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ミッションA〜裏切りの学園〜
日時: 2010/12/07 19:42
名前: 友美 (ID: q9MLk5x4)

ども!初投稿です!!
もしかしたら、投稿場所を間違えているかもしれないです↓
そしたらごめんなさい。

今回は『白鳥学園』という空想の学校のお話です。
下手ですがお願いします。

〜登場人物〜

主人公、主人公と仲のいい人物
重要人物ですねw吹奏楽部とぃぅ設定で。。

佐野 麻梨子(さの まりこ)
元気で明るぃ女の子。主人公。

長澤 美樹(ながさわ みき)
天然で癒し系。ショートヘアーがトレードマーク。

田所 梨加(たどころ りか)
オシャレ番長。男子にモテる。

向坂 麻友(さきさか まゆ)
顔立ちが幼く、妹的存在。

結城 美咲(ゆうき みさき)
いつも冷静。普段は静か。

主人公たちのクラスメート

西野 さくら(にしの さくら)
ギャル系。佐野たちを嫌う。優子(↓)の取り巻き。

田部 理子(たべ りこ)
佐野たちを嫌う。優子(↓)の取り巻き。

峰岸 優子(みねぎし ゆうこ)
西野、田部を従えるリーダー。吹奏楽部、部長。

谷 洋子(たに ようこ)
臆病で気が弱い。名前が似てることと、その性格から
峰岸たちに嫌われている。

本田 祐斗(ほんだ ゆうと)
よく怒られる。意外にモテる。

道田 圭介(みちだ けいすけ)
運動神経バツグンで、勉強ができる。完璧で理想の男子。

と、まぁ今のところこんな感じです。
途中で増えると思います。。

下手ですが、よろしくお願ぃします。
では、スタートです☆

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Re: ミッションA〜裏切りの学園〜 ( No.3 )
日時: 2010/12/07 23:47
名前: 友美 (ID: q9MLk5x4)

DAY-2

今日は土曜日。吹奏楽部の休日練習だ。
「あ〜・・めんどくさいなぁ・・」
佐野は呟いた。今はまだ朝の6:30。
練習は8時から3時まで。みんなとの待ち合わせは
7時30分。まだ、時間はある。
佐野はケータイを手に取った。
「あれ・・・?」
メールが来ていた。いつの間に——・・・?
時間は昨日の12:46となっている。
なんていう非常識な時間にと、佐野は思ったが、
とりあえずメールを開く。

え—・・・?

『本田祐斗』
メールは、本田からだった。佐野は急いでメールを開く。

『明日、暇?』

明日は向坂たちと遊園地だ。暇ではない。
しかし、佐野はすぐに自分の誤りに気付く。
本田がこのメールを送ったのは昨日。
つまり、このメールの『明日』とは今日なのだ。
しかし、どちらにしろ暇ではない。今日は練習だ。
佐野はメールを返信する。

『今読んだ〜!ごめん、今日は練習。。
来週なら大丈夫』

両思いだとはいえ、まだ付き合っているわけではない。
佐野は絵文字を使うか迷ったが、結局、使わなかった。

「おはよう。眠いね〜」
待ち合わせ場所には既に向坂、結城が来ていた。
「おはよ〜。マジ眠い〜」
「おはよう。」
2人は答える。
あと、2人。田所と長澤。
先に来たのは、意外にも長澤だった。
「ごめん、ごめん!ビリ?!・・・じゃない!!よかった〜!!」
1人で騒がしい長澤に、とりあえず
「おはよう。」
とだけ返しておく。
2人も、
「あとは梨加か〜。珍しいなぁ」
「早く行きたい。寒い」
などと、長澤を無視している。
少しして梨加が来た。
「ごめんッ!本ッ当ごめん!!」
梨加は息を切らせながら謝る。
「大丈夫!じゃ、行こ」
佐野が言うと5人は歩き出す。しかし、
「あー!楽譜忘れたー!!」
長澤が叫んだ。佐野は、はぁっとため息をついた。
「取ってくる!!」
「いってら〜」
勿論、4人はついていかない。歩き出す。
これで、確信した。みんな、長澤を好きじゃない。

