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某一少女の白昼夢。
日時: 2010/12/17 20:26
名前: 嫁加、 (ID: pVoFPF2t)

はろーです。
夜に見てる方はこんばんはー。
嫁加、です、よめかって読みますb
貴方の大切な人生の時間を失わない為に、最初に言っておきます。
この小説は駄文です。
小説と言っていいのか解らないほどの駄文です、無理な人は戻って下さい*
あと、常識をもってない方も戻って下さいねー荒らしとか、来たら全力でスルーします^q^
あ、神文求めも帰って下さい……oyz
ごめんなさい、すいません、土下座します((
なんか死神とか出て来ます。
悪魔も出て来ますw
ただし天使は出て来ません^q^
色々と妄想ごっちゃですwwww
無理な方はゆーたーんで……((

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Re: 某一少女の白昼夢。 ( No.7 )
日時: 2010/12/18 13:03
名前: 嫁加、 (ID: pVoFPF2t)

「で、ででででであんた誰! 答え方によっては百当番するからね!?」
すると次にあっさりととんでもない言葉を吐きだした。
「とりあえず人間ではないね」
(はーいおまわりさーん不審者でーす、変なこと言って私を攫おうとしてます!)
警戒態勢に入る。
(こ、こう見えても足とか結構速いから……うん、いける! 今なら!)
そう思いながら反対方向に駆け出す。

と。
私の眼の前に執事服の男がいつの間にか前に居た。
「あんたが羽仁羅様、かー。じゃ、早速だけど……」
何事も無かったように話し続ける不審者に思わず大声をあげる。
「うわぁあああっ!!!」
(な、なななな何今のしゅ、しゅしゅしゅ瞬間移動!?)
刹那——人ではない何者かの『泣き声』がした。
「グォオオオオオオオオオ……」
すると私の瞳を見透かたように、
「……言わんこっちゃないなあ。静かにして下さいと言ったでしょーがっ」
そう言いおでこにデコピンを食らわせられる。
鈍い痛みが体内をほとばしる。

次の瞬間、
「グオオオオオオオオオオオオ!!!!」
今度はさっきよりも大きい泣き声が背後から聞こえた。
(……ん? 背後、から?)
嫌な予感を持ちながらも後ろを振り向くと——ひょいっと体が持ち上げられた。
そして小さい頃お父さんにしてもらったお姫様だっこの感覚が蘇った。

そしてすぐに床に降ろされる感覚。
「暫くじっと其処で居てよ? 下手に逃げようとしたら後でデコピン十回だから」

Re: 某一少女の白昼夢。 ( No.8 )
日時: 2010/12/18 19:39
名前: 嫁加、 (ID: pVoFPF2t)

(お、おおおおお姫様だっこされたっ!)
最初は一人で赤面していたのだが、だんだん空気が読めてきたのかダーナも真顔になる。
その視線の先には白と黒が混じった高さ十mはある巨大な生物と執事が火花を散らしていたのを、捉えていた。

「ドゥルメス。起こしちゃったのは謝るよ。でも……直ぐに頭に血が上がるのは褒めたくないなあ。最も君には血はないけど」
軽い調子で彼は言うが笑ってはいない。
そしてドゥルメスと呼ばれた生物は素早く——その長い爪を振りあげた。
見たら誰もが危険な状態だと判るだろう。

だが、それを男はひょいと簡単に避け懐から小型チェーンソーを取り出した。
「やだなあ。そっちが喧嘩を売って来るんじゃあ……こっちは其の喧嘩を買わなきゃいけないじゃん」
言いだすが一瞬の内に男はダーナの視界から消える。
(消えた!? 一体何所にっ……)
その答えは直ぐにわかった。

上を向くと——男がチェーンソーを振りかざしドゥルメスの目に其れを食いこませた姿があった。
「グ、ウオオオオオオオオオオオ……ウ、ァア……」
そしてその生物は、バタリ、という表現が合う倒れ方をした。

Re: 某一少女の白昼夢。 ( No.9 )
日時: 2010/12/18 19:07
名前: 嫁加、 (ID: pVoFPF2t)

