ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 落しモノ屋 オリキャラ募集中
- 日時: 2010/08/23 09:41
- 名前: ココロ ◆bl2YEQI/y2 (ID: rbVfLfD9)
前の小説がちょっと怪しいので、新しいのをかこうと思って作りました。
誤字、文字化けなどがありましたら教えてください。
オリキャラも募集しようと思いますので…
>>1登場人物
>>2オリキャラ用紙
>>3~>>6保留
オリキャラの方々とつくってくださったヒト
*フウガ様 佑輝様
*カワズガワ様 ヴィオラ様
*ハセ キアラ様 クロ+様
*ウラサワ カゲタカ様 シュルル様
*クウヤ様 譲羽様
*ゲンダ アスカ様 りこ★様
…の6名のかたです!
ありがとうございました。
この小説にコメントをくださった方々
*こたつとみかん様
*クロ+様
*譲羽様
*シュルル様
…の4名の方です!
ありがとうございました!
なにか
*あいぱっど
*友だーち
意味が分からないヒトは2名ですw
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- Re: 落しモノ屋 オリキャラ募集中 ( No.13 )
- 日時: 2010/08/06 08:29
- 名前: ココロ ◆bl2YEQI/y2 (ID: rbVfLfD9)
続き——
猫は店の前に座ってオレを見た。
『戸を開けろ。』
偉そうにオレに命令してきた。イラつきながらもオレは素直に戸を開けた。
戸は横びらきだった。—ラーメン屋と構造が似ている気がする。
戸を開けたらひとりのヒトが見えた。—店のかただろうか。猫はそのヒトに向かってこう言った。
『客だ。』
なんとも味気ない台詞だ。店の中にいたヒトはすぐにこちらを向いた。
「いらっしゃいませー…当店をご利用いただきありがとうございます。」
丁寧な言葉遣いだが、オレはまだこの店を利用すると言っていない!
「まあ、立ち話もなんですし、どうぞこちらに座ってください。」
アンティークぽいソファーをすすめてきた。オレはどうも、と言って座らせてもらった。
「お客様、失礼ですがお名前は?」
ニコッと笑いかけられた。—妙に緊張する。
「オ、オレは羽沢俊といいます。」
なんだか変な敬語になった気がする。店のヒトはニッコリ笑ったまましゃべらない。
「………」
「………」
「それだけ?」
少しの沈黙が続いた後、店のヒトが聞いてきた。
「え…どういう意味ですか?」
意味が分からない、名前だけじゃ駄目だったか?
店のヒトは少し眉間にしわを寄せて言ってきた。
「だから!!自分が名のった後はあなたのお名前は?とか聞くでしょ!」
『お前…つまらない奴だと言われないか?』
店のヒトはさっきとキャラが全然違う気がする、—猫は相変わらず偉そうだ。
「じゃあ、あなたのお名前は?」
棒読み口調でオレは聞いた。店のヒトは少し頬を赤らめた、—怒っているのだろうか?
「私の名前は…ちょっと待ってて」
そう言って店の奥に消えていった。名前を言うのになにも必要ないと思うのだが。
一旦終わります。
- Re: 落しモノ屋 オリキャラ募集中 ( No.14 )
- 日時: 2010/08/06 14:00
- 名前: ココロ ◆bl2YEQI/y2 (ID: rbVfLfD9)
続き——
オレは待っている間に店内を観察することにした。
埃っぽい箪笥、棚、その中に物はほとんどない。この店の物はなにからなにまでアンティークぽい、—高そうな物も置いてある。
一番多いのが本。なぜか棚に入れないで高く積み上げられている。しかも日本語じゃない。
あまり広くない店内はやっと歩ける、という状態だ。
オレは次に前のソファーに座っている猫を見た。
たぶん雑種だろう。あまり大きくなくてしかも細い。
毛の色は…黒と深い青が混ざったような独特な色だ。そこらへんの野良猫とは違う。
と考えていたら猫に睨まれた。
『気持ちが悪い。ジロジロと見るな!』
これで口調が良ければきっといろんなヒトに好かれるだろうに…
そんなことを考えていたら、なぜか店の奥からガラガラとなにかを引きずる?音がした。
店のヒトはなぜかホワイトボードとペンを持ってきた。…なにを書くんだ?
