、教室から出た。
「じゃあ、リオンにはメールを送るよ。君たちは、速の部屋に集合ね」
ドゥマがそう言って、寮まで走っていく。
要もドゥマと一緒に走って寮へ帰った。
この掲示板は過去ログ化されています。