「……さってと! 羽仁羅様、大丈夫だった?」
男はそう言うとくるりと私の方に向き直る。
だがまだ警戒心は治まっていない。
「っとと。自己紹介がまだだった。俺は此の世界の案内人、ダーナ・スラヴィア。ま、好きに呼んでくれればいいかな」
ニコリと笑いながら其の男——ダーナは私の瞳を見据える。
(……怪しい。変な生き物から助けてくれたのは嬉しいけどやっぱり怪しい)
「此処は、何所?」
警戒しつつもそう問うと顎骨をポリポリと掻きながら、
「あー此処はホーリストース。まあ人間世界で言う駅だね。こっから案内人の俺が色んな所に飛ばしてあげるって訳だ」
ふと引っかかるところがあり疑問を持つ。
(——人間世界で言う駅? 飛ばす?)
なんのことだかさっぱりだ、という表情をしているとダーナは目の前にモニターを出す。
よく広い公園等にある、場所がのっている看板だ。
「俺達が今いる場所が此処ね。で、まあ……ある方に頼まれて、今日一日君に此の世界を案内してあげろって言われてるんだ」
「ある方って?」
反射的にそう尋ねるとダーナは少し困ったような顔をして、
「んー……なんていうか、まあそれは今日一日付き合えば会えるかもしれないから。とにかくまずは入学用品を買いに行かなきゃ」
苦笑しながらお茶を濁す男に少し苛立ちを覚えながらも頭の中を整理する。

(ていうか……入学用品って何だ?)
入学と言うからには何所かの学校に——ん?


何所かの学校に入学する?


(いやいやいやいやいや。それはないないないない。だって、普通に考えてさ、ないから。こういう展開って)
「じゃっまずはバーネットタウンから行くね。ちゃんと俺の手掴んでてよ? じゃないと危ないからね」
「え、ちょっと待——」
何かのデジャウを感じながらも私はそのまま意識を失った。

Re: 某一少女の白昼夢。 ( No.10 )
日時: 2010/12/18 19:36
名前: 嫁加、 (ID: pVoFPF2t)

Ⅱ章——「いいか? あそこに居る限り——目立った行動は止すことだ。死にたくなきゃの話だがな」


「——ん……いったた」
目が覚めると意識を失う前の出来事が脳内にフラッシュバックしてきた。
(そうだ、ダーナとかいう案内人? にバーネットタウン? っていうところまで……)
そこでハッとその前の出来事も思いだす。
(そうだ、入学がどうのこうのとか言ってたんだ!)
状況が理解出来たところで後ろからダーナに声をかけられる。
「羽ー仁羅っ様っと。やっと気が付いた? なら早速だけど……」
言葉の途中で私の声がダーナの声を遮ぎる。
「入学ってどういうこと?」
半分疑問、半分怒りで出来ているという声だった。

「あー君はね、明日からイノセント魔法魔術学園に通うらしいよ。で、今日はその為の準備」
あっさりという回答に驚き口をぱくぱくさせる。
(はあ!? そんなこと一言も聞いてないよ!?)
それに明日……!?

色々と疑問点はあったが——何より一番疑問だったのはその学校名だ。
(イノセント、までは良いとしてその後の魔法と魔術って何?)

おおよそ予想はついているが念の為確認をする。
「……その学園は何を勉強する所?」
「え? 学校なんだから魔法でしょ。あ、でもたまに魔術とかもあるかな」
……色々とツッコみたい点はあるがあえてツッコまずもう一度確認をする。
「此処は何所の国?」
するととんでもない答えが返ってきた。
「国? なわけないじゃん。此処は——魔法で成り立っているゴミ箱だからね」

Re: 某一少女の白昼夢。 ( No.11 )
日時: 2010/12/19 10:31
名前: 嫁加、 (ID: pVoFPF2t)

「魔法で——成り立っているゴミ箱?」
「ん。昔ね大して有名でもない白魔術師が居て、まあ優しかったっていう理由で、皆からめっちゃ信頼されてて信者も多かったんだけど……ある日国を建設したんだよね。皆が幸せになれる国」
無表情で淡々と言葉の羅列を吐き続ける。
「其処にある日ね——黒魔術師が来たのさ。世界でも一番最凶最狂最恐最強最悪の、ね。そして——大して実力のない白魔術師と世界最悪の黒魔術師。どちらが強いかなんって一目瞭然って訳」
(白魔術は確かに黒魔術っていう響きよりは弱そうな感じがする……。なんか黒魔術って呪いとか使いそうだし)

そこまで語ったところで一度はぁ、と小さくダーナは溜息をする。
「はぁ……で、まあ。その世界を黒く塗りつぶしちゃったんだ。真っ黒にね。其れがこの有様。そして——その黒魔術師はね、素質が有りそうな奴をどんどんこのゴミ箱に入れて逝ったのさ。ヒト? 人外? 微生物? 未確認物体? なんでもあり。才能がありそうな奴は全員此処逝き」
逝き———??
此処にはもう生きてる人間は居ないというのだろうか。
ということは此処は地獄?
私は死んだのだろうか?
さっき変なところに堕ちたところから?
それなら辻褄があう。
(ははは)
後はもう笑うしか出来なかった。


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