ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 命をかけた戦場
- 日時: 2010/10/25 19:51
- 名前: †雨笠† (ID: sHQaGZqh)
えっと・・・
初めてで戸惑っておりますw
はじめ題名は「命がけの戦場」にしようとしましたが
それじゃ面白くないと思い
「命をかけた戦場」にしました。かっこいいと思ったので(人´Д`)
主に戦争ですね 小説かける自信はありませんが
温かい目で見守ってください。 荒らし、中傷的なコメントはやめて下さい。 アドバイスあればお願いします。
人物紹介
主人公:ジェイコブ
自分のことをよく「俺」と言う。昔から警察官に憧れていてその影響はテレビにある。警察に入ったものの特殊部隊などの命にかかわるものに入るのは嫌らしいが、それが現実となる。
特殊部隊隊長:ガブリエル
人を見た目で判断するクセがある。しかしその目には狂いがない。カブリエルが認めた人間は大物になるらしい。ジェイコブもその一人。警察にはなんとなく入っただけで自分がここまでお偉いさんになるとは思わなかったらしい。
パートナー:エイル
主人公と特殊部隊で偵察の相方を務めることになった男。この部隊に配属されて2年。死んだ仲間を5回ほど見たことがあり、相手のロシア軍に恨みを持っている。エイトは大切なアメリカを守りたい意思からこの部隊に入った。
司令塔:ジャネット
この物語に唯一出てくる女性である。両親が二人だけでロシアに旅行しに行った時窃盗事件にあい、殺されてしまったためロシアを降伏させるようにしようとし、指令塔に勤めアメリカを有利にしようと努力する。かなりの頭脳派である。
航空隊:ラフェル
もともと飛行機好きで戦闘機に魅かれていった男。昔は飛行を楽しむ感覚しかなかったが、最近のロシアが横暴になってきて心の底に怒りを沈めていた。いつかは自分の戦闘機を買って成層圏へ旅してみたいらしい。
幼子:ルイス
家族と中国を旅行中、ロシア軍に捕らえられ両親とバラバラに。人質に捕らえられ、何とかジェイコブに助けられたが、悲しみは消えず両親と会いたい日々・・・。
これは主な人物です
序章
いつも退屈だったジェイコブ。ある射撃訓練の日、久しぶりのため嬉しくて浮かれながら訓練を行っていた。そこにはガブリエルという特殊部隊の隊長が見に来ていた。しかしジェイコブは、その男によって、人生を大きく左右させる出来事が起こるのであった・・・。
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- Re: 命をかけた戦場 ( No.4 )
- 日時: 2010/08/24 18:47
- 名前: †雨笠† (ID: 82QqnAtN)
第四章「偵察開始。」
無事に、地上に降り立った俺とエイトは、身を潜めながら先に進んだ。
「他の半に追いつかれると偵察の意味がないから、早めに行くぞ」とエイトが言った。俺は後に続いた。
昼でも薄暗い林の中を掻き分けて歩いていく途中、海が見えた。
そこには、豆粒ほどに見える味方の航空母艦が見えた。
その航空母艦からは、味方の戦闘機がものすごいスピードで離陸していく。
その戦闘機が向かった方角は、俺達の目的地であった。
エイトが「もう味方の航空隊は、先に行ってるみたいだな。どうなってる事やら。」と、いっていた。
俺も無事であれば良いと思っていた。
いつの間にか興味のなかった航空隊を心配していた。
スナイパーをもって歩くのは、新人の俺にとっては少し重たかった。
俺は思った。
「なんで、偵察班に入れられたんだろう。偵察するのも退屈だな。」と思っていた。
遠くのほうに、爆発したのか、煙が空に立ち上っている・・・。味方がやられたか?と思った。
エイトは「はぁ、航空隊も大変だな。ロケランで打たれたら一発でお終いなんだぜ。人生を無駄にしてる感じがするよな。」と言った。
俺は「それが宿命じゃないんですか?大切な人を守るために戦ってるのは、俺達も同じじゃないですか。」と言ってみせた。
エイトは「だよな。俺達も同じ気持ちでここにいるよな。」と言った。
林を抜けて、川が見えてきた。
エイトが「涼しいな、水辺は。光の反射もあってさっきより明るい感じがするよ。」
俺は、初めて見えた世界の屋根と言われる、エベレストの迫力に圧倒されていた。手が届きそうなぐらい近くに見える頂は、本当はとてつもなくなく長い道のり。
その山のふもとで、俺達は激しい戦闘をすることになる。一人じゃない、仲間と一緒に。生きて帰って、強くなって見せる。敵が見えた。緊迫した空気が流れる。川のように。時間も・・・流れいく・・・。
- Re: 命をかけた戦場 ( No.5 )
