ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 雨待ち人。 第二話終了！
- 日時： 2011/01/30 11:17
- 名前： 涼原夏目 ◆YtLsChMNT. （ID: m26sMeyj）
- 参照： http://www.youtube.com/watch?v=vo7_VDRwCZg&feature=related
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初めましての方もそうで無い方もこんにちは、こんばんは、おはようございます。涼原夏目です。
今回は「哀恋」系の話を書きたいなーと思っております。
ちなみに「忘却の金曜日」を読むと話が少々面白くなるかと思われます。
題名の読み方は「あめまちびと」です。
【注意事項】
1.荒らし、誹謗中傷、複製目当ての方はブラウザバック推奨します。
2.涼原夏目が嫌いと言う方もブラウザバックを推奨します。
3.時々流血表現が有ります。
4.更新は遅いです。
以上の事が大丈夫！ と仰って下さる方は観覧してくださると光栄です。
【目次】
登場人物>>01
第一話「あの日から」
>>02 >>07 >>13 >>28 >>35 >>45 >>56
第二話「フラッシュバック」
>>62 >>66 >>68 >>70 >>79 >>85 >>91
【お客様】
螢様 白狐様 ポアロン様 アキラ。様 ゆｎ様 Desert Fox様
イメージソング(URL参照) 「百恋歌」
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- Re: 雨待ち人。 第二話終了！ ( No.103 )
- 日時： 2011/02/03 18:12
- 名前： 涼原夏目 ◆YtLsChMNT. （ID: m26sMeyj）
- 参照： http://さいきん放置しててすいません(汗
＞アキラ。様
はい、ようやく突破しました(笑
いえいえ私の文才なぞとんでもないですよー(苦笑
私こそアキラ。様を見習わねばっ！
＞風様
いえいえ、こちらこそ楽しいお話をありがとうございます♪
あ、はい年齢は中1です(脳内はもっとしｔry
いや、本当に私もまだまだですよ？
キャラは……逆に若い人が難しいんですよね。はい。
素晴らしいだなんて……あ、有難いです(笑
- Re: 雨待ち人。 第二話終了！ ( No.104 )
- 日時： 2011/02/03 19:01
- 名前： 涼原夏目 ◆YtLsChMNT. （ID: m26sMeyj）
- 参照： http://さいきん放置しててすいません(汗
「最近見かけないと思ったら事故って病院送りになったって本当？ 秋さん泣かせだよね〜ルイ兄って」
真夜中。詩っぽく言えば今日が明日に変わる時間。
現代の若者らしくコンビニへと行った僕は、突然そう話しかけられた。
……勿論そいつは人違いと言う訳でもなく(ルイと呼ばれてるし)、ボケている訳でもない(そっちの方が有難い)。
魅代真理。
そいつこと突然俺に話しかけてきた奴の名前である。
……苗字こそ違えど、生まれの親こそ違えど、一応は妹でもある。
「……お前、こんな時間に何用？」
「うわっ、話の返答くらいしてよ〜。寂しいじゃんかぁ、ルイ兄」
そう言って、真理は俺の肩をバシッと叩く。かなり痛い。
腹違いのせいだろうか。俺と真理は全くと言って良い程似てなかった。
地毛の茶髪も、性格に比例した天パも、俺には無い。
……勿論、嬉しいと言う意味での“無い”だけど。
「あーはいはい。と言うかお前高2だろ？ 家帰れ」
「いや、明日休みだし♪ 今友達待ちなんだよね〜」
人のテンションなど汲み取りもしない妹こと真理。
こいつ、真白さんみたいだな、とか思う。
こいつも真白さんも一応童顔だし、変人だし……でもあの人は天然じゃないか。
昔自分自身を退部まで追い込んだ顧問に復讐したとか言う逸話持ってるらしい。名前と反比例して黒い人だ。
……いや、今は真白さんなんてぶっちゃけどうでも良いけど。
「……よし、じゃあ俺が帰る。お前は友達と遊んどけ」
「いやいやいや〜そーんな連れない事言うなってルイ兄〜♪ 何で学校休みなのか知らないの？」
誰が知るか。と言うか早く帰らせろ。
早く帰らないと本当に秋がキレてしまう。
「最近この町で不審な事故が起こってるんだってさ」
…………はぁ？ 不審な事故、ねぇ……。
そんな事をボンヤリと考えていたら、真理が腕を絡ませてきた。
こう言う事をする真理は、大抵とんでも無い事をほざきだす。
「だから私と友達とルイ兄と秋さんの四人で雑談しよっ♪」
ほら見ろ。だからこいつは嫌いなんだ。
- Re: 雨待ち人。 第二話終了！ ( No.105 )
- 日時： 2011/02/05 10:07
- 名前： 涼原夏目 ◆YtLsChMNT. （ID: m26sMeyj）
- 参照： http://さいきん放置しててすいません(汗
あげます。
- Re: 雨待ち人。 第二話終了！ ( No.106 )
- 日時： 2011/02/06 20:24
- 名前： 涼原夏目 ◆YtLsChMNT. （ID: m26sMeyj）
「嫌だ。夕さんの所にでも行けば良いだろ」
「えーっ。夕兄は今日真白さんと飲むって言ってたし！」
……真白さん。何で貴女、こう言う時に……。
脳裏に浮かんできた童顔が特徴的な人を思い浮かべながら、重いため息をつく。
昔父方の叔父叔母に引き取られて、今はほとんど他人と言っても過言ではない真理。
だけど、時々こうしてあったりする事のある、奇妙な関係でもあった。
「……ボクもルイ先輩の家に行ってみたいな。面白そうだし」
と、ふと真理の後ろからそんな声がして、気付けばショートへアが印象的なボーイッシュな少女がやって来た。
桐ヶ野蛍。
真理の同級生で、真理の小学生時代にかなり面識のある奴。
外見の通りやや男っぽい性格で、色々な意味で話しやすい。
「よう、蛍。……と言うかお前ら二人で遊ぶ予定だろ？ 帰れ帰れ」
「いやさー、元々何処で遊ぶのか決めてなかったんだよね♪」
「悪い、ルイ先輩。ボクらは今根無し草なんだ」
真理と蛍は交互にそう言って、微笑む。
ふざけんなよお前ら、と叫びたくなったが流石にコンビニの中なので止めておいた。
そして叫びの代わりに溜息を着いて、仕方無しにその願いを承諾する。
秋も真理や蛍とは一応面識あるし……まぁ、良いや。
……と、心の中で独り言を呟きながら僕は真理と蛍を連れて外へと出た。
「ルイ先輩、良いマンションに住んでいるんだろう？ 羨ましいな」
「あぁ……。住んでると言うか、秋に無理やりと言うか……」
「あ、秋さんも居るんだね♪ 楽しそー」
いや、意外と怖いよ。
夜中に外出るだけでキレられちゃうし。
口に出さず心の中でそう言っておいて、また溜息をついた。
- Re: 雨待ち人。 第二話終了！ ( No.107 )
- 日時： 2011/02/07 21:48
- 名前： 涼原夏目 ◆YtLsChMNT. （ID: m26sMeyj）
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