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- 英雄外伝ーmythology-
- 日時: 2011/06/08 01:52
- 名前: トレイン (ID: rG2eRnXu)
- 参照: http://baseball0603yoshiki
初めまして、トレインと申します。
この場を借りて、小説書けることを光栄に思います。
もし良ければ読んでもらえたらと思います。
登場人物
桜庭 和也(さくらば かずや)
年齢 16歳 武器 グングニル(最強の槍)
容姿 身長182cm 体重75kg
髪は黒髪長めに切り揃えている。
運動神経抜群 ボクシング部勧誘にいつも悩ませられている。
顔立ちスタイルともにモデルと言っても良い。
その容姿から王子と呼ばれている。
親は、海外へ行っているので一人暮らしである
その為、つぐみに夕食を作ってもらっている。
弱点はオカルトに弱いこと。
実の血のつなが弟がいるが名前も顔も知らない。
黒沢学園高等部1年
清田 雅樹(きよた まさき)
年齢 16歳 フラガラッハ(意思を持つ剣)
容姿 身長176cm 体重70kg
髪は、金髪で奇抜なウルフカットをしている。
和也とは、小学校からのくされ縁である。
和也と同じクラスで、親友である。
顔立ちは良いだが、とにかくチャライ
性格は、チャラくてバカだがやる時はやる男
黒沢学園高等部1年
瀬尾 つぐみ(せお つぐみ)
年齢 16歳 プリテオス(神々でさえ持っていない宝具)
容姿 身長167cm 体重マル秘
髪は黒髪で肩の近くまで伸ばしている。
和也の世話焼き女房。
大の心配性
和也・清田の二人とは、とても仲が良い。
和也の家に、夕食を作りに行っている。
和也に好意を持っている。
家事全般を、得意としている。
黒沢学園高等部1年
秋山 琴美(あきやま ことみ)
年齢 17歳 武器 アッキヌフォート(必中の弓矢)
容姿 身長175cm 体重マル秘
髪は美し銀髪で後ろに束ねている。
絶世の美女で、ミス黒沢学園の優勝者でもある
異性同性にかかわらず人気がある。
だが、あまり人と交流しようとしない。
発明品を、作ること楽しみとしている。
外見は、何でもできる様に見えるが家事が苦手
性格は、ドSでいつも香をからかっている。
科学部 部長 黒沢学園高等部2年
瀬尾 香(せお かおる)
年齢 17歳 武器 アスカロン(覇者の遺物)
容姿 身長185cm 体重80kg
髪は、茶髪のスポーツ刈り。
和也を部に入れる為に必死なつている。
つぐみとは兄弟である。
妹思いやる優し兄である。
琴美とは、仲が良く頻繁に会っている。
ボクシング全国大会を優勝したこともある。
性格は、猪突猛進というかただのバカである。
ボクシング部主将 黒沢学園高等部2年
プロローグ
ー黒沢学園にはー
ー7不思議が存在するー
1:誰もいない音楽室からオルガンの演奏が聞こえる
2:夜に咲く美し狂い桜
3:誰もいない体育館からの何かを殴る音
4:開かずの北校舎
5:夜の校舎から聞こえる不思議な機械音
6:良い事があると聞こえる教会の鐘の音
7:満月の夜、学校にいると神隠しに遭う
第1話 興味
7月6日 午後7:00
俺と雅樹は学園に忍び込んだ。
今日やけに、静かで物音一つしない。「おい、着いたぞ」雅樹が目的地に着いたことを知らせる。
そこは・・・開かずの北校舎の前
「なあーこれどうだと思う?」「聞いてるのか?」雅樹が声をかけてきた。
「あ、あ聞いている」「ほんとか?」「ほんとだ!」「ならいいけど」そうは、言ったがあまり話は聞いていなかった。
何故、俺がこんな時間にこんな場所にいるのかと言うと・・・。
時間は遡る事、今日の昼休み・・・
飯を食べていると1年Bの女子が黒沢学園7不思議について喋っていた。そこに、雅樹が割って入り・・・
