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過去に逃避する少女と過去から逃亡する少年
日時: 2010/09/13 00:20
名前: 阿嘉狐 (ID: 16/cv9YI)

前作 終了しましたので、また書こうと思います!!

応援してくれたら嬉しいなぁ…と思ったり。

今回の話は、過去に依存する少女と過去を消したい少年ですっ

駄作になりますが宜しければ応援お願いします。

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Re: 過去に逃避する少女と過去から逃亡する少年 ( No.1 )
日時: 2010/09/13 00:25
名前: 阿嘉狐 (ID: 16/cv9YI)

あの頃は、良かった。

お父さんは、優しくて
お母さんも、幸せそうだった。

あの子も側にいてくれたのに…月日が変わって皆も変わってしまった。

お父さんは、怖くなった。 お母さんは、悲しそうな顔をしている。

あの子は、何処かへ行ってしまった。

あぁ…昔に戻りたい。

————

自分の過去を消したいと思った。

父親も母親も普通じゃ無い事は、重々承知だった。

それでも…死んで欲しかったわけじゃなかった。

あの子は、壊れてしまった。

…あぁ…過去なんて消えてしまえばいいのに。

————

二つの心は、伽藍道

おかしな二人とおかしな話。

Re: 過去に逃避する少女と過去から逃亡する少年 ( No.2 )
日時: 2010/09/13 00:42
名前: 阿嘉狐 (ID: 16/cv9YI)

「母…」
「……」

母親は、ぼーと外を見ている。

父親を殺したあの日から、母親は、過去に囚われていた。

僕には、関係ないとは、言い切れないので。

母親には、月に一度会いに来ている。

意味なんて無い。それでも、僕が過去から逃亡するためには、今の母親は、不必要なのだ。

「また来るね。」
「………」

ガラリと部屋を出て、学校へ向かう。

———

学校へ行く途中、白石玖渚がいた。

「…」

話しかけるべきか?
嫌、話しかけない方が得策だろう。

というか、彼女は、三か月程学校には、来ていないのだし。気付かない素振りをしてもばれないだろう。

「…」

「、…」

うーむ…何か凝視されているような。
なんだこのやろうっと弱気な声を心の中で、だし、視線に気が付かない振りをする。

その時に、白石玖渚が、僕を見て、狂ったように笑っているのを僕は、見えなかった。

———

学校に到着した。
と、言っても、友達や友人、親友がいない、僕にとって休み時間とは、暇な時間なので、さてどうしたものか。

ざわっと教室がざわめいた。

何だろう?と思い扉の方を見ると、…白石玖渚が立っていた。

「…不肖くんいる?」

うわーえ、此所でいませんようと言いたい衝動を押さえながら

「何でしょうか?白石さん」

受け答えをしてみた。

彼女は、いぶかしみな表情をしたあと

「着いてきて」

と言ってきやがった。

あぁ……勘弁してくれよ。

Re: 過去に逃避する少女と過去から逃亡する少年 ( No.3 )
日時: 2010/09/13 06:20
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://yaplog.jp/akirahayate/

新しい小説だっ
これまた過去が気になる予感です(^<^)
頑張って下さい!

Re: 過去に逃避する少女と過去から逃亡する少年 ( No.4 )
日時: 2010/09/13 18:01
名前: 阿嘉狐 (ID: TPtU8hBo)

前回のが終了しましたのでwww
頑張りたいと思います!!

Re: 過去に逃避する少女と過去から逃亡する少年 ( No.5 )
日時: 2010/09/13 18:28
名前: 阿嘉狐 (ID: TPtU8hBo)

屋上にこさされた。

「何かようかな?白石さん。」

「…貴方、昔、赤石町に住んでた事ある?」

ぎくりっ、と思った。
そこには、昔、住んでいた。

緑が綺麗な田舎町。

「確かに住んでたよ?」
「…あっ貴方、父親死んでる?」

「?、うん。」

ぱぁ!!と顔が花開いたかのように顔が明るくなる。
ぞくり…嫌な予感がした。
「やっと!やっと会えた!!×××!」

?、何て言ったのか、聞き取れなかった。
彼女は、何て言ったんだ?
「あの…白石さん?」
「玖渚って読んでよ。りっくん」

????

僕の名前に、りって文字は、無いんだけど…

逃げなくちゃ、そう思ったから



屋上から飛び降りた


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