ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- † 嘘と真実 †
- 日時: 2010/07/16 20:55
- 名前: 心 (ID: uzSa1/Mq)
†−挨拶−†
「コンニチハ!」
『† 嘘と真実 †』の作者の心です♪
話がドコまで長くなるか分かりませんが、
良かったら読んで行って下さい^^
†−挨拶−†
@@@@@@@登場人物紹介@@@@@@@
名前:七星 アリス
読み:ななせい ありす
性別:少女
容姿(服):黒色のミニスカートに
白色の半そでブラウスに
黒と白のボーダーのニーハイ。
靴は、黒色のストラップシューズ。
容姿(頭部):薄い水色の髪。
普段は肩下までの
ロングヘアにしている。
戦闘道具:氷・水晶
戦闘能力:強い
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
名前:真田 亮
読み:さなだ りょう
性別:男
容姿(服):スーツ(シャツは出している)
(ジーンズも履く時がある)
容姿(頭部):金髪
戦闘道具:爆弾
戦闘能力:強い
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
名前:針中 信
読み:なりなか まこと
性別:男
容姿(服):スーツ(ジャージも履く時がある)
容姿(頭部):黒髪
戦闘道具:針
戦闘能力:強い
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
名前:川凪 清
読み:かわなぎ せい
性別:男
容姿(服):スーツ(ジーンズも履く時がある)
容姿(頭部):茶髪
戦闘道具:刀
戦闘能力:強い
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- Re: † 嘘と真実 † ( No.3 )
- 日時: 2010/07/12 09:16
- 名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)
アリスかっこいいですね・・・!!
嘘とか真実とかいう言葉が好きなので、惹かれて見に来ましたww
続き楽しみにしていますw頑張って下さいbb
- Re: † 嘘と真実 † ( No.4 )
- 日時: 2010/07/13 18:23
- 名前: 心 (ID: uzSa1/Mq)
=回想=
自室で布団に入っていたアリスは、ふと考えた。
「こんな私をボスが救ってくれたのは、いつだっただろう?」と。
都立の小学校に通っていたアリスは、クラスで一人だけ何だか浮いていた。
理由は…多分、感じ方や考え方などが普通の人とは少し違っていて、どこか大人な感じだったから。
その事はアリス自信も少しは自覚していた。
小学3年生ながらも、家事などがほとんど完璧で、親は家の事を全てアリスに任せている事などだ。
アリスの母親はアリスが幼い時に交通事故で死んでしまった為、父親とアリスの二人だけだから。
なのに、アリスの父親は仕事で1年のほとんどを海外で過ごしている為、家にはアリスただ一人しか居ない。生活費などは、父親の知り合いとか言う人が何故か封筒に入れてポストに投函しておいてくれているし、電気代や給食費なども何故か、知り合いとか言う人が振り込んでくれているからアリス自信は食べ物などを買うだけで良いから楽なのだ。
父親の知り合いとは言っても、アリスは合った事も顔を見た事も無い人だ。
そんなアリスは、学校ではいつも一人で過ごしている。
友達なんて一人もいないのだから、しょうがない。
1年生と時に、たった一人だけ友達を作った事はあるが、ほとんどを一人で過ごすアリスを「嫌い」と言ったと言う噂を知ったアリスが友達に、本当なのかと聞いた所、「真実だよ」と答えてから、友達を自然解消したのだ。
それ以来、アリスは友達を一人も作らなくなった。
と言うより、「友達なんて疲れるだけ」と思う様になった為、作らないのだ。
授業では、物分かりの早いアリスは塾などに行っていなくても直ぐに分かってしまう為、保健室に寝るために通っていた。
その為、保健室が、アリスの第2の自室化していた。
そんなアリスは今、丁度校門を出た所で一人の男に声をかけられた。
「俺達の仲間にならないか?」と。
- Re: † 嘘と真実 † ( No.5 )
- 日時: 2010/07/13 19:39
- 名前: 心 (ID: uzSa1/Mq)
アリスは無視して男の前の通り抜けた。
『知らない人に声をかけられたも返事をしちゃダメ。』や、『怖い人に合ったら、走って逃げる』等の事を学校で教えられていたのだから、当然の対応だ。
だが、男はアリスを止めようとはせず、その代わりに一言だけ言った。
「仲間になる気がないなら、そのペンダントを返してもらう」と。
アリスはしばらくの間、驚いていた。
ペンダントと言うのは、アリスの母の形見の品で、アリスがいつも服の下に隠して学校に付けて行っている物だった。
