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廻れ、回れ、ぐるぐるり。 オリキャラ募集中です^^
日時: 2010/10/23 20:27
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)

はじめまして、題名を変えたこの小説は元『天国で働きませんか?』です。何故か番外編とか長編とかやっていこうと思いますのでよろしくお願いします^^
コメディのほうはロックさせていただきましたが社会系は完結してますので見たいなら見てください
あと基本的なルールを守ってください、お願いします。

とりあえず天国と地獄の間にある『天獄』で働くことになった鬼人間のお話。

登場人物
★罪木 獄(つみき ごく)
『南星学園生徒会副会長』のごく普通のツッコミ野郎といわれるほどのツッコミ役のような存在、実はとてつもない過去があって・・・『天獄』で働くことになった。
『南鬼族』の生き残りだからか角のようなものが生えている

★罪木 耶麻(つみき やま)
『天獄』の一番偉い人だったけど逃走した、それで現在は『南星学園生徒会会長』で獄と同じクラス。
何故か苗字が同じだが・・・本当は何かしらの関係があるらしい、本当の正体は『神族』という世界で一人しかいないといわれる族種

☆罪木 奈良(つみき なら)
実は耶麻と同一人物かもしれないほどに顔だけ似ている、『天獄』にいたけど耶麻より先に逃走している。
実は『南星学園』の隣の『シリウス女学院』の生徒会長をしている女子生徒として存在してた
獄とは耶麻と同じように何かしらの関係を持っている、意外と美人さん。
そして乙女チックな女の子

罪木 京都(つみき みやこ)
耶麻の本物の正体とか何とか噂されている謎の閻魔長なので姿を現しても何も言わなかったりする、しかし獄のこれからのことで色々と助けてくれたりするという女の子。
奈良の双子の姉で耶麻と関わることはまったくないためか耶麻と不仲といわれることもある

そのうち登場人物は増えます

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Re: ★天獄で働きませんか? ( No.3 )
日時: 2010/10/09 16:23
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)


1997年、『南鬼族』はとある人間たちによって消されたはずだった・・・
およそ13年前の首都では大変なことが起こっていた、『南鬼族』は姿的にも鬼のように角が生えていたがそれだけしか姿的には鬼として言える部分はない。差があったのは事実なのだが、そんな問題はこの首都での事件によって消される

—『東京無差別鬼ごっこ事件』
鬼ごっこは楽しい遊びなのだが・・・これは無残といえるほどに恐ろしい遊び、そして事件だった。
そんな事件があったのだが奇跡的に助かったのが・・・この物語の主人公である。

—1997年

銃声がビルが大量に立ち並ぶ首都に響いた瞬間に人々は声をなくした・・・そこには軍服を着た綺麗なパーティ用仮面を被っている何人もの人が屋上からロッククライミングのように降りてきた、そして・・・無差別に人々を銃撃した

そこで3つになったばかりの獄もそれを体感していた、人々が赤いものを垂れ流しながら倒れていくのを彼は見ていた

そこで父親もその事件で銃撃されて亡くなった、母親と獄はどうにか近くにあったラーメン屋さんに避難をした・・・それで事件はおわらなかったのだ。


「ママ・・・ママっ!」


1.とりあえず砕けて崩れてください


母親と獄は父親がいなくなって何度も警察に捜査を受けた、別に母親も一緒にいたので獄は安心したようにちゃんと質問にも答えられた。

そして捜査のことも何もなかった青空の輝く日曜日だった・・・久しぶりに二人はレストランへ行くことになった、獄は嬉しくて母親と手をつないで歩いてレストランへといった・・・これが母親と獄が一緒にいれた最後の日だ。

開いた席にすぐに座っておこさまランチを頼んだ獄はちょっと落ち着かずに走り回りそうなくらいだった、かなりの貧乏生活だったのだ


「ママ〜、おこさまランチまだ〜?」

「まだよ〜、頼んだばかりじゃない^^」

「だよね〜・・・」

そこで一つの銃声が聞こえた、それに獄と母親は警戒して動かないままでいた

保留です

Re: ★天獄で働きませんか? ( No.4 )
日時: 2010/10/27 16:29
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)

参.とりあえず砕けて崩れてください


母親と獄は父親がいなくなって何度も警察に捜査を受けた、別に母親も一緒にいたので獄は安心したようにちゃんと質問にも答えられた。

そして捜査のことも何もなかった青空の輝く日曜日だった・・・久しぶりに二人はレストランへ行くことになった、獄は嬉しくて母親と手をつないで歩いてレストランへといった・・・これが母親と獄が一緒にいれた最後の日だ。

開いた席にすぐに座っておこさまランチを頼んだ獄はちょっと落ち着かずに走り回りそうなくらいだった、かなりの貧乏生活だったのだ


「ママ〜、おこさまランチまだ〜?」

「まだよ〜、頼んだばかりじゃない^^」

「だよね〜・・・」

そこで一つの銃声が聞こえた、それに獄と母親は警戒して動かないままでいた。

大声で叫ぶようにして銃撃ははじまったらしくバタリと獄の斜め前にいた店員さんが皿を割った瞬間に倒れた、これには少しざわめきが起きたがみんな逃げられないような状況でだんだんと人が倒れていった。

