ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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____血の次に薔薇、そして死
日時: 2011/01/06 20:04
名前: I b  。 (ID: thDYr0mC)


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Re:     血の次に薔薇、そして死 ( No.4 )
日時: 2011/01/03 19:23
名前: I b  。 (ID: thDYr0mC)

4

俺は上半身を起こして抉られた所を見る。

完全に再生したようだ。

このまま死んでしまいたかった。

もう生まれて6000年以上経つ。

いい加減こんなこと…

疲れた。



ブーブー ブーブー


「はい」


<ノエル、そっちは大丈夫だったか?>


義理の父だ。


「昨日デーモンワールドに送ったジーズという男の兄と思われる奴が俺を襲ってきた」


<そうか… で?その男はどうだった>


「どうだったって?」


<デーモンワールドに送ったのか>


「いや、神が流した」


<… 分かった。 引き続き頼むぞ>


「了解」


仕事に戻るか…


「はぁーあ 待ちくたびれたわ」


「レマ…」


「何その顔は?せっかく迎えに来てやったのにねー」


「は?」


「は? じゃないでしょ。ありがとうでしょ?」


俺は無視をしてさっと立つ。


「仕事に戻る」


「もー ありがとうくらい言いなさいよっ」


「ありがとう」


「よろしい。じゃぁいきましょうか」


「ん」


俺とレマは1度ティーズワールドに行く。









「だ… だずげでぐれーーーーぇ…」




Re:     血の次に薔薇、そして死 ( No.5 )
日時: 2011/01/03 22:58
名前: I b  。 (ID: thDYr0mC)

5

静まり返った夜の街。

近くで男のうなり声が聞こえた。



「ぎゃぁぁ…」



静かな夜の街にその男の声だけが響く。


「レマは見回りを続けてくれ」


「1人で大丈夫なの?」


「余計な心配はいらない」


「らじゃっ」


俺はレマが行ったのを確認すると、早足で現場へと急ぐ。


「ぐぁぁああ…」


「何をしている」


居たのは3人の男。

2人が金属の棒を持ち、1人の男を殴っていた。


「助けてくれぇぇ…」


「お前達何をしている」


「見てわかんねぇ?殺してんのよ」


「ひゃひゃひゃひゃっ」


「どうしてだ?訳を説明しろ」


「はぁ?お前に言う意味なんかあんのかよ」


「めぇんどくせぇ、さっさとしろ」


「あ゛誰に向かって言ってんだよ」


「分かんねぇの?俺の目の前に居る2匹のドブネズミにだよ」


「んだとおらぁぁぁ!!!」


ガスッッ


男2人が振りかぶった棒が手に直撃した。


「あ、骨折れた。というわけでさよーなら。」


俺は自分の身長位の真っ黒な細い棒で額を突いた。

そうすると男の額には悪魔の刻印が刻まれる。


「デーモンワールドはキツイぞ?じゃぁな」


その瞬間男は灰に散った。


「うあぁあぁ」


「うるさいって、近所迷惑」


「に、にににに人間がぁぁ灰に…」


「んじゃ記憶消しとくから」



Re:     血の次に薔薇、そして死 ( No.6 )
日時: 2011/01/06 17:44
名前: I b  。 (ID: thDYr0mC)

6

【もしもし、誰、ノエル?】


「そうだ」


【もう終わったー?】


「とっくに終わってる」


【そう、こっちはまだ1人も発見してないんだけど】


「そんなの小型レーダーで探せば早いだろ」


【だってレマ機会オンチなんだもん。無理だよ】


「お前なぁ…」


【何よ】


「何年ラガンやってんだよ」


【うるさいなぁ】


「まぁとりあえず今日は引き上げ…」




   ガスッッッ



「っ…」


堅い何かが俺の後頭部を殴った。

その衝撃で小型無線機とレーダーが飛ぶ。


「誰だっ…」


後ろを振り返ったが誰も居ない。



ガン!!


腹を殴られ軽い吐血。

素早い動きに目が付いていかない。

飛ばされた無線機から俺を呼ぶレマの声がする。



「がッ… 何者だッ…!!」







Re: ____血の次に薔薇、そして死 ( No.7 )
日時: 2011/06/01 22:16
名前: I b + (ID: cX1qhkgn)



7


父さん…


父さん!!