気がつけば・・・七不思議の一つであるここ、開かずの北校舎を調べるということになったらし・・・正直帰りたい。そんな事を考えていると。
「もしかして、ビビってのかぁ和也。」「そ、そ、そんなわけないだろまして、噂話だぞ嘘に決まってる。」そう言ったものの俺の声が震えたいたのは、言うまでもない。「まあー、そうだな。」曖昧返事を雅樹はした。
ふうー助かった。こいつにだけは、ばれたくない。
お、おれがオカルトに弱い事を・・・「ドン!」
「オイ開いたぞ。」と呼びかけてくる雅樹。
そして、雅樹は開かずの北校舎に入って行く。
「早く来いよ!置いてくぞ」「あ、今行く」
俺は一つ大きく深呼吸して力強く足を一歩踏み出した。
そして・・・
俺と雅樹は、開かずの北校舎へ
足を踏み入れた。
この事により二人の青春が非現実に向かうことも知らずに・・・
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- Re: 英雄外伝ーmythology- ( No.5 )
- 日時: 2011/04/06 14:23
- 名前: トレイン (ID: rG2eRnXu)
招かれざる神者
「私は、黒沢学園高等部2年の秋山 琴美よ」しばらく、俺の思考が停止した。
何故、俺の家に黒沢学園の女王が・・・「・・・秋山・・・先・・輩、本物?」目の前の光景が信じられない。
「貴方、大丈夫目が悪いのならいい眼科を紹介してあげるわよ。」ドsモード全快である。確かに・・・こんな事を、言うのは秋山先輩ぐらいだろう。
「早く家に入れてもらえる。」「は、はい。」急いでドアを開ける。
「少し散らかってますが・・・」と言う。
すると、秋山先輩は部屋に入るなりソファーに腰を落とし「意外ときれいじゃない。」と言う。
俺は、キッチンに行き紅茶を作り秋山先輩のところに運ぶ。
「気がきくじゃない。しかも、私の好きなレモンティー・・・」と感心しているようだ。だが、その感心の目が女性特有のなんとも言えない疑いの目に変わった。「どうしまし・・・た?美味しくなかったですか?」もしかしてと思ってきてみた。
秋山は、「もしかしてとは、思うけど・・・貴方・・・」少し恐れているようだ。もしかして、俺気に障る事でもしたか?
秋山先輩は、俺から少し距離をとりこう尋ねた。
「ファンクラブの人・・・」「いや違いますよ。」と正直に言う。「嘘ね。」即否定されてしまった。
「俺はほんとに違います!」何故、俺と秋山先輩が毛嫌いするのには、理由があるのだ。
ファンクラブの連中はむさい男どもがたくさんいる気持ち悪い集まりなのだ。
「なら何で、私がレモンティー好きな事知ってるの?」「いやそれは・・・」言えない・・・雅樹がそのファンクラブに入ってるから知っているとは・・・。
「気持ち悪。」(ズッキ)秋山先輩からの破壊力バッグンの一言が・・・悲し・・い。
ピンポーン、インターホンが鳴る。
「来たわね。」「え、誰が」と質問すると。
秋山先輩は、「早く開けてきて。」「は、はい。」急いで玄関に向かう。
俺て本当に女の人に弱いと思う。
もし、誰かと変わる事が出来るなら雅樹と変わってやりたいアイツなら喜ぶだろなと思いながらドアを開ける。
- Re: 英雄外伝ーmythology- ( No.6 )
- 日時: 2011/04/18 19:17
- 名前: トレイン (ID: rG2eRnXu)
真実
ドアを開けたそこには良く見慣れた顔があった。
「よ」「雅樹?何で家に帰ったんじゃないのか?」
「いや、それがよー家に帰る途中で・・・」「何かあったのか?」と話していると。
俺が一番聞きたくない声がした・・・「おぉー、ここが和也の家か」
この陽気な声は、瀬尾 香先輩だつぐみの実の兄でもある。そして、俺の天敵だ!