学校に着くと、町野薫が待っていた。
「おッ!まりちゃん来た!!」
町田とは同じ楽器で仲がいい。
でも、佐野は2組。町田は4組。
佐野と田所、町田はトランペットだ。
長澤はトロンボーン。結城はフルート。向坂はホルン。

「始めるぞー。」
やる気の無い声。部長の峰岸優子だ。峰岸は同じクラスだが、吹奏楽部に3年はいない。
理由はわからない。2年も少ないため1年の峰岸が部長なのだ。
吹奏楽部はまあまあ楽しい。4人だって、町田だっている。
でも、峰岸は佐野を嫌っている。多分。
態度に出ているのだ。明らかに。
それでも、まあまあ楽しい。

長い練習が終わると、朝通った道を戻っていく。
待ち合わせ場所で別れる。
「じゃ〜ね!!」
「ばいば〜い!!」
家に帰る。ケータイには、メールが2通。
1つ目を開く。田所梨加。

『明日、9時になりました〜☆
間違えないでね』

絵文字やらデコメやらで飾られた文章。内容は短いのに無駄に長かった。もう1通を開く。本田祐斗。

『来週、土曜日開けといて。映画見よう』

いきなりのデートのお誘いに佐野は驚く。
あわててメールを返す。手が震えた。

『今、練習終わったよ〜。
土曜ね。わかった。ありがとう。』

こんなのでいいんだろうか。佐野は思う。
「えいッ」
送信。

本当に幸せ。

Re: ミッションA〜裏切りの学園〜 ( No.4 )
日時: 2010/12/09 21:38
名前: 友美 (ID: q9MLk5x4)

DAY−3 遊園地

「・・・遅い」
誰かが呟いた。それは多分、ここにいる4人、全員が思っていることだ。
南駅、9時15分。そこには、田所梨加の姿が無かった。
「どうして?待ち合わせは9時のハズでしょう?」
そういいながら時計を見上げたのは結城だった。
「ちゃんと、メールがいってなかったんじゃないのぉ?」
ガムを噛みながら柱によっかかる向坂だけは、あまり怒っていないようだ。
「そんなはずないっ!だって、9時にしようって言ったの、梨加じゃない!!」
「そっかぁ・・・」
向坂は納得したようだ。
「じゃあ、どうしてこないのよ・・・」
佐野が呟くと、それにも結城が答えた。
「忘れたんだ!どうせ!自分で言ったくせに!!あいつ・・・」
いつも冷静な結城が、こんなに感情的になるなんて——。
「まあまあ、美咲ちゃん、もうちょっと待とう?」
長澤が言うと、結城はますます、
「うるさいっ!誰か、あいつにメールして!!」
女王様かよ。佐野は内心そう思いながらも、
「でもさー、もうさっきから5回くらい送ってんだよね〜」
と言った。すると向坂が、
「麻里子、4回だよ」
などと、無駄な訂正をしてくる。暢気だなぁ。
時計を見る。9時35分。遅すぎる。
一体、どうしたのだろう—————・・・?

結局、10時まで待っても彼女は来なかった。
いい加減、結城がキレ、あれだけ暢気だった向坂さえも、文句を言い始めた為4人で中に入った。
家で、もう一度田所にメールを送る。

『今日はどうしたの?10まで待ってこなかったから4人で入っちゃったよ。
明日でもいいから、詳しく聞かせてね』

でも、その夜、田所の家から電話が掛かってきた。
電話に出た母は、途中から信じられないとでもいうような顔になった。
一体、どうしたの?

