ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Raining -雨降りの日に-
- 日時: 2010/12/15 14:30
- 名前: 風浬 (ID: Y9gy.IyS)
はじめまして。
風浬(かざり)と言います。
読んでくださった方、どんな感想でもいいので、コメください!!
自分なりに頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします。
- Re: Raining -雨降りの日に- ( No.12 )
- 日時: 2011/01/19 15:06
- 名前: 風浬 (ID: Y9gy.IyS)
第3章は修正させていただきます。
すみません;
- Re: Raining -雨降りの日に- ( No.13 )
- 日時: 2011/01/19 15:25
- 名前: 風浬 (ID: Y9gy.IyS)
第3章 続く雨
翌朝、雨は珍しく降りつづいていた。
「樹理亜、ほら、雨降ってるよ。」
「ホントだ。」
カーテンを開け、母の立花に言う。
雨で、洗濯物は干せないし、自転車でも出かけられないというのに、母はどこかうれしそうだった。
しかし、樹理亜は嫌な予感がしていた。
「輝夕、公園行くのかな…。」
朝学活が終わり、1時間目の準備をしていると、やはり、輝夕がやってきた。
「樹理、雨、降ってるね。」
「うん。そうだね。」
うれしそうに話しかける輝夕にわざとそっけなく返す。
「ねぇ、ねぇ、公園、行こ!!」
「やだ。」
「なんで…。」
「輝夕、まだ夏だけど、私たち、受験生だよ?」
「わかってるよぉ。」
「なら…」
「でも、行きたいの!!だから樹理も…。」
「いや!!!」
「あっ…ごめん。」
「樹理、なんかあったの?」
「なんでもないけど、嫌な感じがして。」
「大丈夫!あたしが誘うんだから、樹理のことあたしが守る!」
「…。うん……。」
「じゃあ決まり!!」
「…。」
「放課後、ここで待っててね♪」
ついに決まってしまった。
何か、よくないことが起こる。
そんな予感がしてならなかった。
- Re: Raining -雨降りの日に- ( No.14 )
- 日時: 2011/01/31 17:42
- 名前: 風浬 (ID: vOrEmgsE)
第4章 放課後
放課後、雨は止まず、より一層激しさを増していた。
樹理亜は、仕方なく輝夕との待ち合わせ場所に向かった。
「樹理、やっと来た!!」
「あ、ごめん。」
「じゃ、行こう!公園。」
「…あ、うん。」
学校から約15分。噂の公園、雨見公園に着いた。
「う〜ん……。」
「いないね。」
「うん。……でも、もしかしたら林の中にいるかもよ??」
「うん…。」
雨見公園は、公園といっても、遊具は少なく、盆踊りなどをする広場と、不気味な林があるだけで、町の名前をつけるには寂しすぎる公園だった。
「いないなぁ…。」
「やっぱり噂は嘘なんじゃないの?」
「そんなことないって!」
「え〜…。」
「あたし、もっと奥のほう探してくるから、樹理はその辺で探してて!」
「うん。」
一人になると、林の中は異様に静かで不気味だった。
木々はうねり、根は地面に張り巡らされていた。
樹理亜はゆっくりと歩きながら、首つりとかあったらどうしよう…と考えていた。
輝夕は樹理亜とは対照的に、スタスタと凸凹した林の中を突き進み、「泣雨くん」を探していた。
なぜこんなに真剣に探しているのか、自分にもよくわからなかった。
ただ、「泣雨くん」に会いたかった。
2人が林の中に入って1時間。
さすがに諦めた樹理亜は一人、林の中で樹にもたれて輝夕を待っていた。
それから1時間経てっも輝夕はかえって来なかった。
時刻は既に6時半。さすがに暗くなってきて、輝夕も、今日は諦めて、樹理亜のもとへ向かっていた。
しかし、樹理亜はどこにも見当たらなかった。
「帰っちゃったか…。」
輝夕は一人呟くと、公園を出て、帰って行った。
その夜、輝夕は樹理亜が心配になり、樹理亜の家に電話をした。
樹理亜は帰っていなかった。
- Re: Raining -雨降りの日に- ( No.15 )
- 日時: 2011/03/31 14:43
- 名前: 風浬 (ID: udZFMs3r)
ずっと更新せずにいてすみません;
また書いていこうと思います。
- Re: Raining -雨降りの日に- ( No.16 )
- 日時: 2011/04/03 23:50
- 名前: 色茱萸 (ID: wJNgr93.)
お久しぶりです。
あ、元愛鬼茱萸ですww
また更新するんですか?
頑張ってください!
応援してます♪
でゎ☆
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