- 日時: 2010/08/24 21:09
- 名前: 黒猫 ◆tZ.06F0pSY (ID: 8I/v6BBu)
はじめまして、雨笠さん^^
戦争ものときいて覗いた次第ですが、一気読みしてしまいましたw
私も戦争もの(?)の小説を書いていますので、お互い頑張りましょうb
更新頑張ってください
- Re: 命をかけた戦場 ( No.6 )
- 日時: 2010/09/13 19:28
- 名前: †雨笠† (ID: D9vJ8bez)
第五章「危機一髪」
相手が持っている銃を確認していると、隣に軍の偵察兵が5人くらい来た。
軍の人は「これから我々も偵察に合流する。よろしくな」と小声で言った。
軍が使用しているスナイパーライフルは強力なもので、世界一飛距離があるライフル。その距離は、最大で、1、7kmもとぶ。近距離で撃ったら頭が吹っ飛ぶどころか、跡形もなくなる。俺が使ったら銃床がおもいっきり肩にぶつかり、アザができるだろう。
しかし寒い。だが敵は活発に動いている。かなり警戒しているらしい。こちらも用心しないと。
そして「おい、エイト。敵が建物の中に入ったぞ。」俺は言ってみた
エイトは「なんだか話しているようだな、地図を出している。我々が襲ってくる方角を予測しているのだろう。報告しといてくれ」といった。
俺は「了解」と言い「偵察班から本部へそして全班に告ぐ、敵が我々の奇襲方角を予測し始めた、くれぐれも注意せよ」
本部は「了解、異常があり次第報告してください。」今のは新人のジャネットの声か初めて聞いた。
そうしてると、敵が建物から出てきた。パトロールを再開したようだ。すごい厳重だな、話し合いはものの3分で終わった。
日があったた時にエベレストをよーく見ると、登山している人がいる。あそこから見たら俺たちは豆粒ぐらいだろうな。と思っていた。
と、ここでD班が現場に到着した。しかしまだ攻撃はしない。俺たちが敵を一人殺す。その時に出る銃声が開始の合図だ。
後、A、B、C班がそろえば準備は万全、するとA、B班班が到着した、後もう少しか緊張するな。
と思ってると!「ピューン!」なんと弾丸が飛んできた!後数cmで死ぬとこだった。俺の人生で最大の危機であった。
エイトは「おい?大丈夫か?」
俺は「あぁ、大丈夫だ。俺が狙われていたみたいだな」
エイトが「本部に発砲許可を取る」そしてエイトが「偵察班から本部へ。ただいま弾丸が飛んできた発砲許可を願う。狙ってきたのは敵の観察兵だ。」
ジャネットは「予想外ですね。わかりました。八方を許可します。」
そして俺が相手の観察兵に「発砲します(バーーン!)」「相手の頭に命中」一発かましてやった。
エイトは「よくやった」と言ってくれた。
そうすると弾丸が、2個、3個流れ弾が飛んでくる。戦闘が始まっていた。
エイトは「これから俺たちは、偵察兵ではなく戦闘兵として戦うぞ気を引き締めろ。あと軍の方が上だから支持に従うように」と言った。
俺は「わかった。最善を尽くすよ」と一言。
まだ死にたくないが、かって見せよう。
気を引き締めた。俺たちなら勝てる。
- Re: 命をかけた戦場 ( No.7 )
- 日時: 2010/09/28 23:10
- 名前: †雨笠† (ID: DrkZ5g/p)
第六章「あの時、あの瞬間」
最善を尽くしているが、そのときおれはここで何をしているのだろうと、思い返してみた。
「俺はここで人を殺しているが、殺されたらどうなるんだろうか?って、俺こんなこと思ったこと、人生で初めてな気がする。なんか怖いな。誰か殺されると思うのはよしておこう」とブツブツ言っていたが、誰かここにいなくてはいけない人が殺されそうな、そんな嫌気がさしたのだ。
俺は、ここのところ独り言が多くなってきている。
多分さびしいんだろう。家族にもしばらく会えないし地元で普通にパトロールをともにしていた、仲間に会えないのだから。しかも、ここは知らないとだし、仲間も知らない人ばかっりで、コミュニケーションも、チームワークもうまくいってない。
たった一ヶ月の訓練で戦場に行かされた俺は、足手まといになるだろう。
という気持ちと、自分が最初に死ぬんじゃないかという気持ちが、複雑に混ざり合って、混乱してくる気がする。
「俺って戦場に向いてないのか・・・。」唐突にそう言ってしまった。
あの時なぜ隊長は、俺を命中率のよさだけで判断したのだろう。本当は臆病で、だらしなくて、遊び好きの一般人に過ぎないのに。
もし皆が、「お前が判断しろ」そう言ってくれたら、多分俺はここにはいない。
エイルが、「おいあそこにいる奴を撃ってくれ」といった。
俺は「了解」と言い敵を撃った。
