ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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死滅=再生
日時: 2010/10/24 17:25
名前: ★ユマ★ (ID: 6w.ezElv)

 久しぶりです←

 うん、、、
 やっぱり頭が衰えてる(_;)

 でもヨロシクです♪♪

 №Ⅰ荒らし・チェンメ・嫌がらせはやめて
 №Ⅱ誤字脱字、、、許してください
 №Ⅲ下手なのは十分に分かってます

 $来て頂いた方々$
 ◆鷹の目s
 ◆覇玖
 ◆黒帝s

 でゎでゎ


    #ぷろろーぐ#>>1
 ①話#出会い#>>3
 ②話#闇そして選んだ道は?#>>5
 ③話#僕の道と”嘘”と”身体”と#>>7
 ④話#選ばれた理由と幼馴染#>>14
 ⑤話#幼い記憶#>>15
 ⑥話#新しきは古きを駆逐する#>>16
 ⑦話#耐えられない痛みと叫び#>>19
 ⑧話#その中の”一人”#>>20
 ⑨話#
 ⑩話#
 ⑪話#
 ⑫話#
 ⑬話#
 ⑭話#
 ⑮話#

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Re: 死滅=再生 ( No.16 )
日時: 2010/10/23 13:30
名前: ★ユマ★    ◆FfKRCvpEe. (ID: 6w.ezElv)

 第⑥話#新しきは古きを駆逐する#

 『君に、僕たちのねらいを教えてあげよう・・。』


 そう言い、勇螺は俺の頭をつかんだ。

 俺はびっくりした。
 けど、久しぶりの勇螺の感触に懐かしさを感じた。




 ド………クン




 身体の血が波打った。
 それを感じると、頭の中に、映像が映し出された。
 そこには




 ここはもう、破滅だ。
 新しい惑星を目指そう。
 ・・
 ここはどこの惑星よりも、進んだ文化が発達していた。
 だから、争い事が起きるのは、時間の問題だった。
 なにより早く、
 誰よりも強く、
 そう思った矢先には、必ず”崩壊”という名の旅路(みち)があった。
   ・・
 もうここは捨てよう。
 そして宇宙を超えて、”地球”とう名の惑星に身を下ろそう。
 私たちは遠い遠い宇宙を超えて、みんなと共に集団して向かった
 どれだけ進んでも一向につかない。

 見つけたんだ、”生命の息吹”を……
 そして見つけた、”死”こそが私たちの〝進化〟だと………




 「でも、俺たちがここに来てから、またしても〝進化〟の道を……」


 「…………。。」

 「”死”こそが〝進化〟の道!?そんなの古い考えだ。我々は見つけ出した。能力を持つ者が、”死”への道を問い正すのだ。」




 俺はよく分からなかった。
 けど、一気になにかが降りかかってきたみたいで
 恐かった。
 俺はこれから……


 どうなるんだろう…………

Re: 死滅=再生 ( No.17 )
日時: 2010/10/23 13:33
名前: 鷹の目 (ID: U3CBWc3a)

一気読みしました♪ 

勇螺に何があったの!?
・・・・続きが気になります(^O^)/

Re: 死滅=再生 ( No.18 )
日時: 2010/10/23 13:42
名前: ★ユマ★    ◆FfKRCvpEe. (ID: 6w.ezElv)

 ◆鷹の目

 ありがとぉ♪

 ふふふっ
 続き、また来てください!

Re: 死滅=再生 ( No.19 )
日時: 2010/10/23 17:37
名前: ★ユマ★    ◆FfKRCvpEe. (ID: 6w.ezElv)

 ⑦話#耐えられない痛みと叫び#

 俺は今、どこにいる?
 俺は今、ナニしてる?
 俺は今、どんな事を思った?

 ここは暗い、部屋。
 俺はここに閉じ込められている。
 あ、閉じ込められてるってゆぅよりここに入る前になんか言ってたな……

 『これからお前には複数の”痛感”に耐えてもらう…その後にも試験が待ってるからちゃんとしとけよ』

 あんたたちの言う、『ちゃんと』ってナニ??


 俺の身体は、いろんなところにチューブが繋がってて、そこから”液体”やら”粒”なんかを俺の身体に流していく。
 その後には”痛み”。
 そして”虚しみ”。
 そんで”罪悪感”。

 俺はこんな時、生きてるのか死んでるのか分からない感覚がキライ。


 すぅ.....


