ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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トリカゴゲーム殺戮ゲームの幕開け——コメントください><;
日時: 2011/01/11 16:28
名前: 桜音.*゜ (ID: S3B.uKn6)

はじめまして,桜音です^^
小説初心者なので,暖かい目で見守っていただければ幸いです。


*はじめに

・コメ返は非常に遅くなります。
無視してるわけではございません。
プロローグはこちらから>>1
登場人物はこちらへ>>2
ゲームのルールはこちらへ>>12

【序章.何気ない日常】
1話>>3
2話>>6
3話>>9
4話>>10
5話>>13

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Re: 鳥籠遊び〜cage game〜 ( No.5 )
日時: 2011/01/09 15:24
名前: 桜音.*゜ (ID: tCmJsotq)

>>4 


訪問ありがとうございます(´∀`)

また来て下さいねー☆

Re: 鳥籠遊び〜cage game〜 ( No.6 )
日時: 2011/01/10 12:40
名前: 桜音.*゜ (ID: S3B.uKn6)

2話 白紙の本


煉は本のページをめくる。


「えっ、真っ白じゃん!!つまんなーい!!」


桃花先輩は、白紙のページを見るなり、文句を言う。


「先輩が借りてきたんじゃないですか!」


私は、煉から本を取ってペラペラとページをめくるが、見事に真っ白だった。


「なんで、真っ白な本が図書館にあるんですの?」


涼子の言葉に、皆が納得する。


「なんでしょうね‥‥。」


劉斗君が首を傾げる。


すると、さっきまで本を呼んでいた月が、口を開く。


「‥‥桃花先輩‥。その本、どこにあったかわかりますか‥?」


「えっと、ミステリー小説のコーナーだよ‥?」



予想外な質問に、桃花先輩も戸惑っている様子だ。



「‥その本、昨日はなかった。」


月の言葉に皆が驚愕する。


「月、ほんまかソレ‥。ただの見間違いちゃうんか?」


「‥翼、私は嘘はつかない‥。」


月の言葉の後、しばらく沈黙が続く。


「じゃあ、行って見ようぜ!本があった場所に!」


煉が沈黙を破る。


「え、煉。本気なの‥?!」


「梓、怖いのか‥?」


「いや、別に怖くはないけど‥‥。」


「じゃあ、行くぞ!みんなはどうする?」


「行くに決まってんじゃん!」


桃花は、ブイサインを出す。


「‥‥私も行きたい。」


月も前へ出る。


───────結局、ミステリー研究部8人で図書室に向かった。


「失礼します‥‥」


譲は恐る恐る扉をあける。


「譲、そんな恐がらなくてもいいんちゃうか〜」


「つ、翼だって足震えてますよ!」


「こ、こりゃあ‥‥貧乏揺すりや‥‥‥はは‥‥ははは‥。」


「譲君に翼、置いていきますわよ。」


涼子の言葉に2人はあわててついてくる。


────────
図書室は珍しいことに、誰も居ない。


「あ、月たんここだよ!」


桃花先輩は本があった所を指差す。


「‥‥これは‥」


月が言い掛けた時だった。



───────ぱっ。



いきなり図書室の証明が落ちた。

「な、何があったの!何も見えない‥‥」


私は、運良く電気スイッチの側に居た。


─────ガン


私の頭に、激痛が走った。



私はそのまま、気を失ってしまった。


朦朧とする意識の中、見えたのは黒い影だった。

Re: 鳥籠遊び〜cage game〜 ( No.7 )
日時: 2011/01/09 18:04
名前: ポアロン (ID: rb3ZQ5pX)
参照: やはり風邪を引いたようだ

むむ、電気を消されたということは、実は中に人がいたってことですかな?← 何はともあれ一体その書物が何なのか…気になりますね〜><

Re: 鳥籠遊び〜cage game〜 ( No.8 )
日時: 2011/01/09 20:46
名前: 桜音.*゜ (ID: hMtE.UVn)

>>7 


訪問ありがとうございます(´∀`)