ペンダントは、星の形をした透明色の石が付いた物で、チェーンが長いのがアリスは少し不思議に思っているのだった。
そんな大事なペンダントを返せと言われては、アリスも黙ってはいない。
「…私が貴方達の仲間にならないと言ったら、あそこに待機している貴方の仲間の人達が、有無を言わせずにペンダントを奪うのかしら?」
アリスの歩こうとしている方向にある車を見ながら言った。
「いや、そんな事をするつもりはない。俺達のアジトまで来て欲しいんだ」
「私を貴方達の仲間にする以外にも何か目的があるのね」
「ああ、そうだ。君の母親にも関係がある事なんだ」
「母に?」
「ああ。分かったら、車に乗ってくれるか?」
男は車をあごで指しながら言った。
「…良いわ。私には危害を加えないと約束してくれるなら、貴方達のアジトとか言う所に行くわ」
「安心しろ、君に危害を加えたりはしない。それは絶対だ」
その言葉を確認したアリスは無言で車の方に向かって行った。
車の前に立つと、車に乗っていた男達がアリスと男の為にドアを開けた。
同じ車に乗ったアリスと男は無言でアジトに向かっていた。
- Re: † 嘘と真実 † ( No.6 )
- 日時: 2010/07/14 18:52
- 名前: 心 (ID: uzSa1/Mq)
車が止まったのは、あまり人の入らない大きな森の中だった。
さっき、アリスと男の為にドアを開けた男達が今回もドアを開けた。
車から降りたアリスは男に向かって言った。
「ココは一体?」
「俺達のアジトだ」
「アジトが在るには相応しい場所だ事」
「そうかもしれない」
男はそう言うと、アジトに向かって階段を下りていった。
アジトとは言っても、玄関らしい所が直ぐにあるのでは無く、階段を下りていった先に玄関らしい所があるのだ。
だが、このアジトの玄関は普通の玄関とは違っていた。
壁に設置されている手の指紋判定機みたいな機会に手を当て、指紋が合致すると硬い扉が開く仕組みになっている。
扉を開けて中に入って行くと、2人の男に出会った。
「ボス、今お帰りになったんですか?」
「ヒデ、ドコ行ってたんだ?」
「ああ、ちょっとこの子を連れて来たんだ」
男がそう言うと、2人の男はアリスの事を見た。
アリスは2人の男に見られるのが不愉快で、遠くを見ていた。
「こんなチビに『嘘を真実に、真実を嘘にする惑わせの攻撃。』なんか出来るんですか!」
「やけに小さいのな」
「そんなに言うな。この子は何も知らないんだ」
自由に感想を言う2人を止めると、端にソファーの置いてある少し大きな部屋に入った。
そこには、コンピューターや大きなモニターなどがあった。
そして、他にも人が居た。
「さぁ、話を始めよう」
男はアリスを空いていた椅子に座る様にすすめると、早速話しを始めたのだった。
- Re: † 嘘と真実 † ( No.7 )
- 日時: 2010/07/14 19:36
- 名前: 心 (ID: uzSa1/Mq)
「君…アリスちゃんのお母さんは俺達の仲間だったんだ」
「…最後まで話を続けてもらえる?一切口は出さないから」
「分かった」
「仲間とは言っても…待機軍に所属していたんだ」
「そして、待機軍が必要な戦いになった時があった。その時の戦いでアリスちゃんのお母さんは亡くなってしまったんだ」
「それだけ?」
「ああ、これだけだ」
「それなら…ペンダントは何も関係ないのね?」
「ペンダントの話をする前に…一つ言っておきたいんだ」
「何?」
「君の知っている現実ではありえない事が話しに出て来る。それでも口を出さずに話しを聞いてられるか?」
「…分かった。最後まで口を出さずに聞くから、早く話して」
「では、早速。
俺達は裏の社会に存在する組織だ。
この組織は世界各地の裏の世界に存在している大きな組織で、俺達の様な組織は他にも存在している。
同じ裏社会に存在する組織でも考えが違えば戦いになる。
組織によっては、組織の人間以外は全員的と見なして殺そうと考えている組織などもある。
そんな組織と戦って、みんなを守るのが俺達の組織の考えだ。
そして、俺達の組織は大きい組織だ。
同盟組織なども多くいる。
そして、そんな俺達の組織の最重要拠点には、必ず5人の最上級の人間とボスが居る。
ボスを含めた6人は、火を操る3人と水を操る3人で出来ている。
その中の水を操るのがアリスちゃんのお母さんだったんだ。
ただ、アリスちゃんのお母さんは特別だった。
待機軍に所属していたからだ。
それは、アリスちゃんの事を考えての事だったんだ」
男は一旦、話を止めた。
「…お母さんには子供がいたから?」
「そうだ」
「…………」
「ペンダントの事を話そう。
最上級の6人には最上級の印に星型のペンダントを与えている。6人全員、色の違う石なんだ。そして、今君のつけているペンダントは、6このペンダントの内の一つなんだ」
アリスはその一言を聞いて思った。
「あぁ、私はこれからどうなるんだろう」と。
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