 また、”何か”を入れられた。

 「うぅっ…ぅ、、っあ!………あ゛ぁ゛ああああああああ!!!!」

 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

 もう、さんざんだ。
 こんな目に遭うのも、こんな気持ちも。
 こんなバカかマネ事に、親父や兄貴は誘いこまれたんだ。



 ピ—————ッッ



 『聞こえてるか?……澄和。ここではコレで終わりだ。次の段階に行くために、今日は1日、ゆっくり休みたまえ……。』



 俺はこの”痛感”の部屋を突破した。
 けどこの後にはまた次の段階。


 俺はシャワーを浴び、少し散歩した。
 そして疲れ切った俺の身体は、自然とベットに向かっていた。




 ばふっっっっ




 ベットに突っ伏した。
 そのまま、深い、
 深い暗い、〝闇〟のどん底に堕ちて行った。





 今日の記憶はここまでで途絶えた。
 次の日、俺は何をしたか、覚えていない。


 『澄和っ!……っ』


 そう、親父と兄貴の声のする方へ喘いでいた気がする。
 自分でも抑えきれない何かを、大声で叫んでいたと思う。









 俺は

 いったい

 何を

 した??

Re: 死滅=再生 ( No.20 )
日時: 2010/10/24 11:06
名前: ★ユマ★    ◆FfKRCvpEe. (ID: 6w.ezElv)

 ⑧話#その中の”一人”#

 「ん…………。」

 起きた。
 目覚めが悪ぃ.....
 身体がダリぃし.....

 俺はそんなこんなで目を覚ました。



 ここは…………何処?



 ピ——————ガチャ

 『聞こえてるカナ?澄和k。今、ここは何処だ?とか思ったよね??……ここは最後に受けてもらう試練の部屋だよ。。』


 「……………最後・・か。」

 不気味な機械音とともに聞こえたその声に俺はこう呟いた。


 『そう.......最後。これを耐えきれば、澄和kは完全に”死滅と再生”の能力を得ることができるんだ。』

 その声は言う。
 だが俺には眠たスギて最後の方はあんまし聞こえていなかった。
 それでも俺の中に、疑問が浮かんだ。


 「俺をどうやってここに連れてきた?」

 『うん?………それは澄和kが寝てる時、僕の支配下の人たちが連れてきたんだよ。
  嫌がらないように、暴れないように、寝ている時に連れて行こうとしたんだけど、澄和kの身体が拒否反応を起こしてね・・・
  大変だったんだよ。ここまで連れてくるの。
  覚えてる??澄和k.......”親父””兄貴”って大声あげながら、暴れてたんだよ?
  おかげで、麻酔薬を使う破目になったんだけどね』


 こいつは俺の聞きたいこと以外にも、べらべらと口を動かす。
 まるで嫌味みたいに……
 うん。まぁ、まぢで嫌みったらしかったよ。


 「あぁ………そうか。」

 俺は頭を抑えて質問を繰り返した。

 「俺はここをクリアしたら、見た目?…身体とか、変わったりすんのか??」


 『う〜〜〜ん....まぁ、そこは人それぞれかなぁ〜?めちゃめちゃ気色悪ぃ奴になったのもいれば、変わりなかった奴もいたなぁ・・・
  まぁ、最終的にはみんな破裂しちゃったケド』


 俺はその中の”一人”にしかすぎないんだ。
 俺の身体を使ってお前達の実験台になったのに、
 お前達は実験台になった奴らの気持ちを、考えていないのか?



 「はははははっ…………」

 『何を笑っている?』

 「バカな話だ。」

 『…………………。』

 「なにが”生命の息吹”だ。なにが”進化”だ。なにが”試験”だ。なにが”死”だ。なにが”生きる価値”だぁああああ!!!!!!!!!!」



 「お前達はこの実験で、死んでいった人たちの気持ち考えたことあんのかよ!
  お前達は死んだことあんのかよ!
  お前達は実験台になって、いろんな部屋に行って、この苦痛を味わったことあんのかよ!
  お前達は、”死”への恐怖、間近で見たことって……あんのかよ??」




 俺はただただ、泣いていた。
 俺を観察しているであろう、カメラをジ———っと見つめて。
 俺はそう、嘆いていた。




 俺はどうせ、

 実験台の中の

 ”一人”………

 なんだろ?




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