今携帯なので、パソコン時に小説見に行きますね!
携帯だとスレッドの書き込みが見れないので‥。

Re: 鳥籠遊び〜cage game〜 ( No.9 )
日時: 2011/01/10 12:39
名前: 桜音.*゜ (ID: S3B.uKn6)

3話 仲間


───────う、うーん‥‥。


私はパッと目を覚ますと、何処かの地下通路みたいな場所に寝ていた。



「そうだ、みんなは‥!」


辺りを見渡すと、みんなが近くに横たわっていた



「煉、涼子、劉斗君、桃花先輩!月、譲、翼!」


私はみんなの名前を呼び、起こした。


「あれれ‥?私たちなんでここにいるの‥?」


桃花先輩は、辺りをキョロキョロしながら言う。


「どれくらいの時間眠っていたのでしょうか?」


涼子は、ホコリを払いながら心配そうに呟く。


「どうやら、どっかの地下通路みたいやな。なぜ、こないな所におるんやろ‥‥。まぁ、とにかく出口を探すで」


翼の言葉に、皆頷き、歩き出す。


「‥‥ま、真っ暗だよ‥。どうしよう!!」


「もう譲君!男の子が恐がっちゃダメだよ!」


桃花先輩は譲の背中を叩く。


「‥みんな。」



不意に月が立ち止まる。



「どうかしたか?月」


煉は月に目線をあわせる。


「みんな、右手首をみて‥‥」


月の言葉に、皆が右手首をみる。


─────こ、これは‥‥!!



「まぁ、綺麗な腕輪ですわね。でも何故‥‥」


「この“10”って刻まれた数字も気になりますね。」


劉斗君は腕輪を色々いじっている。


「とにかく、出口を‥‥」


私が言い掛けた時‥‥‥。



「「そこに誰か居ますか〜!?」」



声が聞こえて、3つほど人影が見える。


「どちら様でしょう‥‥。」


涼子は相手に近づいていく。



──────


「いや〜助かったよ!うちら3人だったら心細くてさぁ〜。あ、うちは遊佐えりか!そこの、鳥橋高校の3年生だよ!」


えりかさんは、笑顔で手を差し出す。


「私は、南高校の2年。藤宮梓です。」


私も手をだし、えりかさんと握手を交わす。


「あ、こっちの男の子が同級生の、田辺星夜!その隣が星夜の妹の紗夜ちゃん!」


星夜さんと紗夜ちゃんは、深々と頭を下げる。


「えっとこっちは────」


私は皆を一通り紹介する。



えりかさん達に話を聞いた所、えりかさん達も私達と同じような状態らしい。



いきなり本に吸い込まれて、気付けば“10”という数字が刻まれた腕輪‥‥‥。


─────一体、どんな意味なのだろうか。


「とにかく、ここで会ったのも何かの縁ですし‥。出口までご一緒しませんか?」


涼子が話を持ちかける。
涼子は、昔から少々わがままなな所があるが、人との付き合い方はうまいほうだ。


「そうだね〜!レッツゴー!!」

えりかさんが先陣を切って歩き出す。


「あ、えりかちゃん待って!」


負けじと桃花先輩も、後ろに続く。


─────しばらく、わいわい進んでいると‥‥。


「あれ、階段じゃないか?」


煉が指差すほうには螺旋階段が続いている。


「よぅし!えりかと桃花ちゃんに続け〜!!」


えりかさんが走りだし、皆も走りだす。


階段がなくなり広い所に出た。


「ここ、どっかのホテルかなぁ?」

えりかさんがあちこち見ている。どうやらホテルのロビーみたいな所だ。



すると


─────ガタガタガタン!!!


いきなり、あがって来た階段の入り口とホテルの入り口らしき扉が硬い大きな壁でふさがれた。


「な、なんや‥‥どうなってるんや!」


翼が叫ぶと‥‥


────ギィイイ‥‥


奥の宴会場みたいな扉が開いた。


「なに、私達を誘ってるの‥?」

私は呟きつつ、前に進んでいた。


「梓!何やってんですの?」


涼子の声がまるで聞こえないかのように‥私は、奥の宴会場みたいな扉に吸い寄せられていった。


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