ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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お店屋さんごっこ
日時: 2011/01/05 17:18
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: vCVXFNgF)

どうも、初めましてのお方もいますね。九龍です。
今回は、七大罪とかをテーマでかいてみようと思います。
ショッキング、暴力表現ありです。

ここからは注意です。
荒らし・チェーンメールは歓迎しません。禁止です。
あと、僕が嫌いな人は見ない方がいいです。
最後に……。僕に文才という言葉の文さえあるかどうかはわかりません。自己判断でお願いします。
グロ表現あり。と言っても、結構控えてる方だと思いますが。でも、苦手な方は見ない方がいいと思います。

……残ってくれるんですか?
できれば、本文も読んで言ってくださると嬉しいです。

目次

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Re: お店屋さんごっこ ( No.16 )
日時: 2011/01/16 19:32
名前: rara (ID: 9QYDPo7T)

初めまして、raraです!!!!!

凄いですっ^口^/気に入りましたw
即お気に入り追加です☆

お互い頑張りましょ〜♪

Re: お店屋さんごっこ ( No.17 )
日時: 2011/01/25 19:41
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: ia9Umcvq)

rara様へ

初めまして。

お気に入り追加、ありがとうございます。
お互い頑張りましょう。

Re: お店屋さんごっこ ( No.18 )
日時: 2011/02/08 14:56
名前: 風(元;秋空  ◆jU80AwU6/. (ID: DBM1eX7d)

初めまして,風と申します。
二次小説の方で中心的に活動してましたが最近になり此方で小説書く様になりました^^

7つの大罪ネタは基本的に好きなので……いや,単純に面白いですね♪
雰囲気が良い感じで…私にはとてもこう言う雰囲気は出せないので凄く魅力的に感じます^^

Re: お店屋さんごっこ ( No.19 )
日時: 2011/02/14 20:25
名前: 九龍 ◆vBcX/EH4b2 (ID: Fn07flnU)

風(元;秋空様へ


初めまして。

七大罪、といっても、最近にバチカン新聞で発表されたものですがね。
感情的な七大罪とはまた違うんです。
雰囲気、が、ですか。魅力があれば、それはよかった、と思います。

Re: お店屋さんごっこ ( No.20 )
日時: 2011/02/21 20:00
名前: 九龍 ◆vBcX/EH4b2 (ID: KdcttUFL)

「凛、そろそろ帰るよ」

お兄様がそう言うので、私は階段を上っていくお兄様の背を追い、駆け足で監獄から出て行った。
お兄様は私が離れないようにと、手を差し出す。私はその手を握って、階段をただかけのぼっていた。

スズランのサラダと、カンタレラのワイン。
この料理だけは、何故かとても印象に残っていた。


あの料理には、なにか不思議なものがあったのだ。
人間は、してはいけないといわれると、それを実行したくなるのだと、お兄様は言っていた。

……確かに、そうかも。
私はそう思い、微かにうなずいた。
私も、あの料理には何か惹かれるものがあった。
飲んではいけないといわれたカンタレラのワイン。
あの鮮やかな赤い液体が喉を伝い、胃に流れ落ちた時、人は一体どうなるのだろうか。
私は、それに少しだけ興味を持った。


だけど、だめだよね。お兄様は、飲んではいけないと言っていたんだから。
私は首を横に振り、自分の欲望を打ち消そうとした。
でも、欲というものは、一度感じてしまうと何倍にもなって湧きあがってくるものだ。
当然なことだが、考えようとしてはいけないと思うほど、人はそれを考える。
私も、例外ではないのだ。



だが、その考えは、監獄を出た途端に信じられないほど簡単に打ち消されてしまった。


「……おや、凛ちゃんに怜君、お仕事ご苦労様」

茶色い椅子に腰かけている人物は、微かに微笑み、お兄様と私を交互に見た。
茶色い椅子に腰かけている男性は、美しく輝く金色の髪と真っ青な空の色の目を持っていた。
肌は白く、背が高い。群青色の服を着ていて、腰には切れ味の良さそうな刀が見えた。

「いえ、ここにも慣れれば楽しいものですしね。晶さんは、いつフランスから帰られたんですか?」
「私ですか? おととい、帰ってきたばかりですよ」


男性は優しい微笑みを浮かべたまま、そう言って、私を見つめた。

「凛ちゃん、これ、どうぞ。凛ちゃんが欲しがってたお人形だよ」
「わぁ! ありがとう、『おまわりさん』!」
「いや、晶でいいよ。どっちかって言うと、役職よりはそっちの名前のほうがいいしね。なんなら、『わんちゃん』って呼んでもいいけど?」


晶さんのその言葉を聞き、お兄様は優しくほほええんだ。
私も、晶さんに微笑みを向けた。



———あぁ、やっぱり、好きだなぁ。
私はそう思い、晶さんの瞳をじぃっと見つめ、ため息をついた。


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