今撃った敵に、家族や大切な人がいたら、謝ってやりたいとこだ。俺も同じ人間だから。多分ここにいる人の数人は家族や大切な人がいるだろう。
そう思うと、戦争が楽しい人なんていないのかもしれない。皆、正当防衛でやっているだけで、悪気はないのかもしれないと、考えていた。
エベレストの頂上が、吹雪いてきた。
「あそこにいくと凍死するな、ハハッ」ちょっと気が狂った。やばいと思った。俺がおかしい気がするが、それもつかの間。
敵の建物の中に子供がいる!?俺は目を疑ったが、それは本物だった。
人質にとられているらしい、「こいつが殺されたくなかったら、早く退散するんだ」と言っている。
ちなみに俺は興味本位でロシア語を勉強していたがまさかこんなときに役立つとは思わなかった。
軍に報告した「あの、人質がいるようです、報告しておいてください」といった。
軍の人は「了解」と一言言って本部に報告した。
俺も部隊と本部報告した。
「人質が建物の中にいます!おそらくアメリカ人の子供です。推定年齢8才でロシア側は、殺されたくなかったら、撤退しろとのことです。対策本部を設置してください。」と言った。
本部は「了解。対策本部を設置します」
ここからどうすれば、あの子を救えるだろう。俺も必死で考える。
- Re: 命をかけた戦場 ( No.8 )
- 日時: 2010/10/10 19:18
- 名前: †雨笠† (ID: OI3XxW7f)
第七章「命がけで・・・」
本部から「D、E班は見えますか?」と言った。
そう言えばD、E班が見当たらない。
俺は「見えません。何かあったんですか?」といった。 本部は「D、E班は、敵の後方から奇襲をかけるつもりだったのですが、いきなり戦闘が、始まったものでまだそこにはいないみたいですね」と言った。
俺は本部に、「なぜ今、D、E班が話題になったんですか?」と聞いたら本部は「対策本部の方で(D、E班に任せよう。)と言うことになったんです。でもそれも無理みたいです。」と言ってきた。
俺は、「じゃあ・・・あ、あの子はどうなるんですか!?見捨てるんですか!!?」少し熱くなった。
本部は「見捨てるわけにはいきません」
俺は「じゃあ、もしかして俺たちが?」と言った、本部の回答は「そうです、貴方達しかいません。」と言った。
ジャネットの声が、本気に聞こえた。
すると、隊長のガブリエルが無線で「今の聞いたぞ、ジェイコブ!俺と一緒に、あの子を助けに行くぞ!」
俺は「はい!」と言った。意欲はある、子供が戦争に巻き込まれるのは、この世で一番あってはならないから。
俺とガブリエルは、人質がいる建物の裏にある、林から攻める事にした。
隊長が別の班に「人質をとってる奴の気をひいといてくれ、我々は、後ろからナイフで、首を切る。それまで耐えてくれ。」と無線で伝えていた。
隊長と二人でいるのは緊張するが、この事態のほうがもっと緊張する。
まもなく昼の十二時。隊長が本部に連絡した「軍にも移動の許可をもらいました。人質の救出の許可をお願いします」
本部のジャネットは「分かりました。許可します、健闘を祈ります。」と言ってくれた。
隊長は「昼の十二時まで、後30秒・・・準備はいいな?」俺は「いつでもいいですよ。」と言った。
そして隊長が「よし、十二時だお前から行け」と言った。俺は「了解」と一言。
後ろから敵を一刺し。
すると子供は泣きながら「警察さん・・・?助けに来てくれたの・・・?」と言った。
俺は「警察だけど、僕たちは特殊部隊というんだ君を助けに来たよもう大丈夫」
子供を抱えあげようとしたその時!
「バーン!ヒューン・・・グサッ!!」
後ろを振り返ると・・・。
隊長が血を流して倒れていた・・・。
俺は「たっ、隊長!!」
そして、子供が泣いた。
俺は「だ、大丈夫だよ・・・。いいっ、生きてるから」絶望に満ちた声で言った。
俺は「隊長大丈夫ですか?」といった。
隊長のガブリエルが最後の力を振り絞り「ご・・・ごめん。お・・まえを・・・・もうす・・こし・・・・育てて・・・や・・りたか・・・った」と言った。
俺は「首を打たれてる・・・。動脈を直撃している・・・。隊長、喋ると血が出てくるのでしばらく安静に。」と言ったが。
隊長は「お・・ゲホッゲホッ・・・俺はもう・・死ぬ・・・体で分かる・・・・」
俺は「死ぬなんて言うな!!隊長はまだ生きれます!!」と怒鳴った。だが・・・。「おまえ・・・に・・これを・・・。」
それはいつも大切そうに首にかけていた、ネックレスを俺にくれた。
「その・・・子・・・をまも・・ってや・・・れ・・・。」
ネックレスを持っていた手が床に倒れ、隊長は目をつぶった。
「だめだ!死ぬな!!死ぬなーーーー!!」
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