店のヒトはホワイトボードに白と雨と書いた。…達筆だ。店のヒトはクルッと振り向いてまたニコッと笑った。
「キミに問題ね、この二文字が私の名前です!なんとよむでしょうか!」
…このヒト、いくつだよ
オレは呆れながら言った。
「わかりません。」
そう言った後、どういう反応をするか分かっていたがオレはそう言った。
案の定そのヒトはちょっと眉間にしわを寄せて、顔を赤らめた。
「もうちょっと気のきいた台詞は言えないものなの!?」
『お前だってこいつがどういう反応をするかぐらい分かるであろう。ちょっとぐらい付き合ってやれ。』
「なにそれっ!フォローにならないよ!」
低レベルだ、こんな奴になんか付き合いたくない。オレは、はぁ…と溜息をついた。
「ふぅ…まあいいけどさ、——あのね、白い雨って書いてゆうだちって読むの!」
終わります。
- Re: 落しモノ屋 オリキャラ募集中 ( No.15 )
- 日時: 2010/08/06 15:02
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
オリキャラ用紙
①名前/読み(蛙川/かわずがわ)
②年齢/学年(13/中二)
③性格(クーデレでいつもは大人しいが少し泣き虫で気が弱い、言動が少し変。
とりあえずいっつも一人で行動する派らしい、陰陽師の弟子らしく呪いとかそういうのが得意なミステリアスさん)
④落し物(わら人形)
⑤どんな時にどういう風に初登場するか()
⑥小説の感想(面白いです、頑張ってください)
- Re: 落しモノ屋 オリキャラ募集中 ( No.16 )
- 日時: 2010/08/07 10:53
- 名前: ココロ ◆bl2YEQI/y2 (ID: rbVfLfD9)
ヴィオラ様
オリキャラありがとうございました!
すみませんが、性別をオリキャラ用紙にかくのを忘れてしまいましたので、性別を付け足す場合は教えてください。
- Re: 落しモノ屋 オリキャラ募集中 ( No.17 )
- 日時: 2010/08/07 11:12
- 名前: ココロ ◆bl2YEQI/y2 (ID: rbVfLfD9)
続き——
「で、私はこの店の店長です。以後よろしく♪」
なんでこの店には変な奴ばっかりなんだ…
オレはげんなりしながら白雨と名のった奴を見た。
白雨は不思議な服装をしている。着物と洋服が混ざったみたいな服と、頭には白いヘアバンドを付けている。
着物と洋服が混ざったみたいな服装というのは、上半身は着物のつくりになっているのに、下半身は膝丈まであるスカートになっているのだ。
袖も肘から裾まで広がっている。
そこまで考えたところで白雨が声をかけてきた。
「ここからが本題なんだけど、キミはこの店になんの用なのかな?」
『白雨、こいつは自分はこの店に用はない、と言っている。』
「へぇ…!」
少し驚いているのだろうか、眼がちょっとだけ大きくなった気がする。
なにしろ、この白雨って奴は表情があまり変わらないもんだからなにを考えているのか分かりづらい。
「じゃーさ、キミどうする?」
「はっ!?」
いきなり話が振られて驚いてしまった。しかも、どうするって…
「まあ、此処に用はないんだし。オレは帰ります。」
そう言って、オレは店の戸に手をかけた。そして、横に開こうと…
開かない
もう一度やってみたがビクともしない。
なんでだ!?入るときは簡単に開いたのに…!
「ゴメンねーうちの戸、店に入ったヒトはなんらかの選択をしないと開かないようになってるんだ。」
後ろから能天気そうな声が聞こえてきた。ってまさか…
「オレなんかこの店で選択しないと帰れないのーーーーーー!!!!」
「そういうこと♪」
やっぱりこんな店嫌だ…入るんじゃなかった…
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