そして獄の席が狙われたときには中にいた客や店員はほとんど倒れていたに等しかった、助けも呼べないような状況に銃声がまた聞こえた時だった・・・
母親があの時のように赤い液体を垂れ流しながら倒れていった。獄にもそれが跳ねた赤色の絵の具のように掛かった、あまりにも残酷だった


「・・・ママ・・・ぱ、パパみたいになった・・・の?」

「お前も南の鬼か!?」

「・・・いやっ!」

その声とともに獄に向かって銃弾が飛んできた瞬間に彼の意識はそのまま途切れてしまった、そして病院で奇跡的に銃弾を取り除き少し赤いものが流れていた頬は縫われていた。

獄は治って数週間後に退院したのだがその事件についても警察が獄にいろいろなことを質問した、もう何も言えなかったが13歳までずっとそんなことをたまにという感じでしていたが慣れてしまった。

そして獄は16歳になった、『南鬼族』ということは学校でバレることもなかったしハーフと思われることだけで虐められることもなかったのでバスケ部に所属してチームのまとめ役にもなったし運よく生徒会にも所属できた。

そして、獄が16になって六ヶ月目の九月の十五夜に起きたとある不思議な話だ


「耶麻、どうかされましたか?生徒会室には僕と耶麻しかいませんが・・・」

「いいや、君に聞きたい事があるんだ・・・君って『南鬼族』でしょ?」

「・・・え、何故それを知っているのですか?」

獄はそのことについては学校にも知られてなかったので偶然苗字が同じという耶麻先輩に知られるとは全く思ったこともなかった、ちなみに彼は元からの『神族』らしく幼い頃から施設に預けられて育てられたと言っていた。

そして獄と生徒会に所属してリーダー的存在となった耶麻はもちろん仲がよかったし獄も耶麻のことを慕っていた、獄はどんな秘密でも耶麻になら話せるような関係だったのだ


「『南鬼族』たちは16の時に神様と一緒に冥界に行くって・・・知ってた?」

「・・・あ、えぇ!?知りませんでした、何故それを・・・まさか・・・」

「そのまさかだよ、俺と一緒に冥界へ行こう」

「・・・え?」


その瞬間に耶麻は獄の手をそっと触れると・・・そのまま地面に突き刺さるような勢いで手を振り下ろすと獄と耶麻はそのまま天井が抜けて流星のようにすごい勢いで落ちた、そしてロケットの発射時のように上へと上がっていくとそのまま獄の意識は途切れた


                     続く

Re: ★天獄で働きませんか? ( No.5 )
日時: 2010/10/10 20:17
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)



「こ、ここは・・・」

一瞬『ココア』と聞こえただろうが・・・獄はその場所に驚きを感じた・・・なぜならば。
そこは、冥界にある『三途の川』だと思えたからだ、こんなにぼんやりした場所で怪しく白い着物を着た人たちが並んでて居る


「え・・・マジですか・・・って、えええぇぇぇぇ!?」

「三途の川に・・・ようこそ^^ちなみに秘書志望ならこの川を渡っていきなさい」


Re: ★天獄で働きませんか? ( No.6 )
日時: 2010/10/10 20:21
名前: ラズリ ◆0Co7TLOMuU (ID: NhY/JZtF)

なんだか面白そうですね。
続きが見たいです。

Re: ★天獄で働きませんか? ( No.7 )
日時: 2010/10/27 17:20
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)

>>005 ちょっと番外編「三途の川、途中」

二.僕の中の世界は欠けた(獄サイド)


秘書になりたいわけではないが・・・僕はつまり死んでしまったんだなと思うと耶麻の声が一瞬だけ聞こえた、僕はそのまま聞こえたほうへと走って声を追いかけていった。

それが間違いだったわけではないが・・・その川の近くまで声を追いかけていった僕が間違いだったのかもしれない、ザバンと意外と大きな音がして

—川に落ちてしまったのだ。

僕は運よく泳げたのでそのままクロールをしたり手で大きな岩につかまってみたが、その時々で耶麻の声が薄れていくのだというのに気づくとちょっと焦りながらクロールをして耶麻の声が何処から聞こえてくるのかを追いかけていた。

そのまま不思議な場所にたどり着いた、ここは冥界ではないようだった
むしろジャングルという感じの此処には何もいないようだった、虫も何もいない植物だけの天国的空間。

きゅうに耶麻ではない声が聞こえてきた、ここって・・・不思議の国のアリスとか何とかじゃないのかって本当に心配してきた!


「あら、秘書志望かしら?」

「・・・友達が僕を招待したんです」

「友達の名前は?」

とりあえず耶麻ではなく『山田』と偽名を言っておいたがそのうちこんな名前じゃバレるに違いないので陸に上がらずにそのまま泳いでいった、また耶麻の声が大きくなってついには・・・。

川の最後まで到達した、つまり・・・滝だ


「・・・わ、わああぁぁぁぁぁ!?」

ここは落ち着きたい気分なのだが・・・これだと危ないということで頭がいっぱいになった結果、僕はそのまま川の流れるとおりにして目を瞑っていた。

だけど何故かそのまま落ちていく感じがないので
目を開くと・・・

「こんにちは〜^^」

「わ、わああああぁぁぁ!」

よく分からない美人と豪邸と言ってもよいような場所に僕は驚いているだけだった、彼女の名前は『罪木 奈良』というらしい。


「天獄へようこそ^^」

彼女は微笑むだけだった

                  続く


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