ねぇ…  



死・な・な・い・で







「っ!」


「きゃっ!」


「ゆ…め?」


気が付けば、俺は真っ白なシーツのベッドで寝ていた。

右手には真っ黒な血が点滴でドクドクと自分の体内に入っていた。


「ユウラ…? ここどこ…」


「ここはブラッデリードのラガン専用の病院だよ」


「俺なんで…」


「もうっ! 大変だったんだから!」


ユウラは目に沢山涙をためて、俺の顔を見た。



「後頭部から何か堅いもので殴られてて…」


「俺なんで再生してないんだ?」


「その襲われる前にやった傷が深くて、血が十分に足りてなかったみたいだから、再生されないまま… しかも何時間も放置されてたんだよ!? レーダーがあったからすぐレマが追いかけた見たいだけど… レーダーなかったら… ぐず…」


「そっか… ありがとう…」




「へぇ〜〜?」



「!?」「!?」



ガチャ



ドアから手を組んでニヤニヤと入ってきたのはレマ。


「ユウラには素直にありがとうって言うんだぁ〜?」


「何が言いたい」


「私にはなかなかありがとうなんて言わないのに、ユウラにはそんなに可愛くなっちゃってさ。ユウラ、ラヴって感じ?w」


「レマったら!そんなんじゃないわよ!」


「ユウラ赤くなってる〜」


「まぁレマよりは断然ユウラの方が好きだけど?」


「え…?」


「へぇ〜?」


「レマみたいにしつこくないし。何より… 」


「?」「?w」







「俺に反抗しないジャン」







「出た出たノエルの俺様攻撃ー。じゃぁレマはお邪魔だから帰りマース」


そう言って出て行った。


「の…ノエルってばっ!」


「あ、別に好きとかじゃまったくないから。勘違いすんなよ?」


「/////! 誰が勘違いなんかっ! 馬鹿みたい!」


「赤くなってんじゃん」


「もう点滴の血、入れてやんない! その血の半分私のなんだからっ!」









Re: ____血の次に薔薇、そして死 ( No.8 )
日時: 2011/06/02 19:15
名前: I b + (ID: cX1qhkgn)



8


「じゃ、俺そろそろ仕事戻るわ」


「うん、次無理する時はほどほどにしてねっ 後始末するのあたしなんだから」


「りょーかい」


「じゃな」


「うんっ」



パタン




さてと、仕事に戻るか。



「っていうか…   レマ!  そこに居るんだろ? 出て来いよ」


「あら、戦闘にも恋にも鈍い人でも私が居るってきがついたんだ?」


「んだよ」


「ねぇ、あんた、その後頭部の傷誰にやられたの」


そういえば…


「後ろから突然だったから見てねんだよ」


「そのやった奴さぁ、ちょっと厄介かもね」


「は?」


「ラガン専用の病院にノエルが運びこまれる前に、レマが何とかしたからユウラは気付いてないけど、  吸い取られてたのよ。
ノエル自身の能力をね」


「… え…?」


「今レマも調べてあげてるのっ だから今はティーズワールドに出ない方がいいわ。どうせノエルのことだから、行ってまた仕事するんでしょ?あんたの力半分以上減ってるから… 今は取り戻すのが先よ」


「俺は行くよ。ティーズに居る人々を守らないと」


「っ!? ノエル!アンタ人の話ちゃんと聞いてた!?いくらあんたでも今回ばかりは引いたほうがいいよ!」


「ん、心配してくれてんだな。サンキュ。絶対帰ってくるから」


「消されるかもしれないのよ!? 死ぬかも… しれないの…」


「… だから俺は行くんだよ」


「え…?」


「そんな危険な奴ほっといて、他のラガンがやられたらどーすんだ?早く倒さないと。」


「で、でも!」


「それに… 俺の力が半分以上減ってるって事は、その取られた半分は相手の力になっている可能性が高い。ラガン1のこのノエル様が行かないで誰が行く?」


「じゃぁ! じゃぁ… レマも行ってもいい?…」


「… おうっ 俺について来いよ?」


「わかってるっ!」






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