ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- GINNIA
- 日時: 2010/12/02 00:01
- 名前: 瑠依 ◆D2HMpdaTN6 (ID: JhSKFTjv)
何変哲の無い極々普通の中学3年生の少女『藤本 美咲(ふじもと みさき)』。
突然現れた風変わりな青年『ホワロス』と冷静沈着な青年『クロワス』との話。
ジャンル;ファンタジー・SF
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初めまして。「瑠依」と申します。
たぶん「GINNIA(ギニア)」と読むはず。自分で作った造語なので英和辞典とかで調べないでくださいね。
初投稿作品ですので誤字・脱字、脱文もあるかもしれません。
見かけたら教えてくださると嬉しいです。
感想やアドバイスも下さると嬉しいです。下さった方の小説には飛んで行かさせてもらいます!!
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§登場人物
[>>1] [>>14]
§零
[>>2]
§壱 「始まりの銃声」
[>>4] [>>7] [>>9] [>>10] [>>11]
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- Re: GINNIA ( No.1 )
- 日時: 2010/11/29 22:50
- 名前: 瑠依 ◆D2HMpdaTN6 (ID: JhSKFTjv)
——→人物
・藤崎 美咲(ふじさき みさき)
極々普通な中学生。受験の事で悩みつつも平凡に暮らしている。
突然『白闇』という組織から命を狙われる羽目になった。
・ホワロス
美咲の前に突然現れた風変わりな青年。自由奔放な性格でクロワスの手を焼いてる。
『闇結社』と言われる組織に所属している。
『ギニス』という能力の保持者『絶対死なない体』の持ち主。
・クロワス
美咲の前に現れた冷静沈着の青年。味方思いだが、敵には容赦しない完璧主義者。
ホワロスと同じく『闇結社』所属。
『超動体視力』と『探知応力』のギニスを持つ。
- Re: GINNIA ( No.2 )
- 日時: 2010/11/29 13:03
- 名前: 瑠依 ◆D2HMpdaTN6 (ID: JhSKFTjv)
——→零
この世には不思議なことが沢山あります。
科学の力だけでは解明できない不思議なこと。
自然現象なのか……? 人為的なものなのか……?
誰も知ることが出来ません。
しかし、人間にはまだ隠された能力があるそうです。
「超能力」とも言われるこの力……、これさえ信じれば全ての物事の辻褄が合うのかも知れません。
しかし、誰もその存在を認めようとはしません。
何は共われ、私は全ての不思議な事は全て人為的なものだと思うのです。
そう思わざる得ない場面を見てしまったから—————
レポート『自然現象』—藤崎 美咲
- Re: GINNIA ( No.3 )
- 日時: 2010/11/29 13:16
- 名前: ルナ* (ID: pVoFPF2t)
あの、瑠依さんって、学生さんですか……?
あ、唐突にきて唐突に質問をしてしまって申し訳ありません!
ただ、学生さんならこんな時間になんでいるのかなって!
携帯からきてるんですかね?w
アホな推測で申し訳ないです。
- Re: GINNIA ( No.4 )
- 日時: 2010/11/29 13:27
- 名前: 瑠依 ◆D2HMpdaTN6 (ID: JhSKFTjv)
——→壱 「始まりの銃声」
§1
****
授業終了のチャイムが鳴る。
今日一日の始まりとなる授業は「社会」だった。
中学3年生となり、「歴史」と「地理」は無くなり「公民」という単元をやっている。
——そんな今日の社会は先週末にあった期末テストの回答が返ってきた。
え?結果?? そんなの聞かないで欲しい……。
「あぁ〜……終わった。何もかも終わった……。
私の前期の社会の成績は死んだわ……。きっと……いえ、絶対に死んだわ!!!」
私の前の席の女の子——私の親友が嘆いている。
授業中こっそり後ろから覗いたんだけど87点も合った。
……この子が死んでるんだったら、私の点数はもう火葬されているのかもしれない。
「いいじゃん、沙代子ちゃん。頭良いし、提出物とかちゃんと出してるんだったら4は行けるんじゃないかな??」
「……美咲は何点だったのよ?」
「…………12点……。」
「あっあたし、日直だから……」気まずい空気が流れない前に沙代子ちゃんは退散した。
こんな時期にこんな点数かぁ……、お母さんに見せたら怒られちゃう……。
「どうしよう……。私、ちゃんと高校行けるかなぁ……。」
自分の言った言葉の語尾がだんだん小さくなるのを感じながら、窓から広がるグランドに目を向けた。
校門の近くで白猫と黒猫が二匹見えた。……喧嘩しているように見える。
——キーンコーンカーンコーン。
二時間目のチャイムが鳴った。もう一度自分の社会の解答用紙を見た。
真っ赤なペンでバツが沢山書き込まれている紙を机にねじ込んで、次の授業の教科書を出した。
次の授業は……「理科」だ。
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