ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 貴方と君と傍観者
- 日時: 2010/09/08 17:39
- 名前: 月花 (ID: 8hgpVngW)
※ご挨拶m(−−)m※
初めまして^^
月花と申します。
小説は初めてなモノで・・・
至らぬ所もございますが、暖かい目で見て下さい。
※注意※
*文章が初心者〜って感じです・・・。許して・・・。
*荒らしはご遠慮下さい。
*心の広い方のみ閲覧下さい。
*更新は遅くなる場合がございます・・・。
*中傷もご遠慮下さい。
応援コメント欲しいです。
やる気が出ます^^
※ページ※
Ⅰ:>>1、>>2、>>3、>>4
Ⅱ:>>6、>>7、>>8、>>14
Ⅲ:>>23、>>24、>>25、>>26
Ⅳ:>>29、>>30、>>31、>>32
それでは、どうぞ。
- Re: 貴方と君と傍観者 ( No.25 )
- 日時: 2010/09/05 19:15
- 名前: 月花 (ID: 8hgpVngW)
貴方は知らない。
この世界の残酷さを。
綺麗な事しか知らなくて、
君にも会えない。
どうすれば、抜けられるだろうね?
答えは未だ、見つからず。
貴方は泣く。
顔が涙でぐしゃぐしゃだ。
会いたいがために泣き叫ぶ。
遠くの君を想いながら。
いつしかそれは期待から、
無意味な事に成り下がった。
もう会えないだろうと、
色がないのだろうと、
死にたいのではないかと、
無意味な事は、罪悪感へと変わる。
聞けない悲しさ、
会えない苦しみ、
そして、
貴方は喚き続ける。
——ごめんなさい、ごめんなさい。
——君は、此処には似合わない。
——貴方の所為で、
——苦しみしか教えられなくて、ごめんなさい。
歌が、罪悪感に浸っていく。
もう、貴方を慰める者は無い———
- Re: 貴方と君と傍観者 ( No.26 )
- 日時: 2010/09/05 19:31
- 名前: 月花 (ID: 8hgpVngW)
待って、待って、待って。
幾度も叫び、痛感する。
世界の厳しさと、
やっぱり人は、嘘吐きだ。
どうして。
あの子が死んだのに。
あの子は死んだ。
あの子は死んだ。
きっと・・・いや、絶対だ。
でも、彼女は居るんだよ?
だってほら、目の前に。
静かに、優雅に、佇んでいる。
確かに愛しいあの子だ。
あの子は微笑む。
こっちを向いて。
柔らかに。
確かに消えた筈なのに。
生きているなんて、有り得ない。
有ってはならない事なんだ。
——やだわ。怖そうな顔しないでよ。
私が幽霊みたいじゃない。
——だって・・・死んだ、筈なのに。
——はっ。馬鹿言わないで。
——何で、どうして。
——死んでたまるか。あんな見ず知らずの子供等の為なんかに。
こんな子は、知らない。
彼女はいつでも優しくて。
どうして、どうして。
こんな子は、知らないッッ!!
あ、あの子供達は?
あの子供達は、
森の中と、海の中に存在してた。
最初の幾月かは泣いていて、
それから、満面の笑みだった。
やっぱり、離れないと駄目なんだ。
ごめんなさい。
——気になるの?あの子達の事。
——・・・あぁ。そうさ。
——あんな子、気にしないで。
こっちを向いて?
——・・・ ・・・う。
——え?もう一度言って。
——お前は、違う!!
あ・・・。
あぁ・・・。
やっぱり神様は、残酷だ。
彼女と居れば・・・
さぁ、世界が狂い始めた。
もう誰にも、
止 め ら れ な い
- Re: 貴方と君と傍観者 ( No.27 )
- 日時: 2010/09/06 06:25
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
- 参照: http://yaplog.jp/akirahayate/
傍観者はじっと見ているだけ。
切ないような、淡々としているような。
もう、貴方を慰める者は無い———
って凄く悲しい事です。
- Re: 貴方と君と傍観者 ( No.28 )
- 日時: 2010/09/06 18:29
- 名前: 月花 (ID: 8hgpVngW)
そうですね。
罪悪感に溺れてしまったから。
もう、戻れないんです。
貴方が願った所為で、世界が崩れてしまった。
元々海に居た生き物達の数匹も、存在が無くなってしまいましたから。
速めに終わらせたい!!
- Re: 貴方と君と傍観者 ( No.29 )
- 日時: 2010/09/08 17:15
- 名前: 月花 (ID: 8hgpVngW)
Ⅳ
明日へのカケラ、求める者
僕は思う。
天使なんて、居ない。
世の中は皆、悪魔だ。
抜け出せられない、この世から。
一筋の光が舞い降りる。
だけど—————
もう、掴む事は出来ないんだ。
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