「和也しさしぶりだな」「いえ昨日も会いましたよね。学校で」「そうだったか。すまん忘れていた。」とケロっとした顔で話をスルー。
「琴美が来てるか?」と尋ねてきた。「はい。き・・・」俺が、返事を言い返す前に「それはほんとなのか!」俺に食い入るように聞いてきた。
雅樹の秋山先輩への執着心は侮れない。
「何でお前の家に秋山譲が・・・もしかして、お前秋山譲を・・・」
「お前の考えてる事は1000%間違ってる。」俺は、雅樹の考えを先読みして答えた。
「じゃ何でお前の家にいるんだ!」雅樹ムキになって聞いてくる。
「ちょっとー何やってるの。早く来なさい。」と待てくたびれたのか、秋山先輩が呼んでいる。
「じゃ家におじゃまさしてもらうぞ。」と香先輩が家にあがる。
それに続き鼻の下が伸びた雅樹が家にあがり、俺は秋山先輩のいる部屋に入るともうみんな自由な場所に座り俺を待つていたようだ。
一人を除いて・・・は「秋山先輩会えてうれしいいです。俺は、桜庭和也の大親友の清田雅樹と言います。」猛アピールしている。「へ・・・そうなんだー。」でも、秋山先輩は相手にしていないようだが。
「でも、何で和也の家なんかに来たんですか?」雅樹が俺の一番聞きたい質問をしてくれた。
ナイス雅樹。
「では、本題に入るとしましょうか。」と言いレモンティーを飲み。話を続けた。
「話と言うのは、北校舎で起きた殺人事件についてだけど・・・」
「ああー!」と雅樹が叫んだ。
秋山先輩が説明し様としているのにこいつはまたあ・・・ハァー今度は何質問するのやら・・・。
「秋山先輩は、何で今日北校舎に入っていったんですか?というより・・何で北校舎に入れたんですか?」
「何だ見てたのね。」と言うと紅茶を口に運ぶ。
「・・・なら話が手っ取り早くて助かるわ。」顔がいつもより真剣で・・・ドス。
「うわぁ・・・それなんですか?」香先輩は机に昔の学園映画の不良が持っているような・・・何かはわかるんだが・・・
「メリケンサックだ。」と言う香先輩。
「それは、解りますよ・・そうじゃなくて・・・何でそんなの持ってるんですか!」
すると、「その事については、私が話すわ。そのメリケンサックはただのメリケンサックじゃないわよ。」
「どう言うことですか?」すかさず雅樹が質問した。
「まあーみてればわかる話はそのあとね。」
すると、香先輩はメリケンサックを自分の手につける。
「大地に眠るアステカの神よ我が身に袈策を宿せ。」
香先輩は、呪文の様なものを唱えた・・・
その刹那、香先輩の手から閃光放たれた。その光はすぐ消えた。
香先輩の手には・・・まるでローマの闘技で使われるような武器が手についていた。
「・・・それは何ですか?」俺と雅樹は声をそろえて驚いた。・・・しばし沈黙。
「・・・香先輩、マジックうまいんですねーだまされかけましたよハァハァ」雅樹は苦笑いしながらそう言う。
確かにそうだよなぁでも、香先輩がそんな器用なことできるか?
「何を言うマジック何てしてないしできないぞ。」まぁーそうだよな。
- Re: 英雄外伝ーmythology- ( No.7 )
- 日時: 2011/06/10 20:50
- 名前: トレイン (ID: rG2eRnXu)
変化
何が起きたんだろう・・・。香先輩の手から武器が出てくる??
そんな、不可思議な事が起こり俺たちがうろたえていると・・・「香ありがとうね。」と秋山が言う。
ガッタン!「秋山先輩これは・・・どういうことですか?」俺はソファーから立ちあがりテーブルに身を乗り出していた。
「まぁまぁー落ち着いて」「すいません・・・」俺は心を落ち着かせた(深呼吸・深呼吸・・・スーハァよし。)
「今から、この武器についての話とここに私たちが来た理由について話すわね」と言い紅茶の入ったマグカップを手に持ち、ソファーから立ち上がり鋭い目線で俺と雅樹の顔をにらみつける。
それはさながら蛇ににらまれたカエルのように威圧感で動けなかった。
「最初に香の出したこの武器についてだけど・・・これはこの世のものでは無いわ。」と秋山先輩はとっぴおしのない事言う。
「どういう意味で・・・」「第Ⅱに、これは決められた人間にしか使えない!」俺の質問を無視して話は進む。
「第Ⅲに、これは歴史の遺物であり力を使うには所持者との波紋契約必要である」と言いふぅー・・・と少し間を置き。
「まぁー武器についての説明は以上。これからここに来た理由を話すわ。」と言いまた淡々と話が始まった。
「第Ⅰ。ここに来た理由は、貴方達が私たちと同じ力を持つ可能性があるから。そして・・・」
「第Ⅱ。貴方たちが、敵じゃないかを見極める為以上。」頭がこんがらがった。
敵・味方・神の力俺たちにはさっぱりだ。
「質問は?」秋山先輩がうながす・・・だが。
