ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Last winner
- 日時: 2011/01/05 22:25
- 名前: 音羽 ◆UL20W5qJWs (ID: unSI7YxP)
※誹謗中傷、荒らしなどといった行為はお止めください
※たまに、武器の名前が出てくると思いますがわからなかった場合ぐぐっちゃって下さい。URL貼り付ける場合もあるかもしれませんが
※実在の人物、地名とは全く関係のない風呂場で考え付いたフィクションです
※どうぞ、温かい目で見守ってやってください
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- Re: Last winner ( No.3 )
- 日時: 2011/01/05 22:59
- 名前: 音羽 ◆UL20W5qJWs (ID: unSI7YxP)
3話 入学
日和島に上陸した俺は早速、山の中腹を目指し登り始めた。
まるで、何かを試すような急斜面である。
それを登りきると目の前に、とてつもなく広大な土地が目に付いた。
完璧に整備されたグラウンド、しかも照明付。
屋内プール、宮殿を思わせるような門、きれいに敷き詰められた石畳
公立中学校に通っていた俺にとっては全てが新鮮に思えた。
「ようこそ、日和島高校へ!」
不意な挨拶で俺は、すこし驚いてしまった。
「ああ、どうも」
と軽く会釈をし、校門を通り過ぎて体育館に向かう。
荷物は、東京から宅急便で届くので直行で体育館に行く事になっている。
そして、体育館に入った俺は入学人数の多さにびっくりする
一般推薦200人 スポーツ推薦200人 一般入試150人 特別入試50人の
合計600人であるから当然であると言えば当然であろう。
しかし、ふとあることに気付く。
上級生がどう考えても600人いないのである。
2年は見た感じだと65,6人
3年に至っては、15,6人なのである。
校門で出迎えてくれた4人を含めてもどう考えても少なさ過ぎる。
そう思ったがとりあえず、入学式に出ることにした。
- Re: Last winner ( No.4 )
- 日時: 2011/01/05 23:06
- 名前: 音羽 ◆UL20W5qJWs (ID: unSI7YxP)
4−1、説明
入学式が始まる。
校長が壇上に上がった。
いつも通りの司会進行である。
しかし、この校長演説がその場を地獄に変えたのである。
「みなさん、ようこそ日和島高校へ
早速ですが、この高校のモットーを説明しましょう
『選んだ中からさらにいいモノを選ぶ』
といったものです。
こうは言っても多分、理解できませんよね?
要は、今から皆さんにしてもらうゲームがあります。
それは、サバイバル・・・。いやチーム戦といったところでしょうか?」
「いや、全然何言ってるかさっぱりわからないんですけどwww」
思わず、俺は声に出して言ってしまった。
しかしながら、みな口々に
「いや、イミワカンネw」
「え、何なのチョーうけるんですけどww」
とか言っている。
- Re: Last winner ( No.5 )
- 日時: 2011/01/05 23:22
- 名前: 音羽 ◆UL20W5qJWs (ID: unSI7YxP)
4−2
それを遮るかのように校長は続ける。
「では、そのゲームのルールを説明します。
まず、この始業式が終り次第各自の教室に行って頂きます。
そして、教室の机の中を見てください
そうすると、机の中には武器となるものが入っています。」
・・・
「「はぁ??」」
全く、顔もあわせたことも無い人々が口をそろえた。
まさしく、異口同音である。
校長は続ける
「そして、2人組を教室内で作ってもらいます。
そのペアでサバイバルを行うわけです。
もちろん、単独行動でも構いませんし、さらに大きなグループを作っても構 いません。
しかし、あなた方の中にシロと呼ばれる人を10人その中でもクロと呼ばれる
人を紛れさせました。
シロは、クロをごまかすために作った攻撃意欲の高い者です。
また、シロは誰がシロか完璧に把握しています。
そして、クロはそのシロのボス格です。
自分がクロということについては、本人しか知りません。
そして、ここが肝心
クロを倒すもしくは、最終ペアが20組になったら1年目は終了です。
みなさん、精々クロを倒すか20組まで減らしてくださいね。
ちなみに、この時期までにクロを倒さなかったもしくは、20組にならなかっ
た場合シロ全員は生き残りその他は処刑となります」
- Re: Last winner ( No.6 )
- 日時: 2011/01/05 23:30
- 名前: 音羽 ◆UL20W5qJWs (ID: unSI7YxP)
4−3
「ふざけんじゃねぇ!!!」
一人の生徒が怒鳴った。
「おやおや、ずいぶん威勢がいいですね。」
「俺たちは死ぬためにこの島に来たんじゃねぇぞ!」
「あなたは、出世するためにこの島にきたんでしょう?
当然、将来の確約をもらうためにはそれなりの代償が必要でしょう。」
「てめぇ・・!」
その生徒は靴を校長にむかって投げようとした
が・・・。
パンッ
乾いた銃声が轟き、その生徒の額に風穴が開いた。
「こんなのって、ありかよ・・・。」
俺は、小さく呟いた。
「毎年、入学式だとこういう生徒がいるんですよねぇ。
力の差がわかってないというか。
これだけのルールを作っているのだから、当然職員には重火器をもたせていますよ。
あ、一つ言い忘れました。
職員に向けて手を挙げた場合は即刻銃殺ですので。」
あたりは、一気に静かになった
- Re: Last winner ( No.7 )
- 日時: 2011/01/09 20:32
- 名前: 音羽 ◆UL20W5qJWs (ID: unSI7YxP)
一旦あげ
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