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- タンテイブ
- 日時: 2010/08/27 13:45
- 名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)
初めましてではない人もいるかもしれないのですが、一応初めまして!
ガイと言います。
探偵ものの小説です。
お客様歓迎します。
がんばって書くのでよろしくお願いします。
みなさんも犯人予想してみてください。
目次
>>1 プロローグ
【1件目】 【2件目】
>>2 第1話 >>11 第8話
>>3 第2話
>>4 第3話
>>7 第4話
>>8 第5話
>>9 第6話
>>10 第7話
- Re: タンテイブ! ( No.1 )
- 日時: 2010/08/25 11:14
- 名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)
プロローグ
事務所で携帯電話の着信音が鳴り響いた。それにお父さんがでた。何か神妙な顔をしている。話が終わるとお父さんが椅子に座ってる僕の所へ来た。
『どうしたの、お父さん?』
『ちょっと人と話さないといけないから、自分の部屋に行ってなさい』
『うん分かった』
あんなお父さんを見るのは初めてだなと思いながら僕は隣にある自分の部屋に行き、お気に入りの本を読んでいた。
しばらくすると玄関のドアが開く音がした。誰かが家に来たようだ。するとお父さんはその人と話し始めた。時折、金っていう声が聞こえてくる。
何話してるんだろうと思ったその時、大きな物音がした。どうしたんだろう?
その後、またドアを開ける音がした。さっき来た人が帰ったのかな。
『お父さんもういいでしょ。入るね』
自分の部屋のドアを開けたその時、僕は凍りついた。お父さんが……倒れてる。しかもお腹には包丁が刺さっていて血がじんわりにじんでいる。
急いで駆け寄ったけど、お父さんは虫の息でかろうじて生きている、そんな状態だった。
『い、今救急車呼ぶから』
僕は電話がある所まで行こうとした。けどお父さんは僕の腕をつかんだ。何か言いたいようだ。僕はお父さんの口に涙でボロボロの顔を近づけた。お父さんは今にも消えてしまいそうなか細い声でこう呟いた。
『……さ……さ……れ……』
もっと僕に何かを伝えたかったらしいけど、そこでお父さんは動かなくなった。
『……お父さん……?起きてよ……死んじゃ駄目だよ。ねえ……お父さん?おとぉーさぁーん!』
俺、久遠響介はそこで目を覚ました。
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