「「あのー・・・」」「何」雅樹と俺が一緒に質問する。
「「全部・・・解りません。」」しばらく沈黙・・・「ハァーー何でわかんないのよ!」秋山先輩が怒鳴る。
だって・・・解らないもんはわかんねぇーだよ!!と心の中で叫んだ・・・。
「だからようは、凄い力が使えるてことよ!」かなり重要なところが省略されたが・・・。
「貴方達は今日より私たちと仲間になったのよ!」と言われてもあまり喜べない。
- Re: 英雄外伝ーmythology- ( No.8 )
- 日時: 2011/06/10 21:13
- 名前: トレイン (ID: rG2eRnXu)
「昨日は疲れた・・・」「そうだなぁー」俺たちは昨日の事を話していた。
この二日はまるで嵐のように過ぎた。
殺人事件に巻き込まれるは、学校は、謹慎処分になるし、昨日は秋山先輩と香先輩が家に押しかけて来るわぁ挙句の果てには歴史の遺物がなんやら・・・ハァー・・・疲れた。
「あ、昨日秋山先輩が何故北校舎に入れたのかの理由を聞き忘れていた。」と俺は不意に思い出した。
「そうだったなぁ!」雅樹もその事完全に忘れていたようだ。
「でも、どうする?」と雅樹が言う。
そうだった。
俺たちは、一週間の謹慎であるため学校はもちろん家からも出てはいけない。
「雅樹は昨日家にとまってたが大丈夫なのか?」疑問に思い質問してみると・・・「バレなきゃ大丈夫!」と言うがもしバレたら俺にも何か罰があるから俺的には全然大丈夫じゃない。
「なぁー」「ん何だ雅樹」「今日、返事出せていてたよな・・・仲間になるかならないか」と昨日秋山先輩去り際にいていたなぁと雅樹の一言で思い出した。
(昨晩の事)
「「考えさせてください」」「・・・はぁぁぁー」とこの怒鳴っているのは秋山先輩である。
「どして、仲間になってあげる手言ってるのに!」と秋山先輩はまたも怒鳴った。
「いや・・・あまりにも解らないことばかりだし・・・」と俺は率直な理由を述べる。
「知らなければ、知ればいい。」と話に割って入ってきたのは香先輩である。
「何で、あんたが入って来るのよ!」と香先輩に秋山先輩が言う。
でも、そんなことはお構いなしに話を続ける。
「琴美こいつらにも、考える時間やらないとダメだ。」そう言う香先輩。
そして、この言葉を聴いた琴美は「それも・・・そうね」と香先輩の意見を聞き入れた。
「期限は・・・明日の夜の12時まで・・・」と言い去っていく香先輩と秋山先輩の事思い出した・・・
これが、昨日の出来事である。
「お前は、どうしたいんだ?和也?」と雅樹が判断を仰いだ。
「まだ、二人の存在が不確かだから・・・」少し間をおき考えた。
二人のことは決して信用できないわけではない。
秋山先輩のことはあまり詳しくはないが、香先輩は俺の幼稚園からの腐れ縁でありまた、年の離れた幼馴染でもある。
そして、何より香先輩に嘘はつかないしつけない。
もし、秋山先輩がなにかを内緒にしろと言っていてもそれをベラベラと喋ってしまう為何も言ってないのかもしれないが・・・ぅん・・・悩むなぁ。
「雅樹はどうしたい。」結局どうしていいのか解らず雅樹の意見を聞いてみる。
「もう一度二人と話して決めないか?今度はこちが質問してみるか?」「そうだなまた話を聞いてみるか。」
- Re: 英雄外伝ーmythology- ( No.9 )
- 日時: 2011/06/16 11:33
- 名前: トレイン (ID: rG2eRnXu)
決断
いよいよ決断の時が迫る。
今は、俺の家である。時間は8時50分タイムリミットまで後1時間をきったがまだ決断ができていない。
昼からずっと二人で考えたが結果が出ない。
あまりにも、情報が少なく困っている。
「オイ!どうする。」雅樹にも焦りが見えてきた。
「どうするて・・・」俺はどうしていいのか解らないだが、それは雅樹も同様で・・・。
俺たち、二人は言葉を失う。
その光景はまるで、1枚の静止画のようであった。
ぶーぶーぶーその時、俺の携帯の着メロが流れた。
そのメールの送り主は、香先輩だった。
俺は携帯を開けてメールをよんだ
その内容は・・・。
学校で第二の犠牲者が確認された。名前は桐野先生だ
後がない。次に狙われるのは君たちかもしれない。
・・・愕然とした。
携帯を壊れそうなほど握り締ていた。
「・・・どうした和也」雅樹は俺の異変にきずいたのか俺に声をかけた。
だが、俺には返す余裕がなかった・・・「くそ・・・」俺はそう言うと玄関に向かいまるでメロスのように学校向かって走っていた。
「おい! 和也いきなり走り出してどこに行くんだよ」後ろから雅樹が声をかける。
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