電話を切った母は、佐野に向かってこういった。

「梨加ちゃんが・・・行方不明・・・ですって。」

Re: ミッションA〜裏切りの学園〜 ( No.5 )
日時: 2010/12/13 21:02
名前: 友美 (ID: 8qWxDU4Y)

DAY−4

あれ?夢だったのかな・・・?
だって、あたしの隣にいるのは梨加。
いつもと変わらない笑顔で、笑っている。

でも—————・・・

おかしい。何かが、おかしい。
梨加はずっと笑顔のまま、表情を変えない。
ずっと、ずっと、笑顔のまま。
そして、すっと立ち上がると一度こちらを振り向いてにこりと笑い、歩き出す。
『待って 梨加』
しかし、声が出ない。梨加はゆっくりと歩いてゆく。
『待って・・・!!』
声にならない声で梨加を呼んでから、立ち上がる。
そして、走り出す。

おかしい。やっぱり、おかしい。

だって、梨加は歩いてて、私は走ってる。
なのに、追いつかない。
それどころか梨加はどんどん遠ざかってゆく。
『待って!お願い!待ってったら!!』
すると、梨加は振り向いた。私は走る。なのに、やっぱり追いつかない——。
梨加は今まで見たことのない、天使のような、天女のような笑顔を向けると、

                 消えた。


「梨加ッ!!梨加!!!」
学校についた佐野は教室のドアを勢いよく開けて叫んだ。
何人かの女子が、こっちを見てなにやらヒソヒソと耳打ちしたり、驚いたような目で見つめたりしている。
佐野は向坂を見つけると、そちらに走る。
「ねぇッ!!梨加はッ!!?どうしていないの!?ねぇッ!!」
向坂はビックリしたように佐野を見つめる。
「えッ?梨加??まだ来てないと思うけど・・・あっ!もしかして、昨日のこと、まだ怒ってる??」
反応からして、向坂は電話の内容を知らない。おばちゃん、麻友には電話しなかったの・・・?
「違うッ!違うんだよッ!!昨日電話でッ・・・電話で・・・」
話しているうちに、涙が出てくる。
いつからいたのか、いや、始めからいたのかもしれない結城と向坂が顔を見合わせる。
「梨・・・加が・・・いなくなったって・・・行方不明だって・・・おばちゃんが・・・ッ」
途切れ途切れに話す佐野をじっと見つめていた向坂が小さく悲鳴を上げた。
「梨加が!!?」
佐野は泣きながら話す。
「う・・・そ・・・嘘でしょ?ねぇッ!!」
結城も叫び声を上げる。いつの間にかクラス中の視線がこちらに向いている。
「ねぇ、ちょっとさぁ」
振り返る。そこには峰岸とその取り巻き、西野と田部が立っていた。
「今の話、聞こえてたんだけど。それって、本当?」
峰岸が問う。他人事だと思っているのか、嘘だと思っているのだか、そもそもあまり聞いていないのか。やけに落ち着いている。
いや、峰岸優子は、自分に関係ないことについてはいつもこんな感じだった。
「こんなこと・・・嘘つくわけないでしょッ!!?」
佐野が叫ぶ。なんでこんな怒ってるんだろう、私——・・・?
怒らなくいいんじゃん。怒ることじゃないじゃん。
「ふーん・・・それってやばくなぁい??」
西野はそういうと、綺麗な栗色のポニーテールを揺らしながらニヤリと笑う。
「でもさぁ、麻里子。あんたたちって、昨日、梨加と遊園地言ったんじゃなかったぁ?」
それには、結城が答えた。
「なんで・・・あんた達が知ってんの?」
西野は手を口許にやる。無駄に派手にネイルがキラリと光った。
「だって、聞こえるもん。ふっつ〜に・・・」
そういわれ佐野は、そんなに大きな声で話していたか、と考える。
そういえばそうだったかも知れない。
いつの間にか、涙は止まっていた。
「何か知ってるんじゃないのぉ?」
そういって、峰岸を見上げた。
峰岸は何も言わなかった。

ホームルーム。
吉田は、言った。
「えー、昨日の夜、田所さんの家から電話がありました——・・・」

昨日も聞いた、『現実』——・・・。

Re: ミッションA〜裏切りの学園〜 ( No.6 )
日時: 2010/12/13 21:15
名前: 爽 (ID: fbqYC.qT)

文才力がΣ
もっと学ばなくてはww
続きもがんばって下さい!!

Re: ミッションA〜裏切りの学園〜 ( No.7 )
日時: 2010/12/13 22:16
名前: 友美 (ID: 8qWxDU4Y)

そぅなんです↓↓
ゎたしの文章力、リアルに終ゎってますょね↓↓
やっぱ、もっと学ばなくてゎですね。。。


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